宮崎大学農学部

産業動物衛生学研究室

Since 2007.12.29.
2016.9.23更新

最近の家畜衛生情報は下記をクリックしてください。
宮崎大学産業動物防疫リサーチセンター防疫戦略部門

本HP掲載写真の無断転写を禁止します。
(個人情報保護法の観点から、写真などその多くを削除することとなりました。2013.5.22)
このHPに記載された内容についての文責は末吉にあります。
内容の問い合わせは、末吉(クリック)にお願いします。



お知らせ

2016.11.26






2016.11.26







2016.12.8-9




東海大学農学部
緊急避難
(熊本地震)ミニブタさん
はくあ、ちび、でか、はっかい、りく
みな元気でぇ~す。

2016.5.18~ 

雄のはっかいとりく
牙と鬣が立派です。

雌のはくあとちび

雌のでか
熊本地震被災のため、緊急避難でやってきました。
仲良くしましょう!!
東海大学農学部の早々の再開を祈念しております。


 『創・養・守・攻』の防疫戦略
社会はボーダーレス、それは畜産衛生も例外ではなく、平常時からの国際防疫ネットワーク作り「創り、養う防疫」が必要です。非常時に慌てないように準備と啓発が必要です。宮崎大学産業動物防疫リサーチセンター防疫戦略部門(CADIC)は南九州の畜産フィールドを活用した産官学連携による産業動物防疫の研究テーマに取り組み、国内・海外に発信しています。また、海外からの越境性家畜伝染病の侵入阻止のための水際防疫および初動防疫による迅速な封じ込めの「守りの防疫」の啓発・講習会に加えて、口蹄疫等発生国への防疫技術伝達および防疫に関する国際教育・研究拠点を構築し、海外技術協力と共に国内への病原体の侵入リスクを軽減化させる「攻めの防疫」に努めています。 

家畜防疫動画マニュアル

再配布開始

2016.5.2~
ご要望は→
末吉(クリック)
一般用、獣医師用 増版 各50部できました!!
当部門では、家畜防疫に関する動画マニュアルを作成しました。
①一般向け→防疫服の着脱法、豚舎内外洗浄・消毒法、消石灰散布法、石灰乳塗布法
②獣医師向け→鶏の気管・クロアカスワブ採材法、AIキット検査法、豚の採血・採糞法、豚の剖検と採材法
DVDプレビュー動画アップクリック

New!!
③口蹄疫関連防疫マニュアル(目視検査(牛)、埋却地、フーロバング検査など)   視聴クリック

DVD無料、送料着払です。
ご容赦ください。


緊急 奨学寄付金募集

家畜防疫動画マニュアル作成
上記の通り、現在、DVDを無料配布中です。
今後も
①鳥インフルエンザ防疫作業の流れ
②牛、豚、鶏のハンドリング
③2010年口蹄疫時の防疫作業
等々について、記録された膨大な動画を編集して作成していきます。
その際の、資金援助をお願いします。


ご賛同いただける方は
 連絡先 ← をクリックしてください。













クリック→  豚流行性下痢(PED)解説更新 (2014.12.25)


PED情報一本化
PED情報一本化
下記をクリックしてください。

産業動物防疫リサーチセンター防疫戦略部門





大学の子豚



2015.10.18
子豚さんを迎える準備です。


電気系統のシーリング


資材の洗浄


ケミカルハザード対策
(日本式ハロウィーン(仮装)ではありません)


洗浄剤、消毒剤、熱湯動力噴霧器の準備


さあ~、開始
シロクロレンジャー
(写真承諾書あり)




子豚オールイン前の洗浄・消毒です。
環境を清潔にして、みんなで大事に育てていきます。
負けるな! PEDに!








豚舎環境の洗浄・消毒法の研究、豚のハンドリング実習など実施します。
学生たちがもっと豚さんを好きになってくれるように教育に活かします。
皆さん応援よろしくお願いします。







スタッフ     教職員   末吉へメール
 大学院博士課程(4年間)
 学部学生(6年間)
 課程修了生・研究室卒業生進路状況
研究・
 教育紹介
 産業動物衛生学入室シラバス
獣医衛生事情  最近の獣医衛生事情(国内と海外の衛生事情) 2011.10.1.以降は移動しました→こちら
 2011.3.11.東日本大震災-畜産関係事象2011.10.1.以降は移動しました→こちら
2010年口蹄疫              2010の口蹄疫について
 口蹄疫疑似患畜の1例目の臨床症状及経過観察について
 口蹄疫に注意
 口蹄疫公開講座
 鹿児島県口蹄疫防疫演習
 口蹄疫パネルディカッション
 口蹄疫・絆シンポジウム
 合同慰霊祭
 口蹄疫情報
 口蹄疫対策について意見
 口蹄疫防疫活動 宮崎大学
 獣医衛生学研究室の口蹄疫防疫活動
 口蹄疫防疫活動末吉メモ
 韓国の口蹄疫流行拡大
 台湾の口蹄疫
 研究室行事    卒業論文研究発表会・審査会
 産業動物衛生学専修実験発表会
 花見
 キャンプ
 ボーリング大会
 ビアガーデン
 博士課程修了生・学部卒業生記念集
 歓送迎会
 お問い合わせ  電話&FAX:0985-58-7282
 e-mail: ここをクリック


スタッフ紹介
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教員
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職種 教授(兼任)、(専任→宮崎大学産業動物防疫リサーチセンター(副センター長)  
氏名 末吉益雄 メール
研究テーマ 元気の出る、世界に通用する畜産のための家畜防疫戦略。 詳細→クリック
一 言 多 言 ☆好調な時ほど危機が訪れる。安心だ、問題がないと考えること自体が問題。問題はいつでも存在する。【安藤百福】
☆世の中には幸も不幸もない。ただ、考え方でどうにもなる。【シェークスピア】
☆従来の教育には、「教」はあっても「育」がない。育てるということは、「成功」の味をしめさせ、「失敗」に学ばせること。【西堀栄三郎】
☆やってみるまでは不可能にみえる【ネルソン・マンデラ】
☆軍隊の指揮者は、現場からのリポートに依存することなく、自分で現場へ出かけて行き、自分の目でみる。【ピーター・ドラッカー】
☆飛行機は飛び立つときより着地が難しい。人生も同じ。【本田宗一郎】
 
職種 助教
氏名 上村涼子  メール →平成24 年度の宮崎大学女性研究者奨励賞の受賞uemura0329.pdf へのリンク
研究テーマ
牛の呼吸器Mycoplasma感染症
牛や豚の腸管感染症(原虫と細菌の複合感染にアプローチ中)
一 言 多 言
「自灯明、法灯明」こうありたいと思っています。本研究室の純血種です。敷居の低い(ない)研究室として、しなやかに強く動くことを目指します。
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職員
職種 技術職員
氏名 NU
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博士課程大学院生 
学年 2
氏名 渡山恵子

農林水産大臣賞(最優秀賞) 第57回全国家畜保健衛生業績発表会(2016.4.20)
研究テーマ 豚のオーエスキー病の撲滅と清浄化維持対策
アピール
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 修士課程大学院生 
学年 1
氏名 森脇祥江
研究テーマ 計画中です
アピール 明るく元気に頑張ります!
学部学生
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学年 6
氏名 中村有紀子
研究テーマ 馬増殖性腸症の予防へ向けた研究
The Prevalence of Campylobacter in the wild birds captured around suburban settlements in Nairobi, Kenya
アピール 野鳥やコウモリの捕獲は任せて下さい。国試のことももちろん忘れていません。
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学年 6
氏名 大森 麻里子
研究テーマ 生菌製剤の投与による豚の免疫系への影響の検討
アピール 今年度の目標①就職・卒論・国試合格②体脂肪率を豚に近づける
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学年 6
氏名 三城せいら
研究テーマ Mycoplasma bovis による好中球アポトーシス誘導の株による違い及びサイトカインの発現について
アピール 純日本人です。
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学年
氏名 行友俊弥
研究テーマ 豚舎の環境衛生対策に関する研究
アピール
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学年
氏名 上野 泰
研究テーマ ・LAMP法を用いたLawsonia intracellularis検出法の検討
・馬増殖性腸症の疫学研究ならびに臨床診断に関する研究
アピール 座右の銘:酒は二日を以て制す。 趣味:Myシクラメンを愛でる。
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学年
氏名 礒貝勇輔
研究テーマ 計画中
アピール
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学年
氏名 佐藤航
研究テーマ 計画中
アピール
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学年
氏名 新屋友梨
研究テーマ 計画中
アピール
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キャンプ
2016.9.10-11
(写真掲載承諾書あり)




日本獣医学会
2016.9.6-8
(写真掲載承諾書あり)

発表お疲れ様でした。





講座卒業生の進路状況(1999年以降)
2015年度 北海道大学獣医大学院(1)
大分県家畜診療所(1)
ケニア留学帰国就活中(1)

2014年度 大分県家畜保健衛生所(1名)
大分県食肉衛生検査所(1名
福岡県(1名)

2013年度 兵庫県小動物病院(1)
福岡県小動物病院(1)

2012年度 熊本県家畜保健衛生所(1)
福岡県小動物病院(1)
2011年度 鹿児島県家畜保健衛生所(1)
富山県家畜保健衛生所(1)
製薬企業・産業動物(1)


2016.1.10来室(写真承諾書あり)
2010年度 鹿児島県家畜保健衛生所(1)
広島県家畜保健衛生所(1)
静岡県家畜保健衛生所(1)
2009年度 小動物病院(1)
宮崎県家畜保健衛生所(1名)
飼料企業(1名)
大分県家畜保健衛生所(1名)
(写真承諾書あり)
2008年度 宮崎県NOSAI連合(1名)
NOSAI北海道(1名)
農林水産省(1名)
2007年度 宮崎県食肉衛生検査所(1名)
宮崎県家畜保健衛生所(1名)
鹿児島県家畜保健衛生所(1名)
小動物病院(1名)
2006年度 宮崎県食肉衛生検査所(1名)
NOSAI連合・豚担当(1名)
食肉関連会社(1名)
獣医関連出版会社・猫担当(1名)
2005年度 小動物病院(2名)
県庁: 食肉衛生検査所(1名)
2004年度 養豚場管理獣医師(2名)
2003年度 農林水産省動物検疫所(1名)
動物看護士学校教員(1名)
小動物病院(1名) 大動物診療所(1名)
市役所: 保健所(1名)
2002年度 養豚場管理獣医師(1名)
県庁: 家畜保健衛生所(2名)

(写真承諾書あり)
2001年度 大動物診療所(1名)
2000年度 県庁: 家畜保健衛生所(1名), 保健所(1名)
小動物病院(1名)
1999年度 博士課程進学(1名)



平成28年度『産業動物衛生学研究室』仮入室(V4生)用シラバス

○「獣医棟3F感染症ユニット利用案内http://www.agr.miyazaki-u.ac.jp/~vet/jinjyu/labusersguide」を熟読・厳守。
○その他、当研究室のHP http://www.agr.miyazaki-u.ac.jp/~vet/hygine/HP/index.htm参考。

ウザイでしょうが、敢えて記しておきます。

当講座の基本。
【 あいさつ 】

1.朝のあいさつ

 朝のあいさつは1日の始まりでとても大切です。

 「おはよう」、「おはようございます」と元気よく挨拶しましょう。小学生に言うようなこと、今更、言わないでほしい。と言われますが、このことは、社会に出て、益々、身に沁みて大事であることが判るようになります。今からでも遅くありません。訓練しましょう。自分のためです。そのことで、気分が爽快になります。1日のスタートです。

 何かの都合で遅く出てきた場合でも、「すみません。遅くなりました。おはようございます」とあいさつしましょう。

 2.席を外す場合

 すぐ戻る場合でも、できるだけ周りの人に「○○へ行って来ます」と行き先を伝えて、行き先表に表示しましょう。

 3.外出する人や戻った人に

 外出する人には「いってらっしゃい」、戻ってきた人には「お帰り」とあいさつをしましょう。

 4.帰宅時

 自分のやることが終わったら「お先に失礼します」と言って帰ります。




ビアガーデン&ボーリング
2016.7.1

産業動物衛生学研究室
(写真掲載承諾書あり)

梅雨空の中、
幸運にも天気に恵まれ、楽しいビアガーデン!!
何年かぶりに鈴木くんも参加!!
梅雨を吹き飛ばしました。






観桜会 2016.4.9
産業動物衛生学研究室&動物生産疫学研究室合同企画
(写真掲載承諾書あり)


新四年生幹事ありがとうございました。
由地先生、遠矢先生ご夫妻、隅田先生ありがとうございました。
カイボウ&リンパンの皆さんありがとうございました。
雪様桜舞う、朗笑溢れる新年度に相応しいいい観桜会でした。
さぁ~、新たなチャレンジ スタートです!!



 卒業式 2016.3.24




おめでとうございます。

平成27年度 歓送迎会
2016.3.6
新旧交代
新社会人として、頑張ってください。
我が研究室へ ようこそ!
(下記全員から写真掲載承諾書受領)


アイドル誕生!!

平成27年度 講座忘年会
2015.12.12
皆様、今年一年お疲れ様でした。
来年も良い年でありますように!
(下記全員から写真掲載承諾書受領)



平成27年度 卒業論文研究発表会・審査会
2015.11.27
6年生、お疲れ様。
(下記全員から写真掲載承諾書受領)



キャンプ(2015.9.12-13)



ビアガーデン(2015.7.11)



ボーリング大会(2015.7.11)


優勝チーム 由地、後藤、三苫、大森チーム    優勝(個人) 嶋田



2015.6.21-24第7回国際新興再興豚病学会(京都市)(承諾書あり)




見事 STUDENT AWARD 受賞
おめでとうございます。



2015.4.11
1年ぶりに子豚が戻ってきました。
みんなで大事に育てています。
負けるな! PEDに!


(写真掲載承諾済)


2015年度BBQ(お花見) 2015.4.4
雷雨の予報でしたが、雨男sが元気がなかった?おかげでいい日和となりました。

 「学生によるインターンシップ報告会」

下記の日程で報告会が開催されました。
発表していただいた5-6年の先輩達、ありがとうございました。
また、16年生、祝日にもかかわらず、たくさん参加していただきありがとうございました。

 日時 平成26429() 13時~17時
 場所 獣医視聴覚教室
 対象 獣医学科学生 参加者62名 

内容(10分間発表、5分間質疑応答)
********************************************
  分類                                   学年 氏名
********************************************
   小動物開業                        5年 O
   動物園                                6年 I 
   産業動物開業(豚)              6年 S
   産業動物開業(牛)              6年 F
   県職公務員(家保)                  6年 F
                                         5年 K
   企業(保険会社)                 5年 T
   農林水産省(動物衛生課)     5年 T
   研究機関(動衛研)                 5年 G
   OIE                                    6年 K
   海外研修 (豪州)              5年 N
   JAVS合宿                          5年 T
********************************************
1. 志望のきっかけ
2. 研修先の概要
3. 研修内容(プログラムなど)
4. 宿泊など滞在環境と旅行手段
5. 研修で新しく得たもの
6. 研修全体に対する所感
7. みんなへのメッセージ
8. その他
アンケート集計→iken.pdf へのリンク

 日時 平成27429(水) 13時~16時
 場所 獣医視聴覚教室
 対象 獣医学科学生 参加者62名 

内容(8分間発表、5分間質疑応答)時間厳守

① 小動物開業 K(5年)(香川県)
② 水族館 Y(6年)(マリーンパレスうみたまご)(大分県)
③ 野生動物 N(6年)(道東野生動物保護センター)(北海道)
④ 牛 A(6年) (上川中央NOSAI)(北海道)
⑤ 豚 M(6年)(開業 ピグレッツ(株))(千葉県)

休憩(10分間)

⑥ 公務員 F(5年) (都城家畜保健衛生所)(宮崎県)
T(6年)(農林水産省)(東京)
⑦ 研究 G(6年)(動物衛生研究所)(茨城県)
⑧ 海外留学など N(6年)(トビタテ!留学JAPAN)(米国)
⑨ 馬 K(6年) (社台ホースクリニック) (北海道)

1. 志望のきっかけ
2. 研修先の概要
3. 研修内容(プログラムなど)
4. 宿泊など滞在環境と旅行手段
5. 研修で新しく得たもの
6. 研修全体に対する所感
7. みんなへのメッセージ
8. その他

アンケート集計→2015.4.29shyukei.pdf へのリンク







以下、想ひ出(氏名なしです。写っていないヒト、変に写っているヒト、ごめんなさい。)
(個人情報保護法の観点から、写真などその多くを削除することとなりました。2013.5.22)

(個人情報保護法の観点から、写真などその多くを削除することとなりました。2013.5.22)
卒業生の写真を多く掲載していましたが、全ての方から承認を文書で得ることは困難と考え、削除しました。

宮崎県は黒毛和牛、豚、ブロイラーの生産基地です。
しかしながら、その貴重な子牛、子豚、雛が死亡したり、発育不良になったり、その被害は大きいままです。
産めよ、増やせよの増頭計画の前に増収入計画を立て、
次の若者がやりがいのある儲かる畜産を今年度も目指していきたいと思います。

 宮崎県を基地に南九州、九州地区、西日本そして日本の畜産を元気にすることを目標に務めます

獣医を呼ばなくていいくらい自分のところは健全な農場と自信を持たれているあなた!
見逃していませんか?
動物の健康被害を

警察のいない平和な暮らしならいいですが、
警察のいない無法地帯では困ります。
定期的に健康診断をしてくれるかかりつけの獣医さんを見つけましょう。
健康保険です。

目指せ、元気な畜産!!!!!
宮崎県を応援します。
当研究室の卒業生が3名も出演しています。
一度ご覧あれ!!
宮崎県獣医師の案内
http://www.pref.miyazaki.lg.jp/contents/org/fukushi/eisei/jui/p2_careerup.html

http://www.pref.miyazaki.lg.jp/contents/org/kakushu/jinji/shokuin_boshu/job/

宮崎県農場衛生管理マニュアル(要約版)
http://www.pref.miyazaki.lg.jp/parts/000148933.pdf


過去のHP掲載承諾書あり写真館


平成26年度歓送迎会(2015.3.7)
(写真掲載承諾書あり)


6年生へ いよいよ新社会人。祈念 健闘
3年生へ ようこそ! 衛生研へ


平成26年度産業動物衛生学研究室専修実験発表会

 
コクシジウムおよび大腸菌感染マウスモデルを用いた生菌製剤による症状軽減化
産業動物衛生学研究室 4年 大木 万由子



子豚への 高濃度亜鉛添加飼料給餌の与える作用
産業動物衛生学研究室 4年 大森 麻里子



食肉処理場搬入 黒毛和種牛における Mycoplasma bovis浸潤調査
産業動物衛生学研究室4年 三城 せいら

2015.3.13
4年生、お疲れ様!!
(承諾書受領)



平成26年度産業動物衛生学研究室忘年会
(写真掲載承諾書あり)

皆様お忙しいところありがとうございました。
今後ともどうぞよろしくお願いします。




2015.2.14日本産業動物獣医学会(岡山市)(承諾書あり)



(写真掲載承諾済)

産業動物衛生学研究室の病性鑑定が
10000検体となりました。
臨床現場で頑張っている獣医師の先生からの依頼数です。
それだけ、病気で困っている農家さんがおられ、
また、病気で苦しんでいる動物がいたことになります。
当研究室に所属してくれた17年間の実績です。
10000頭分の診断をし、
その10倍、100倍の数の動物の命を助けたと信じています。
これからも努力して参ります。
皆様のご協力をお願い致します。




2014 CRWAD 12.7-9, Chicago, IL., USA(承諾書あり)


国際学会で発表(2014.12.7-9)



平成26年度 卒業論文研究発表会・審査会

2014.11.28
6年生、お疲れ様。
(下記全員から写真掲載承諾書受領)





2014.10.4日本産業動物獣医学会(鹿児島市)(承諾書あり)



平成25年度産業動物衛生学研究室専修実験発表会
 
MLVA を用いたMycoplasma bovis 国内分離株の分子生物学的型別の検討



豚増殖性腸炎ワクチン投与子豚におけるLawsonia intracellularisの動態



鶏舎入口および踏込消毒槽の細菌調査と踏込消毒槽分離菌の消毒剤感受性試験
2014.3.14
4年生、お疲れ様!!
(承諾書受領)

国家試験合格おめでとう


2014.3.14(全員承諾書あり)

平成25年度 卒業論文研究発表会・審査会
2013.11.29.
6年生、お疲れ様。
(下記全員から写真掲載承諾書受領)





(全員承諾書あり)


卒業式2014


おめでとうございます。

病鑑勉強会 in ISHIGAKI 2014




(船倉先生、神川先生 ありがとうございました。2014.3.26)



宮崎県は2010年発生した口蹄疫の特徴的な症状のカラ-写真を掲載した小冊子を2万部作成し、畜産農家、市町村、JA、畜産団体などの他、国、他の都道府県、大学獣医学部などに配布する。宮崎県内向けに約12000冊、県外へ8000冊を予定。症状写真集はA49-ジ。具体的な写真54枚を掲載、局部を拡大している。
(注末吉考 この症状は2010年宮崎発生タイプのもの→次回異なるタイプのものが侵入すると症状が異なる場合があるので、要注意です。流行中の診断は、同じタイプが伝染しているでしょうから、臨床症状も大体同じでしょうから、診断も比較的分かりやすいでしょう。
しかし、最初の発見は、かなり困難です。「まさかぁ~、他に出てるとは聞いていないから違うだろう~」とするとその間にウイルスを広げてしまうことになります。「違うかも知れないが、獣医師に診てもらおう」という勇気が必要です。その依頼を受けた獣医師は、さらに、混乱しないで、類症鑑別をする必要があります。困難であれば、家畜保健衛生所に連絡しましょう。家畜保健衛生所も皆が皆慣れているわけではありません。判断が困難であれば、躊躇せず、勇気と責任を持って動物衛生研究所に写真を送付し状況を説明しましょう。)



火山灰(都城で採材、粒径約1mm)を体積割合が0%、5%、10%、20%、30%となるように水道水および5%消石灰水にそれぞれ加えて混和後、静置し上清のpHを測定した。(2011.3.1., 測定者; KI&KF)
火山灰のpHに対する影響はあまりない。

口蹄疫に関する全国一斉の防疫実態調査及び机上防疫演習の実施について
http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/katiku_yobo/k_fmd/pdf/boueki_ensyu.pdf
2 月を口蹄疫対策強化月間とし、全国47 都道府県を対象に国内の牛豚全飼養農場でのウイルス侵入防止措置の実施状況等の防疫実態調査を実施するとともに、口蹄疫が発生・拡大した事態を想定した机上防疫演習を実施
2.防疫実態調査について
(1)方法
全都道府県が、牛豚飼養農場全戸を対象に、以下の内容について電話での聴き取り及び聴き取りの状況からみて必要な場合には立入調査を実施
(2)主な調査内容
・口蹄疫の一般的な症状等への理解度
・農場での防疫対策の実施状況(毎日の家畜の健康観察、農場を出入する車両等の消毒やその記録、管理者以外の立入制限等) 等
(3)その他
調査の結果については、2 月中に農林水産省へ報告
3.机上防疫演習について
(1)方法
各都道府県が、県内の畜産密集地帯において、口蹄疫の発生があったと想定して、迅速な感染状況の確認調査、殺処分、ワクチン接種等に必要な体制が構築できるかを確認
(2)主な報告事項
・発生農場の飼養規模及び飼養形態
・移動制限、搬出制限区域内の畜産農家の戸数及び飼養頭数
・移動制限・搬出制限区域の範囲及び消毒ポイントの位置
・発生農場の疫学調査及び疫学関連農場の検査に必要な人員・機材の算出
・発生農場についての殺処分・埋却に必要な人員・機材・埋却地の算出
・一定地域のワクチン接種及び接種畜の殺処分・埋却等に必要な人員・機材の算出 等
(3)その他
演習の結果については、2 月中に農林水産省へ報告

火山灰 pH
0% 5% 10% 20% 30% 50%
2月2日 6.11 6.87 6.64 6.64 6.50 6.78
2月3日 6.43 7.04 7.12 7.22 7.16 7.09
2月4日 7.05 6.99 7.11 6.98 6.78 6.63
2月5日 7.26 7.10 7.36 7.27 7.14 6.91
2月6日 7.22 7.57 7.67 7.47 7.29 7.19
2月7日 7.60 7.67 7.75 7.64 7.50 7.21
2月8日 7.52 7.56 7.56 7.56 7.73 7.40
火山灰 採材日 2月2日
採材場所 宮崎県宮崎市学園木花台
採材方法 ほうき、ちりとりにて採材
希釈水 水道水
希釈容器 10ml遠心チューブ
静置温度 20℃位
測定者 FN 


踏み込み消毒槽に消石灰を水道水に混ぜて、5日間pH測定しました。
また、4%炭酸ソーダ水に混ぜて測定しました。
下記の通りです。
水道水に5%混ぜたのみでも5日間pH11以上を維持しました。
測定者(KI)


家畜衛生週報(平成23年1月17日, No.3136, p.3)
NAHNo.3136(2011).pdf へのリンク


S H Yoonらが韓国分離株について公表↓
Korean serotype A virus was linked with those from Laos.
Korean serotype O viruses were divided into three clades and were closely related to isolates from Japan, Thailand, the UK, France, Ireland, South Africa, and Singapore, as well as Laos.(Arch Virol on line Jan. 2011)

2010年の韓国で発生した口蹄疫ウイルス血清型A株はラオスの株と関連していた。
2010年の韓国で発生した口蹄疫ウイルス血清型O株は3つに分類され、ラオスと同様に、日本、タイ、英国、フランス、アイルランド、南アフリカとシンガポールの分離株と深く関連していた。(末吉訳)


高病原性鳥インフルエンザ

2011.2.3.大淀川河畔
道路脇のコンビニに寄ったら、その裏手の川縁で、
カモの集団が舞い降り、草をついばんでいた。
全てのカモが高病原性鳥インフルエンザウイルスを持っているとは限らないが、

この川岸を散歩している人たちがいたら、靴底に糞が付き、
そのまま運んでしまう恐れがある。

カモが悪いわけではないが、
共存していく道を模索しなければならない。


今季、養鶏場で発生した鳥インフルエンザ9件のうち6件が宮崎県。1日も疑い例が報告された。鶏の殺処分などの対応に追われるなか、新燃岳の噴火の影響も出始めた。新燃岳のふもとにある都城市の養鶏場は連日、鳥インフル予防のため鶏舎前に消石灰をまいて消毒していたが、噴火による降灰が始まってからは取りやめた。県の調査では、火山灰はpH56.2の賛成。一方、消石灰は強アルカリ性。火山灰の上に消石灰をまいても灰ごと風で飛んでしまうため、市内では消石灰の散布をやめる動きが広がる。(朝日新聞 22日)
と報道されていますが、当研究室で、実際にpHを測定しています。
近日中にHPに掲載します(末吉)。
 
今のところ、中性領域を示しています。消石灰との混合についても測定してみます。



韓国  '10年/ '11年の高病原性鳥インフルエンザの疫学調査の中間結果
2011年11月28日  韓国の口蹄疫(1年間を振り返って 今)
韓牛は暴落、豚肉は高騰 農家の明暗分かれる 口蹄疫発生から1年
韓国内の畜産市場を未曾有の大混乱に陥れた口蹄疫が29日で発生1年目を迎える。この1年間、国内の畜産市場は、いつにも増して大きな変化を経験した。韓牛価格が急落したのに対して、豚肉は大きく値上がりした。また、口蹄疫に漬け込んで、世界の畜産業者の間では、韓国に自分たちの豚肉を売るための競争が激化した。
変化の渦巻きに巻き込まれたのは肉類市場だけではない。口蹄疫で乳牛の数が減り予想しなかった原乳大乱が起きてから、原乳価格の上昇とともに代替商品である豆乳販売の伸びる「風船効果」を生んだ。口蹄疫発生1周年を迎え、口蹄疫が生活と経済に与えた影響と意味を分析した。
●韓牛の墜落、豚の疾走
口蹄疫発生後、国内畜産市場で最も目立つ二つの変化は、「韓牛価格の急落」と「豚肉価格の急騰」だった。昨年、平均3万5000~3万8000ウォン線で取引された韓牛(カルビ500グラム1等級の小売価格基準)は、口蹄疫発生と同時に値下がり始め、11月は平均2万1800ウォン(23日まで)で取引された。
一方で、昨年に7000~8000ウォン台で取引された豚肉(三枚肉500グラム・中品基準)の価格は口蹄疫以降、価格が急騰し、今年夏には一時、最高1万7000ウォンまで値上がりした。牛と豚のいずれも「口蹄疫による殺処分」があったが、市場に与えた波及効果はどう違ったのか。
韓牛は今年初めに発生した口蹄疫で15万1000頭が殺処分された。少なくない数だが、にもかかわらず今年の韓牛市場は、引き続き供給過剰(全国で約300万頭と推定)状態だった。ここ数年間、韓牛価格が高止まり状態が続くと、韓牛を飼育する畜産農家が増え、供給が需要を上回る状況になったのだ。
とくに今年初めに発生した口蹄疫は、相当期間、家畜の移動やと畜が制限されていた韓牛市場を直撃した。飼育が終わっても、市場に出せなかった牛が今年4月3日の「移動およびと畜制限の解除」を受けて一気に市場に市場に出されたため、韓牛価格の急落に繋がったのだ。
こういう状況のなか、一部の消費者は「(疾病に露出された)韓牛より、むしろ輸入牛の方が安心できる」として、韓牛よる半分以上の安い輸入牛肉を選んだ。政府と畜産業界は、「軍隊の給食に韓牛肉の使用」「韓牛肉の半値セールズ」などの対策を打ち出したが力不足だった。農林水産食品部・畜産政策課の関係者は「口蹄疫感染牛の殺処分にもかからわず、今年の韓牛飼育規模は、史上最大水準だった」とし、「今後少なくとも1~2年は韓牛価格の下落傾向は続くだろう」と見込んだ。 一方、韓牛より20倍も多い331万8000頭の豚が殺処分された豚肉市場は、年間を通じて激しい供給不足現象が続いた。とくに子豚を生むのに必要な種豚と母豚が33万頭も殺処分され、豚農家は立ち直りに苦しんだ。
●輸入肉の全盛期
口蹄疫発生後、豚肉が庶民物価上昇の主犯として浮上すると、政府は輸入豚肉に対する関税率を一時的にゼロにする割り当て関税適用を切り出した。これによって、輸入物量は急増。
10月末までに、今年韓国の豚肉輸入量は32万2062トンと、昨年同期間の輸入量(14万8430トン)の2倍(117%増)に増えた。輸入牛肉も昨年10月末までに20万3381トンが入ったが、今年同期間に4万トンが増えた24万4626トンが輸入された。
海外の畜産業者らによる攻撃的な国内市場への進出も、輸入肉の増加を加速させた。ポーランド、ハンガリーのような東欧圏の国々をはじめアイルランド、ドイツ、スペイン、チリ、米国、メキシコ、フランス、オーストリア、カナダ、ベルギー、フィンランド、豪州、スウェーデン、オランダ、デンマークの17ヵ国の畜産業者らは、口蹄疫を契機に「機会の地」となった韓国への輸出を強化した。これらの国々は、今年中に、前年に比べて、少なくは2倍から多くは22倍まで韓国への豚肉輸出を増やした。しかし、最近は、国産豚肉価格が前年同期水準まで安定してから、輸入量は次第に減少する傾向を見せている。
●注目される豆乳
予想できなかった打撃は、他にもあった。口蹄疫で約4万頭の乳牛が殺処分されたため、原乳供給が不足したのだ。政府は、当初、牛乳の品不足現象について一定の予想はしていたが、これが「原乳混乱」にまで発展するとは思わなかった。 酪農農家は今年7月、「口蹄疫で900頭あまりの乳牛農家が廃業し、乳牛の数も大きく減った状況下で、現状では採算が合わない」として原乳価格の値上げを要求した。酪農農家が原乳供給の中止にまで踏み切り、結局、牛乳価格は先月、小売店基準で9.5%値上がりした。 牛乳供給が不安定化してから現れた現象の一つは、消費者たちが食品業界が牛乳の対案として「豆乳」に注目し始めたことだった。クラウンベーカリー、トレジュール、ア・トゥーサム・プレイスなどの製パン・コーヒー業界は最近、次々と牛乳の代わりに豆乳を入れたメニューを作った。「ベジミル」を作って販売しているチョン食品側は、「今年の売上が前年同期に比べて22%も伸びた。昨年は3300億ウォン規模だった豆乳市場が、今年は4000億ウォン規模に成長した」と話した。Eマートでは、今年10月の豆乳販売量が昨年同期に比べて45.1%も急増した。(報道情報)
2011年2月7日 12時

国立獣医科学検疫院は、2010年12月29日、忠清南道天安と全羅北道益山(イクサン)で発生して以来実施してきた疫学調査の解析結果をもとに、侵入要因と伝播要因を中間発表した。

○2011年2月6日までに5つの市道(16の市郡)で、合計40件、高病原性AIが発生。
畜種別:アヒル28件(肉用20件、種アヒル8件)、ウズラ・キジ各1件 、鶏10件(採卵鶏5件、種鶏3件、ブロイラー1件、地鶏1件)
- 地域別:全羅南道21件、京畿道11件、忠清南道5件、全羅北道の2件、慶尚北道1件

今回、国内で発生したHPAIは、感染した畜種に応じて、臨床症状が多様に現れた。

○種アヒルの場合、へい死はほとんどないが、急激な産卵率の低下が特徴的
○肉用アヒルは、主に25?40日齢で発生し高いへい死率
○鶏では、日齢に関係なく、非常に高いへい死率

【侵入要因】
2010/2011年に、国内で発生したHPAIの侵入原因は、渡り鳥によるものと推定しているが、その根拠は以下の通り。

○2010.11.23日から2011.2.6日までに、全羅南道海南、全羅北道益山、京畿道平澤、蔚山広域市蔚州など7つの市道の地域の野鳥(回収糞の5件を含む)で、H5N1が17件分離された
※H5N1が分離された野鳥:オオハクチョウ、マガモ、トモエガモ、オシドリ、ワシミミズク、タカなど
○野鳥の分離株と国内発生農場の分離株の遺伝子解析の結果、同じグループ(HA遺伝子2.3.2クレード)であることを確認。
○国内の野鳥分離株は、'09年から'10年にモンゴルのオオハクチョウで分離された株、'09年に中国青海で分離された株に近縁
※ウイルスの遺伝子の相同性; 99.8%('10年オオハクチョウ)、99.7%('09年オオハクチョウ)、99.2%('09年カンムリカイツブリ)

【伝搬要因】
また、国内に流入されたHPAI(H5N1)ウイルスは、農場の近くに生息する感染野鳥(渡り鳥など)の糞に汚染された人や車両が農場を訪問することで流入した可能性が最も高く、また次のような直接的間接的接触で侵入したものと推定される。(40件中22件)

○感染した渡り鳥などの糞便によって汚染された食物残さの給与による侵入
○感染した渡り鳥などの直接接触(放し飼いの場合)による侵入など、

一方、全羅南道霊岩、羅州などの多発地域内の農場間での伝播は、汚染農場を出入りした飼料・もみ殻車による伝播の可能性が高く、そのほかにも、汚染農場を訪問した人的・物的な移動によって広がったものと推定している。(40件中18件)  


高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N1)がマウスを死亡させることが実証されました
(
Virology, In Press, Available online 19 January 2011, Differential host gene responses in mice infected with two highly pathogenic avian influenza viruses of subtype H5N1 isolated from wild birds in Thailand. T. Hayashiら)。
養鶏場近くで、ネズミが死亡していた場合、HPAIウイルスを大量に保有している可能性があるので、鶏へ感染しないように注意してください(2011.2.6.末吉)。

20095月から6月中旬にかけて青海湖地域Gengahai Lake273羽の死野鳥が見つかり、3種類の野鳥から11株のH5N1ウイルスが分離された。これらの遺伝子は全て100%ホモロジーを示し、ウイルス株QH09と命名した。遺伝子系統解析の結果、このQH09遺伝子はクレード2.3.2に属していた。PA遺伝子は2005年青海湖から続いている系統に属するが、その他の遺伝子は独自のクラスターを形成した。QH09PA以外の遺伝子に最も近縁なものは、2007年香港コサギ、2008年北海道ハクチョウから分離されたH5N1ウイルスで、その他の近い遺伝子タイプのH5N1ウイルスは全て野鳥から分離されたものである。今回ウイルス分離した地域も近辺に農家はなく、家禽から伝播した可能性は低いと考えている。H5N1ウイルスが野鳥で流行し伝播している可能性を示唆するものの、野鳥がいかにしてH5N1を伝播させるのか分かっていない
(Emerging Infectious Diseases, Volume 17, Number 2 - February 2011New Avian Influenza Virus (H5N1) in Wild Birds, Qinghai, China,Yanbing Li,ら)。

これから先、シベリアなどで渡り鳥間でウイルスの伝播が拡大すると、来年以降、益々、鶏感染の危険性が増すこととなるのではないか(2011.2.6.末吉)。


 養鶏農家・養鶏関係者の皆様へ
 平成19年10月 社団法人全国家畜畜産物衛生指導協会
高病原性鳥インフルエンザの発生を防止するために
~飼養衛生管理チェック表とポイント~ 
(1)人・車輌等による侵入の防止
(2)野鳥・野生動物による侵入の防止
(3)飲用水、飼料の汚染による侵入の防止
(4)鶏舎内外の整理・整頓・清掃
(5)鶏の健康管理  及び取扱い
(6)鶏糞の処理
(7)鳥インフルエンザに対する理解と教育
   早期発見・早期通報
   高病原性鳥インフルエンザが疑われる場合には直ちに家畜保健衛生所や獣医師に連絡してください
   病原体の散逸防止
 高病原性鳥インフルエンザの発生を防止するためのポイント
(1)人・車輌等による侵入の防止 
  ・農場出入口:外来者の出入りを監視したり、外来車輌の消毒等を確認しましょう。
・鶏舎出入口:外来者の出入りは最小限度とした上で、衛生的な区画と非衛生的な区画を分離しましょう。
衣服等に伝播するのを防止できる構造にしましょう。
・鶏 舎 内:踏込消毒槽と手指消毒用手押し式消毒器または消毒薬噴霧器を設置しましょう。 
(2)野鳥・野生動物による侵入の防止
  ・鶏舎には2cm角以下の網目の防鳥ネットを上から覆うように、ゆったりと垂らすように張り、間隙を塞ぎましょう。また、破損が見つかったら、直ちに補修しましょう。
・防鳥対策と同様、間隙を塞ぎ、ネズミの侵入を防止しましょう。
・ネズミを見つけた場合、その侵入経路を見つけ、捕獲装置の設置、殺鼠剤の使用により駆除しましょう。
・鶏舎周辺、農場敷地周縁及び農場内道路へ消石灰を散布しましょう。
・鶏舎の中に入ったら、すぐに扉を閉めましょう。
(3)飲用水・飼料の汚染による侵入の防止
  ・新鮮な水道水を使いましょう。(貯留したままにすると塩素濃度が低下します。)
・水道水以外を使用する際には、鶏が飲む時に遊離塩素濃度が0.1ppm以上含まれるように調整を行い、濃度は定期的に確認しましょう。
・飼料タンク付近にこぼれ餌がないよう、常に清潔を保ちましょう。
・倉庫等は、鶏舎と同様に野鳥等の侵入防止及びネズミの駆除を徹底しましょう。
(4)鶏舎内外の整理・整頓・清掃
  ・鶏舎内外の整理・整頓・清掃や鶏舎周辺の草刈りや木の伐採、電柱等の撤去により、ネズミや野鳥の繁殖場所をなくしましょう。
5)鶏の健康管理及び取扱い
  ・不健康な鶏は、病気に感染しやすくなります。健康な鶏を飼養するため、健康な鶏の導入や死亡鶏の適切な処理を行うことが重要です。
・鶏舎内の環境整備(適正な飼養羽数と良い換気)や鶏への適正な飼料の給与など一般的な飼養管理の向上に心がけることが重要です。
(6)鶏糞の処理
  ・鶏糞は農場内で適切な水分管理をして十分に発酵させましょう。(中心温度70℃以上)
・やむを得ず、農場外に持ち出す場合は、鶏糞から他の農場への病原体の拡散に注意しましょう。
・鶏糞処理施設には防鳥ネットを張りましょう。
(7)鳥インフルエンザに対する理解と教育
  ・日頃から従業員の鳥インフルエンザに関する知識の習得に努めましょう。
〈飼養衛生管理チェック表〉
 (1)人・車輌等による侵入の防止
ア 農場出入口 ア)農場への人・車輌の入場制限
・農場出入口に門を設置し、常に閉めていますか
・農場出入口に「部外者立入禁止」等の看板を設置していますか
・入場車輌は指定された場所に駐車していますか
イ)入場車輌・物品の消毒
・入場車輌の消毒を行っていますか
・農場へ持ち込まれる物品を消毒していますか
ウ)農場専用衣服等への更衣
・更衣場所は、交換前の衣服等の汚れが農場専用の衣服等へ付着しないような構造になっていますか
・農場内専用の衣服、履物等は清潔に保たれていますか
・農場入場者は農場内専用の衣服、履物等に着替えていますか
エ)消毒槽の設置
・更衣場所の入口・出口に踏込消毒槽を設置していますか
・消毒槽の消毒液は毎日交換していますか
 イ

鶏舎出入口  
ア)部外者の入場制限
・部外者の鶏舎への入場は禁止していますか
イ)鶏舎専用の衣服等への更衣
・更衣場所は、鶏舎外の汚れが鶏舎内へ持ち込まれないような構造になっていますか
・鶏舎入場者は鶏舎内専用の衣服、履物等に着替えていますか
・鶏舎内専用の衣服、履物等は清潔に保たれていますか
ウ)消毒槽の設置
・更衣場所の入口に踏込消毒槽を設置していますか
・消毒槽の消毒液は毎日交換していますか
エ)器材等の洗浄・消毒
・鶏舎内へ持ち込まれる器材等は洗浄・消毒していますか
ウ 鶏舎内 鶏舎内での消毒
・鶏舎毎の鶏舎入口に踏込消毒槽を設置していますか
・消毒槽の消毒液は毎日交換していますか
・各鶏舎内に手指用の消毒器を設置していますか
(2)野鳥・野生動物による侵入の防止
 ア 防鳥ネット・金網を以下の場所に設置していますか
・鶏舎
・袋詰め飼料などを保管する倉庫
・鶏糞処理施設
・防鳥ネットの網目は2cm 以下ですか
・防鳥ネット等は上から覆うように、ゆったりと垂らすように張っていますか
・防鳥ネットは破損が見つかったら、直ちに補修していますか
・防鳥ネット等と屋根・柱の境等の小さな隙間を塞いでいますか
イ ネズミの駆除
・防鳥対策と同様に隙間を塞いでいますか
・ネズミの侵入経路を確認していますか
・捕獲装置や殺鼠剤などにより駆除していますか
ウ 鶏舎・農場周辺の消石灰散布
  ・鶏舎周辺や農場敷地周辺へ定期的に2~3m幅で消石灰を散布していますか
エ 鶏舎入場後の閉扉
  ・鶏舎の中に入ったら、すぐ扉を閉めていますか
(3)飲用水、飼料の汚染による侵入の防止
ア 飲用水の汚染防止
  ・新鮮な水道水を使用していますか(貯留したままにすると塩素濃度が低下します)
・水道水以外を使用する場合、塩素の調整及び定期的な濃度点検を行っていますか
イ 飼料の汚染防止
  ・飼料タンク付近にこぼれ餌がないよう常に清潔にしていますか
・倉庫は、鶏舎と同様に野鳥等の侵入防止を徹底していますか
・倉庫は、鶏舎と同様にネズミの駆除を徹底していますか
(4)鶏舎内外の整理・整頓・清掃
  ・鶏舎内外の整理・整頓・清掃を定期的に行っていますか
・鶏舎周辺の草刈りや木の伐採、電柱などの撤去を行っていますか
(5)鶏の健康管理及び取扱い
ア 導入鶏の健康確認
  導入鶏の健康を確認していますか
イ 死亡鶏の取扱い
  死亡鶏は毎日取り出し、羽数を記録していますか
・死亡鶏の羽数が異常な場合、直ちに家保に届け出ていますか
・死亡鶏はポリ容器や厚手のビニールに入れていますか
・死亡鶏は専門業者に処理委託していますか
ウ 出荷鶏の引き渡し
  出荷鶏は指定の場所で処理業者に引き渡していますか
エ 家保等への連絡
  鳥インフルエンザが疑われた場合には、直ちに家保や獣医師へ連絡していますか
オ 鶏の抵抗性の向上
  良好な鶏舎環境や適正な飼料給与など一般的な飼養管理の向上に心がけていますか
・他の疾病の予防のための適正なワクチン接種をしていますか
(6)鶏糞の処理
  ・鶏糞は農場内で発酵により処理していますか
 〈やむを得ず未処理の鶏糞を農場外へ持ち出す場合は〉
   ・運搬車輌からのこぼれ防止をしていますか
   ・ホコリの飛散防止をしていますか
   ・タイヤの洗浄・消毒を徹底していますか
   ・専用の衣服等を着用していますか
(7)従業員の知識習得
  ・日頃から従業員の鳥インフルエンザに関する知識の習得に努めていますか
  評価
・適正に行われている場合 :○
・適正に行われていない場合 :×
・行う必要がない項目 :-

社団法人全国家畜畜産物衛生指導協会
〒113-0034 東京都文京区湯島3-20-9 緬羊会館内
TEL 03(3833)3861 FAX 03(3833)3864
【別添】パンフ・チェック表.pdf へのリンク


10例中7例が宮崎に集中!!
晴天、温暖な気候→冬鳥の休息場として適切。
鶏が多い。
だけでは説明できない。
宮崎の監視態勢に問題はないか

鶏、牛、豚の頭数と
監視獣医師の数のバランスが崩れているのではないか。
国内都道府県の家畜頭数とそれを監視する獣医師整備体制を見直す時期に来ている。

家畜防疫員の数を家畜飼育戸数わりではなく、
家畜頭数に合わせた配備が必要である。

その上で、
家畜飼育環境指導など徹底すべきである。
(2011.2.2.末吉考)


このHPAIは動物検疫所では止められない。
天(渡り鳥)から舞い降りてくる。

カモが飛来する池、川、貯水池の近い養鶏場ほど危険。
カモは養鶏場には行かない。
しかし、
カモと養鶏場を何かがウイルスの橋渡しをしている。

今一度、野鳥だけでなく、陸生の野生動物が侵入しない対策を!!

宮崎大学鳥インフルエンザ対策委員会
(2011.1.24.設置)
応援態勢
発生状況確認検査および鶏卵清浄検査
獣医師派遣人数
1月26日 完了 3
1月28日 完了
1月29日 完了
1月30日 完了 11
1月31日 完了
2月1日 完了 5
2月2日 完了
2月3日 完了
2月4日 完了
2月5日 完了
2月6日 完了 10
2月7日 完了 8
2月8日 完了 8
2月9日 完了 4
2月12日 完了 8
2月13日 完了 7

高病原性鳥インフルエンザ
発生状況検査・清浄性確認試験作業例
T役場集合
  確認農場の当時割り当て
  獣医師1名、市町役場案内係(農場内に入らない)1名
  1日1農場のみ
1日目  8棟 ブロイラー農場 14日~16日齢 コブ 50,000羽
聞き取り調査の後、全羽目視後、20羽から血液と気管・クロアカスワブ採取
翼静脈からの採血(舎内は暗く、血管は細い、遠視であることを忘れていた)
腰が痛い、足が痺れる。
1~9日齢を除いて、心臓採血は禁止とのこと
ゴーグルが曇らない物となっている(保護めがね(ゴグル型)(重松製作所)EE-60Fの防曇効果は優れている。)
マスク(マスク NIOSH Approved Respirator もなかなかいい。アヒル口
作業途中で、新たに2件高病原性鳥インフルエンザ疑いが出たことを聞かされた。
2日目 5棟 レイヤー農場 約300~400日齢 BB(ボリスブラウン)SO(ソニア) 40,000羽
作業終了後新たに大分で疑いが出たとのうわさを農場から聞かされた。
3日目 8棟 レイヤー農場(育雛) 12日齢~73日齢 BB, J(ジュリア) 12,000羽
4日目 2鶏舎(カゴ) 愛玩 1歳~3歳齢 チャボ(6羽)、地鶏(地頭鶏 12羽)
5日目 2鳥舎(平飼い) 孵卵 7ヶ月齢~1歳半齢 キジ 320羽
 隣の野菜畑の野菜がヒヨドリに食べられ無残な姿に
 養鶏場には石灰が配付されているが、それ以外の飼い鳥農場には配付されていない
 今日から発生状況検査については採血なしとなった(清浄性確認検査では採血実施)。
6日目 2鶏舎(平飼い) 愛玩 雛~3歳齢 地鶏 22羽


Q1. 宮崎のカモは増えているのか
Q2. カモの高病原性鳥インフルエンザウイルスの保有率は増加しているのか
Q3. ハト、スズメ、ヒヨドリは感染しているか、していないのか、感染した場合、ブッシュの中等に落ちて、ネズミ、イタチ、カラスが食べているのか。
Q4. そのネズミ、イタチは大丈夫なのか。カラスは5年前の京都事例で高病原性鳥インフルエンザウイルスに感染すると死亡することが報告されている。


高病原性鳥インフルエンザの防疫に係る動員協力について
(修正版2011.2.5.現在→随時更新されます)


1 動員要請期間:平成23年2月6日~平成23年2月26日
(上記期間中でご協力いただける日を事前にお知らせください。)

2 業務内容
(主に以下の(1)~(3)の業務を行っていただきます。)
(1) 発生状況確認検査(1回目の清浄性確認検査)
 (発生農場周囲半径10km以内の農場を対象に実施。)
  【検 体】
     ① 血液
     ② 気管スワブ及びクロアカスワブ
  【検体数】
     ① 死鳥を全鶏舎から各3羽 
     ② 生鳥は以下のとおり
     (ⅰ)1鶏舎の場合7羽
     (ⅱ)複数(2~8)鶏舎の場合は鶏舎数の2分の1以上から1鶏舎当たり2羽採材
      (ⅲ) 9鶏舎の場合は、1農場当たり8羽
     (ⅳ)1農場10鶏舎以上有る場合は、鶏舎数の3分の1以上から1鶏舎あたり2羽を採材
*原則1農場当たり10羽以上
*死鳥が不足する場合は、衰弱鶏を対象とする。

(2) 清浄性確認検査
(発生状況確認検査の10日後以降)
    【検 数】 上記に同じ
    【検体数】 上記に同じ

(3) 飼養衛生管理のチェック
点検表に基づき、飼養衛生管理をチェックする。
(1)、(2)の検査と兼ねて約50項目の点検を実施。

(4) 例外協議による制限区域内の家きん卵出荷に係る目視検査
    家きん卵出荷前に農場に立ち入り、飼養家きんの目視検査を行い異常の有無を確認する。また、初回出荷に当たっては、出荷先、出荷ルート及び消毒等について留意事項を記載した指示書を発行する。

(5) 例外協議による制限区域内の家きん出荷に係る目視検査
    家きんの出荷前に農場に立ち入り、飼養家きんの目視検査を行い異常の有無を確認する。また、初回出荷に当たっては、出荷先、出荷ルート及び消毒等について留意事項等を記載した指示書を発行するとともに、出荷先処理場まで車両で同行する。

(6) 例外協議による制限区域内の死亡家きん等の移動に係る目視検査
  現在、協議中

(7) 発生農場関連の疫学調査
    
3 集合場所
  (別紙参照)
 
4 集合時間
  *集合場所と時間が変更になる場合は事前にご連絡いたします。

5 動員協力いただける皆様へのお願い
 * 車両の手配に苦慮しておりますので、動員に加え、可能であれば車両の協力もお願いいたします。
 * 誠に恐れ入りますが、ボランティアとしての動員にご協力お願いいたします。

別紙
 集合場所及び業務内容
*清浄性検査は鶏舎点検を含みます。
*状況に応じて日程、集合場所、業務内容が変更になることがあります。 

 高病原性鳥インフルエンザ検査 材料採取における注意事項
(1) 器具・機材・・・・持っていくものをチェックする。 
□ 防疫服(タイベック等)  □ アルコール綿花  □ ビニール袋(大)
□ 手術用薄手手袋 □ 針付シリンジ(23G・2.5ml) □ ビニール袋(小)
□ マスク □ 真空採血管(血液) □ ボールペン
□ ゴーグル □ 使用済み針入れ □ マジック
□ キャップ □ 試験管ラック □ 調査票
□ ブーツカバー □ スミロンチューブ 15ml用(PBS入り) □ バインダー
□ 長靴 □ 綿棒(大) □ 消毒薬(パコマ)
□ バケツ □ 綿棒(小) □ クーラーボックス(氷入り)
□ ブラシ    
(2) 聞き取り調査
調査票(別添)に従い、記入してください。 (できるだけ詳細に聞き取り、記入をお願いします。)
    異常鶏など気づいたことがあれば、家保に病鑑依頼する。
(3) 検査材料・・・・採取した血液(血清)では抗体検査、スワブではウイルス分離検査を行います。
    検査羽数・検査対象鶏舎については別紙参照。
検査の鶏は、農場主に捕鳥を依頼してください。(鶏が驚き、移動して圧死する事がある)
血液       :2~3mlをシリンジで採取後、真空採血管に注入保存。
気管スワブ   :綿棒を気管に挿入、数回前後させスワブを採取し、スミロンチューブに封入。
クロアカスワブ :綿棒によりクロアカスワブ採取後、スミロンチューブ(PBS入り)に封入。

学内向け高病原性鳥インフルエンザ対策パンフレット
gakunai.pdf へのリンク

2011.1.27.
日本における高病原性鳥インフルエンザの確認状況


口蹄疫流行拡大(韓国)

口蹄疫終息??(報道情報 325日)
2010年11月末に慶尚北道安東で初めて発生してから116日ぶりに政府が事実上の口蹄疫終息を宣言。政府は、政府中央庁舎で金滉植(キム・ファンシク)首相と劉正副(ユ・ジョンボク)農林水産食品部長官ら関係閣僚らが参加する中、「家畜病防疫体系改善および畜産業先進化案」を発表。金首相は、「政府は口蹄疫に対する安定した統制が可能だと判断し、危機警報段階を深刻段階から警戒段階に下げる」とした。
 国内で5回目の発生となった今回の口蹄疫は、これまで11の市・道の75郡で150件が発生。

 特に政府が口蹄疫防疫対策としてワクチン接種を決めるまでは殺処分後に埋却する方式で対応したため、全国12市・道の81郡で家畜が埋没処理された。家畜別には▽牛15万871頭▽豚331万7864頭▽ヤギ7535頭▽鹿3243頭など6250の農家で347万9513頭の家畜が埋められた。
いまでも全国85カ所の家畜市場が閉鎖されており、795カ所に移動統制警戒所が設置され一部地域の家畜移動を制限している。
 埋却処理と口蹄疫拡散を防ぐために莫大な人員と装備も投入された。公務員48万9140人をはじめとして軍人・警察・消防公務員・民間人など延べ197万4055人が「口蹄疫との戦争」を行った。この過程で防疫作業に参加した公務員8人が命を失った。掘削機も1万7998台動員された。口蹄疫による財政所要も大きく、埋却補償費1兆8000億ウォンをはじめ3兆ウォン近くかかった。
(報道情報 325日) 
まだまだ油断できない(末吉考)。何故なら、2000年時も少なくとも3/12に侵入しており、2010年も3月中旬には侵入しているようである。口蹄疫はオールシーズンであるが、春節(旧正月)が終わった2月-3月は「口蹄疫防疫強化月間」にすべきだ。韓国では、この冬、消毒液が凍結して、充分な消毒ができなかった。今、雪融けシーズン。環境中に生きたウイルスが露出してくる時である。水際防疫の強化と、地域、そして農場のバイオセキュリティを高めてほしい。

中間まとめ(韓国国立獣医科学検疫院, 2011.2.2.)
感染拡大の主因として、政府の初動対策の遅れなどを指摘した。
慶尚北道安東地域で見つかった再発1例目の初動対策が遅れたことで他地域に拡大したと分析する。同地域では昨年11月23日に疑似患畜の申告があったが、簡易抗体検査で安易に陰性と判定、対策を取らず、発生が確定したのは28日だった。抗体分析から、口蹄疫は11月中旬に発生していた可能性が高い。
 安東地域から200キロ以上離れた京畿道北部で発生した事例については、1例目が確定する10日前に、安東地域の発生農場から、ふん尿が同道に運び込まれたことが感染の原因とした。また、同道の坡州、漣川地域は養豚農場が既に感染したにもかかわらず移動制限されず、口蹄疫が全国に拡散したとした。
 口蹄疫に感染しても、潜伏期の2週間以内は特別な症状がなく、ウイルスを排出する。このため中間報告は、潜伏期に移動制限しなかったことが拡大の大きな原因と分析した。 寒波で防疫に障害がでたことも拡大につながったと分析する。ただ、空気伝染、飼料や精液による汚染、野生動物による伝染などは、具体的な証拠・事例がなかった。 同院は「農家自らの防疫措置が何よりも重要だ」と指摘。
(1)ワクチン接種後も、最短1カ月間は徹底的に遮断防疫や消毒を行う
(2)寒波により消毒が不十分となり、周辺にウイルスが潜伏する恐れがあるので、解氷期には周辺消毒を徹底的に行う
 ――などを呼び掛ける。

 

口蹄疫:全国拡大、流入源は?

「震源地」はどこなのか。

 保健当局は「慶尚北道安東市の農業従事者3人のベトナム訪問が、口蹄疫の最も有力な流入経路だ」としているが、当事者たちは「個人に責任を転嫁するのは強引ではないか」との立場を示している。国立獣医化学検疫院は1日、「昨年1128日に口蹄疫が初めて発生した安東市臥竜面のソヒョン養豚団地を中心にウイルス流入過程を調査した結果、ベトナムを旅行したクォン氏(56)の農場が最初の発生地で、流入源となったと推定される」と発表した。
 理由は、まず同氏一行が韓国に帰国した際、空港で消毒をせず帰宅し、その後安東市を通じて消毒を催促したにもかかわらず、無視したということだ。また検疫院側は、ベトナムで発生したウイルスとクォン氏の農場で発生したウイルスの塩基序列が99%一致する点、一行が帰国した時点(117日)と潜伏期間(214日間)を計算すると、初めて口蹄疫が発生した時期と一致する点などを根拠として提示した。
 クォン氏と共にベトナムに出掛けた同市南後面の韓牛(韓国伝統の肉牛)農家では、現在まで口蹄疫が発生しておらず、安東畜産業協同組合長(56、同市西後・北後面など)の農場は、口蹄疫が安東全域に広まった後に感染したことが分かっており、ソヒョン養豚団地内のクォン氏だけが(ベトナムで)感染したとみられる。
 キム・ビョンハン疫学調査課長は「『よりによって1人だけが感染することがあるだろうか』という疑問が浮かんだが、旅行先で食べたもの、接触した人など、それぞれの環境が違うこともあり得る。疫学調査は発生地を起点としてさかのぼって確認するもので、現時点ではクォン氏を感染源とみている」と話した。
 感染源とされたクォン氏一行は「納得がいかない」という立場だ。一行は「空港でうっかり消毒を忘れたことについては認めるが、それほど危険な病気なら、危険地域のベトナムに出掛けた全ての観光客が消毒を受けなくてはならないのでは。政府のおろそかな防疫体系の責任を個人に押し付けるのはあんまりではないか」と話した。
 畜産業協同組合長は「畜産農家対して大変申し訳ないことをしたが、感染拡大を食い止められなかった責任まで個人に押し付けるのは納得がいかない」と話した。
大邱=崔宰熏(チェ・ジェフン)記者(朝鮮日報日本語版から)


口蹄疫の家畜埋却処分、地下水汚染が深刻化
(2011.2.2朝鮮日報日本語版社説から)

 先月25日、口蹄(こうてい)疫の疑いがある豚5700頭を殺処分し、地中に埋めた慶尚南道金海市酒村面ウォンジ川付近で、29日から家畜の死体が腐敗する際に染み出す滲出(しんしゅつ)液が漏れ出ている。滲出液には血液も混ざっていた。
1日までに殺処分された牛や豚300万頭を全国3000カ所以上に埋却処分した。それに伴い、家畜が腐敗する際に出る液体に血まで混ざって染み出す現象が、全国各地で起こる可能性がある。豚は密閉された鉄製の箱に入れ、二酸化炭素を注入して殺した後、埋めるのが原則だ。しかし今回は、殺処分対象の数が多すぎたため、生きたまま地中に埋める方法で処分されてきた。この過程で豚が暴れ、穴に二重に敷いたビニールが破れるケースも多かったという。牛は筋弛緩(しかん)剤を注射して埋めたため、このような可能性は比較的低い。
 牛や豚を埋める場所は、周辺に地下水がない場所と定められているが、時間に追われ、そのような条件に合う場所を探すのが難しく、大部分は発生農場やその周囲に埋められた。そのため、口蹄疫の家畜から出た滲出液が地下水や河川を汚染する可能性も高い。環境管理公団が2003‐08年に鳥インフルエンザにより1800万羽のニワトリやカモを埋めた1000カ所のうち、15カ所を調査したところ、14カ所で地下水が深刻なレベルまで汚染されていることが確認された。埋却地での地下水の生物化学的酸素要求量(BOD)は、漢江の下流より100倍高い汚染度で、平均563PPMだった。大腸菌群や窒酸性窒素、一般細菌も多く検出された。
 まずは、牛や豚を埋却した場所の汚染状態を詳しく調査する必要がある。埋却地から流れ出た腐敗した液によって、人間と動物の双方に被害を及ぼすような伝染病が発生するという最悪の事態も想定すべきだ。直ちに農家の人たちが安心して飲める飲用水対策を立てるべきだろう
大変なことが起きているようです。 まさに他人事ではありません。 国内で起きたことを想定して、早く、対策をとっておかなければなりません。 2010年の宮崎事例を教訓として活かさなければなりません。 清浄国復帰したからなどと言っても、まだ、昨年からほとんど変わっていません。 2011.2.6.末吉考

口蹄疫:進歩なき防疫対策(韓国)
 今回の口蹄疫感染拡大問題で、農林水産食品部などの担当部処(省庁)は、感染が確認されてから最初の五日間に行うべき対応を怠った。さらに、その後も急速に広まるウイルスを抑制することができず、右往左往するばかりだ。
 昨年11月に慶尚北道安東市の農家から最初に感染が疑われるとの通報があったが、当局はこれを詳しく調査することなく、五日間にわたり何の対策も取らずに放置した。その間に口蹄疫ウイルスは安東から京畿道にまで広まり、その後に行われた大規模な殺処分や予防ワクチン接種は、結果的に後追いの対策となった。つまり今回の口蹄疫問題は、初期対応の失敗が最悪の状況を招いた人災というわけだ。そのため、殺処分に伴う補償や消毒費用などに2兆ウォン(約1500億円)以上の税金が投入される結果を招いた。
 26日までに殺処分された家畜の数は、牛144249頭、豚2573319頭など、計2723811頭に上る。前日の2625553頭に比べ、98258頭も増えた。このままのペースで行けば、旧正月(今年は23日)連休前までに殺処分される家畜の数は300万頭を超える見通しだ。殺処分に伴い農家に支払われる補償金も、17000億ウォン(約1250億円)を超えるものとみられる。
 今回の口蹄疫問題の初期には、農林水産食品部の劉正福(ユ・ジョンボク)長官を司令塔に消毒などの対策が取られたが、京畿道、慶尚北道、江原道などへの感染防止に失敗したことを受け、昨年1229日には政府次元で中央災難安全対策本部が発足した。しかし、その後も感染の勢いは衰えていない。

1)最初の五日間は完全に無防備状態
 今回の口蹄疫は慶尚北道安東市で最初に発生したが、この事実を農林水産食品部国立獣医科学検疫院が正式に把握したのは昨年1128日だった。ところがその五日前の23日には、慶尚北道家畜衛生試験所にすでに通報されていた。試験所の関係者は簡易検査の結果が陰性だったことを理由に、通報があったことを中央災難安全対策本部に報告しなかった。ところが28日に再び通報があったため検疫院が詳しく調べたところ、29日になって陽性反応が確認された。農林水産食品部は感染の疑いがあるとの通報が入った場合、必ず獣医科学検疫院に詳しい検査を依頼するという規定を定めていたが、現場の自治体がこれに従わなかったというわけだ。その間にウイルスは車や人間を通じて安東全域に広まり、さらに糞尿運搬車によって京畿道坡州市にも感染が広まっていった。

 (2)右往左往する防疫当局
 京畿道北部で最初に口蹄疫の疑いがあるとの通報が入ったのは昨年1214日だった。しかし、口蹄疫ウイルスに汚染された糞尿運搬車が坡州に立ち入ったのは1117日と26日だ。安東市で指定されていた口蹄疫防疫網(発生農場から20キロ以内)が完全に崩壊していたにもかかわらず、政府が口蹄疫ワクチンの接種を開始したのは1223日だった。それも李明博(イ・ミョンバク)大統領が前日の国務会議(閣議)で「過去と同じような対策では解決しない。専門家と相談してより根本的な対策を取りまとめよ」と指示した後だった。口蹄疫ウイルスを完全に制圧するには、殺処分が最善の方法だ。英国では2001年に2030件の口蹄疫が発生したが、1084万頭を殺処分することで感染の拡大を防いだ。しかし韓国では全国に感染が拡大するペースが速く、殺処分だけでは不十分だった。農林水産食品部も、どの時点で予防ワクチンを接種するかという基準を事前に定めていなかった。
 一時は豚肉の輸出を続けるために予防ワクチンの接種をためらったという話もある。いったんワクチン接種を開始すれば、継続して接種を行わなければならない可能性が高いからだ。しかし韓国からの豚肉輸出はわずかで、牛は一切輸出していない。口蹄疫がほぼ放置された状態にある中国やベトナムとの交流が増えた結果、韓国はウイルスに対してすでに無防備な状態に置かれているが、その対策として実利のない殺処分にこだわりすぎた。つまり、グローバル化という環境の変化に防疫対策が追い付いていないということだ

3)一部農家の無責任な態度
 口蹄疫の感染拡大には一部農家の無責任な行動も大きく影響した。今回、口蹄疫が最初に発生した慶尚北道安東市の養豚地域では、複数の養豚業者が定期的にベトナム旅行に出掛けていた。しかも、帰国の際に空港でしっかりと消毒を行っていなかったことも分かった。感染対策が出遅れた影響で、非常に多くの畜産農家で被害が相次いでいる。これまで苦労して育ててきた家畜を地中に埋める心情は尋常ではないはずだ。ところが一部の農家では、少しでも補償金を多く受け取るため、被害状況を水増しするといったモラルハザード現象も起きている。
 最近は豚肉価格が1頭当たり60万ウォン(約44000円)前後と、昨年の30万ウォン(約22000円)に比べ2倍近くに跳ね上がっている。その影響で、一部の養豚業者は殺処分に伴う補償金目当てに消毒を怠っているとのケースも農林水産食品部に報告されている。この報告を受けて農林水産食品部は26日、豚に対する殺処分の補償金を、前年度平均価格の130%を上回らないよう規定を変更した。このように口蹄疫が韓国畜産業の根幹を揺るがすほどに大きな問題となっている中、畜産業従事者の一部では相変わらず海外旅行に出掛けているケースもあるという。(朝鮮日報 127日から)


韓国が6万tの豚肉輸入関税ゼロに、日本の商社筋は産地価格の動向を注視 
 韓国政府は25日、口蹄疫感染拡大を受け、豚肉の輸入関税を6万tの枠内で、現在25%の関税をゼロにすることを決めた。総飼養頭数の23%に当たる231万頭が殺処分されたことで供給が不足し、豚肉の卸売価格が前年比約6割も上昇、小売価格もこの1カ月で22%も上昇したことを受けての対応。 
 これにより、今後、韓国の豚肉輸入に拍車がかかるものとみられ、豚肉の国際価格の上昇が懸念されるところだ。日本の商社筋は、「韓国の豚肉の輸入は、北米産のベリー、ピクニック中心に、一部デンマーク産べリーと予想される。すでに北米産スソ物部位のオファーは日本円で3040円値上がりしてピクニックで350円、クッションミートで370380円となっており、すでに日本が買える限界水準を超えている」とし、今後の韓国の買付の動向、それに伴う産地価格の動向を注視している。今後の輸入フローズン玉薄の懸念も強めている。
 牛の殺処分頭数は25日現在で約14万頭に達し、韓牛の被害も拡大していることや、鶏インフルにより鶏約450万羽が殺処分されている。今後の牛、鶏の被害状況によっては韓国の牛肉、鶏肉の輸入量が増加する可能性もあり、今後の輸入動向も注目される。(畜産日報127日から)


宮崎では、ワクチンの効果が接種後1~2週間で臨床症状の軽減化として現れた。
韓国では、ワクチン接種後、1ヶ月が過ぎようとしている。
ワクチン効果の情報が聞こえてこない。
そろそろ2回目の接種時期である。
2011.1.22.

防疫業務の人手・資材が不足している。
日本から応援に行くべきではないか?
ワクチン接種に現地獣医学科学生動員がかかっているという。

日本から資材提供をしよう。
今こそ、国境を越えた日韓協力をすべき。
(防衛省は連携を確認した。2011.1.10.
(外務省も最も大事な隣国として連携強調。)

農水省もライバルとしてだけではなく、
TPPにも強い農業を目指し、
韓国と連携し、協調していくべきでは。

宮崎県内で封じ込めたことで自分の県に来なかったように、
韓国内で封じ込めて、日本に侵入させないことにもつながる。

また、水際防疫として、農水省動物検疫所の人員が不足しているのであれば、
国内獣医師の応援を臨時募集してはどうだろう!!
(身分は非常勤国家公務員として)
非常事態の認識を持とう!!!


スタンピングアウト予定
(なんと、2010年の宮崎例の10倍をはるかに超えてしまった)

6,200戸、3,480,000頭(3/21)
(牛15万頭(5%)、豚332万頭(35%))

http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/katiku_yobo/k_fmd/pdf/110324_korea_fmd_gaiyou.pdf



ワクチン接種対象

全国・全頭(済州島、肥育豚含む)
牛308万頭
豚958万頭
(1/13)
(2012.IPVSの開催が危ぶまれる)

豚へのワクチン接種決定(1/6)
60市郡 約1,208,000頭接種予定

ワクチン接種牛(12/22決定)
        →非感染牛については出荷・流通

3447農場で感染確認
(2010年11月29日~2011年2月15日)

【畜種別 【市道別
1,918 京畿道 1,814
1,457 仁川広域市 24
鹿 35 江原道 409
山羊 37 忠清北道 322
    忠清南道 232
    慶尚北道 609
    慶尚南道 34
    大田広域市 1
    大邱広域市 1
    釜山広域市 1

http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/katiku_yobo/k_fmd/pdf/110224_korea_fmd_gaiyou.pdf

149件(2011.2.16.)
148件(2011.2.8.)

145件(2011.2.3.)
141件
(2011.1.28.)
132件(2011.1.21.)
121件(2011.1.14.)

http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/katiku_yobo/k_fmd/pdf/20110114_1500_korea_fmd_gaiyou.pdf

 国内に、今、ウイルスが侵入した場合、
宮崎県発生例のように1県で終息できなかった場合、
九州、北海道、四国のような島でなく、本州で発生した場合、防疫ベルトはどこにするか、
畜産密集地で発生した場合、
消毒薬が凍結する地域で発生した場合、
積雪地域で発生した場合、
複数地域で発生し、県外からの応援が期待できない場合、
韓国のように有事に備えて自衛隊の協力が期待できない場合、

それぞれ、どうすべきか!!!!!!!
 ****************
 韓国からの入国時、注意喚起の観点からも旅客に分かりやすいように消毒マットを敷きましょう(2011.1.5.)。
 
 韓国などの口蹄疫発生国、その他常在国(農水省HP)に畜産関係で行かなければならない場合、
  (今は自粛しましょう)
農場だけではなく、マーケットに行くだけでも靴底には血液や臓器が付着する危険性あり。交差汚染を避けるため、出国の際には、靴を新しく履き替える。
帰国後は、1週間農場に行かない。家畜に触らない。
 
 同時期の複数発生の場合
他県からの応援が期待できなくなる恐れあり。
他力本願ではなく、自分の地域は自分たちで守れる態勢を平常時から構築する。
案1 家畜衛生団員(家畜に慣れた人員、非常勤公務員待遇→消防団組織に準ずる)
案2 民間家畜防疫員(獣医師、非常勤公務員待遇)
 (2011.1.6.末吉考)

韓国
ワクチン接種を決定(12/22)し、12月25日から接種を開始予定。
接種地域:慶尚北道安東市全域、(以下の地域は発生農場を中心とする半径10km以内の区域)慶尚北道醴泉郡、京畿道楊州市、漣川郡、高陽市、驪州郡、利川市(楊平郡の一部を含む)
接種対象:牛(約8千戸、約17万頭が対象、備蓄30万ドーズを使用。120万ドーズ緊急輸入予定。)
接種方法:2回接種(1回目12/25から10日以内、2回目は1ヶ月後)
接種畜の扱い: 口蹄疫に罹っていないことが確認された牛は、出荷・流通可能。
※ワクチン接種地域で発生があった場合、当該農場でのみ殺処分を実施(非接種地域での発生の場合、これまで通り、周辺農場の予防的殺処分を実施。)
 
http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/katiku_yobo/k_fmd/pdf/20101227_1100_korea_fmd_gaiyou.pdf

韓国では、ウイルスの撲滅のために
発生農場から
500m以内の牛、豚、緬山羊の予防的殺処分、
500m~3kmの豚を予防的殺処分してきました。
そのような強攻策でも、このような広がったのは何故なのか?
今回のワクチンの2回接種は何故なのか?

出荷・流通を目的としたため?(2010.11.28追記)
牛(98万頭予定)にのみワクチン接種は何故なのか?
→出荷・流通を目的としたため?(2010.11.28追記)

→母豚にもワクチン接種決定?(2011.1.4.私信)
原因ウイルス(O型)のタイプは、過去の流行株と近縁なのか?
氷点下の状況で環境の消毒をどうしているのか?
液状物は凍結する。道路での消毒マットはスリップの元。
車両噴霧もできないのでは?
今の日本も寒波に襲われています。
このウイルスは低温で長期生存できます。
今日のウイルス侵入は2週間後の発症で発見されます。
見えない2週間を守りきれるかどうかです。


【韓国における防疫措置】

発生件数(計148件, 2月8日現在)
・殺処分:2月8日現在で、5,664農家の家畜約320万頭が対象(牛約15万頭(国内の5%)、豚約304万頭(国内の32%))
-発生農場及び疫学関連農場の殺処分、周辺農場の予防的殺処分

※ワクチンの1次接種完了に伴い、殺処分対象を限定。
-牛、種豚、母豚、候補母豚農場での発生:
①感染個体、②接種後1か月が経過していない牛・豚から生まれた子畜のうちワクチン未接種のもの。
-肥育豚農場での発生:
①接種後14日経過していた場合、感染個体と同じ豚房の豚のみ。②未経過の場合、感染豚と同じ豚舎又は豚房の豚(密閉された場合に限る)。
・12月22日に接種を決定し25日から接種開始。
(ワクチン接種・非感染牛は、出荷・流通可能)

・1月13日、全国(済州島を含む)のすべての牛及び豚(肥育豚を含む)を対象とした接種を決定。(2009年の飼養頭数 牛:308万頭、豚:958万頭)

ワクチン接種状況    
    鹿 山羊 
(1回目) 2月7日 100% 100%    
(2回目) 2月7日 26.1% 3.6%    
  2月8日 26.1% 6.3%     
  2月10日 31.3% 6.7%    
  2月16日 90.8% 38.5%    
  2月24日 98.8% 59.5%    
  2月26日 100%  100%     
2月末から       37万頭に接種開始 
今後も6か月毎にワクチン接種を実施(2月14日付報道情報)
→3年間実施の予定(private information)

スタンピングアウト予定
6,200戸、3,480,000頭(3/21)
(牛15万頭(5%)、豚332万頭(35%))

http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/katiku_yobo/k_fmd/pdf/110324_korea_fmd_gaiyou.pdf
6,104戸、3,420,000頭(2/24)
(牛15万頭(5%)、豚326万頭(34%))

http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/katiku_yobo/k_fmd/pdf/110224_korea_fmd_gaiyou.pdf
5,937戸、3,350,000頭(2/10)
(牛15万頭(5%)、豚319万頭(33%))

http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/katiku_yobo/k_fmd/pdf/110216_korea_fmd_gaiyou.pdf

5,805戸、3,260,000頭(2/10)
(牛15万頭(5%)、豚310万頭(32%))
http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/katiku_yobo/k_fmd/pdf/110210_korea_fmd_gaiyou.pdf
5,664戸、3,200,000頭(2/2)
(牛15万頭(5%)、豚304万頭(32%))

http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/katiku_yobo/k_fmd/pdf/110208_korea_fmd_gaiyou.pdf

5,387戸、3,020,000頭(2/2)
(牛15万頭(5%)、豚286万頭(30%))

http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/katiku_yobo/k_fmd/pdf/110203_korea_fmd_gaoyou.pdf

5,062戸、2,880,000頭(1/28)
http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/katiku_yobo/k_fmd/pdf/110128_korea_fmd_gaiyou.pdf
4,789戸、2,630,000頭(1/25)
http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/katiku_yobo/k_fmd/pdf/110126_korea_fmd_gaiyou.pdf
4,466戸、2,310,000頭(1/21)
http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/katiku_yobo/k_fmd/pdf/110121_1400_korea_fmd_gaiyou.pdf
3,695戸、1,500,000頭(1/14)
http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/katiku_yobo/k_fmd/pdf/20110114_1500_korea_fmd_gaiyou.pdf

3,499戸、1,404,000頭(1/11)
http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/katiku_yobo/k_fmd/pdf/20110111_1100_korea_fmd_gaiyou.pdf
3,185戸、1,172,538頭(1/9、新聞報道)
3,096戸、107万5千頭(1/7)
http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/katiku_yobo/k_fmd/pdf/20110107_1500_korea_fmd_gaiyou.pdf
2,857戸、82万6千頭(1/5)
http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/katiku_yobo/k_fmd/pdf/20110106_1400_korea_fmd_gaiyou.pdf
2,769戸、77万9千頭(1/4)
http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/katiku_yobo/k_fmd/pdf/20110105_1000_korea_fmd_gaiyou.pdf
2,059戸、44万3千頭(12/27)
http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/katiku_yobo/k_fmd/pdf/20101227_1100_korea_fmd_gaiyou.pdf

1,750戸、29万9千頭(12/24)

日本国内の畜産関係者の皆さん、厳戒態勢をとりましょう!!!!!
2010年の事例、
多発地区でも清浄化を守り通した農場の方がおられます。
国、県、市町村、農場、それぞれの持ち場で、ポイントで、防疫を心がけましょう。
韓国は、テロも含めて調査しているでしょうが、拡大要因の究明がどこまで可能でしょうか。
日本の防疫・疫学体制については、2010年の宮崎発生例の教訓とこの韓国の再発・続発例を教訓に強化しなければなりません。
http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/katiku_yobo/k_fmd/pdf/20101224_1100_korea_fmd_gaiyou.pdf
1,289戸、22万5千頭(12/22)
http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/katiku_yobo/k_fmd/pdf/20101222_1100_korea_fmd_gaiyou.pdf
939戸、18万1千頭(12/19)
http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/katiku_yobo/k_fmd/pdf/20101220_0900_korea_fmd_gaiyou.pdf
861戸、16万9千頭(12/15)

http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/katiku_yobo/k_fmd/pdf/20101216_1100__korea_fmd_gaiyou.pdf
628戸、14万7千頭(12/13)
http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/katiku_yobo/k_fmd/pdf/20101213_1100_korea_fmd_gaiyou2.pdf

325戸、11万8千頭
(12/08)


注意!!

2010年11 月29 日に慶尚北道の安東市で発生した口蹄疫(O型)は、その後発生が拡大し、全8 道のうち2 道(全羅北道、全羅南道)と済州島を除き、韓国全土にまん延。
韓国政府は、2010年12 月にワクチン接種を決定し、12 月25 日から一度目のワクチン接種を開始。
全国のすべての牛及び豚を対象とした接種を行い、2月26 日までに2度のワクチン接種を終了。
4月5日、韓国政府はOIE に対し、最終発生は2月25 日であり、4月3日に一連の発生が終息しすべての地域で移動制限を解除した旨を通報。
(約6,200 農家の約348 万頭(牛:15 万頭、豚:332 万頭)を殺処分)
しかしながら、4月17 日に慶尚北道の永川市で再発し、4月22 日までに同市内で3例が報告(全て豚)された。

韓国の南地方には養豚地帯があります。
ワクチンは接種しているものの、警戒が必要です。
また、
九州各地区、日本は注意が必要です。


2011年3月24日(木)
大分県西部地域口蹄疫防疫推進研修会にて配付された
標語
「入れない! 出さない! 拡げない!」
「NO口蹄疫
PREVENTION IS BETTER THAN CURE(治療より予防)」
と印刷された軍手
日本全畜産地帯がこの危機意識を持つべき!!


最近の獣医衛生事情

年月 国内 海外
2011.10.1以降は  内外とも→こちらへ引っ越ししました。
2011.9.29.
9月厚生労働省健康局結核感染症課
◆大雨後のレプトスピラ症の発生
今年9月下旬、大雨後に沼地等で作業をしていた人からのレプトスピラ症の発生報告。
レプトスピラ症は、保菌動物の尿で汚染された水や土壌との接触が原因。日本では稀な疾患だが、今年は24件報告、過去にも国内外で洪水後の発生が報告。
<三重県内におけるレプトスピラ症患者の発生>http://idsc.nih.go.jp/iasr/rapid/pr3826.html
<集団発生したレプトスピラ症-高知県>
http://idsc.nih.go.jp/iasr/rapid/pr3831.html
<参考:レプトスピラ症(IASR 2008年1月号)>
http://idsc.nih.go.jp/iasr/29/335/inx335-j.html
●愛知県 HPAIなど家畜伝染病の発生に備えた防疫体制を強化する方針。県内の家畜保健衛生所や関係機関に消毒液など防疫用資材を配備。防疫用資材として配備するのは防疫服や消毒液の噴霧器など。投光器や自家発電機も用意。
 
2011.9.28. ●口蹄疫復興宝くじ(宮崎、熊本、大分、鹿児島4県で共同)が10月15日から全国一斉に発売される。
●広島県 県と食品機械メーカー「チヨダ」(広島県)が、家畜の感染抑止用の注射装置を開発。装置は、手動ポンプが付いた3リットルの薬液が入るタンクと注射器をパイプでつないだ。時間が10分の1程度になる。
●島根県 HPAI防除のため、県養鶏協会は、専門家から防疫対策を学ぶ講習会を出雲市で開催。養鶏農家や県の関係者ら約70人が参加、専門家のアドバイスに聞き入った。鶏病研究会県支部との共催。
 
2011.9.26. ●厚生労働省 「「生食用食肉の腸内細菌科菌群の試験法について」(平成23年9月26日付:食安発0926第1号)(2)その試験法が掲載(http://www.mhlw.go.jp/stf/kinkyu/2r9852000001bbdz-att/2r9852000001q4yv.pdf)。
 厚生労働省が設定した規格基準の概要は、以下の内容です。
 1) 腸内細菌科菌群が陰性でなければならない
 2) 加工および調理は、生食用食肉に専用の設備を備えた衛生的な場所で行う
 3) 腸管出血性大腸菌のリスクなどの知識を持つ者が加工および調理を行う
 4) 加工に使用する肉塊は、枝肉から切り出された後、速やかに加熱殺菌を行う
●インドネシア 2010年5月インドネシア東ジャワ島のスズメから分離されたHPAI-H5N1ウイルスのHAとNA 遺伝子配列は、2006-2007年に同国でヒトから分離されたH5N1ウイルスと97%相同であった(Microbiol Immunol. 2011 Sep;55(9):666-672.)。
2011.9.24. ●宮崎県 2010年4月25日、都城市の畜産農家で牛に異常が見つかった。獣医師が7頭の口の中にただれなどを確認し、「口蹄疫のような症状」とする診断結果が伝えられると、畜産業界に緊張が走った。県は4月に全面改定したばかりの「口蹄疫防疫マニュアル」にのっとって初動態勢を取った。検体の遺伝子検査結果が出る前に報道機関に連絡。陽性と分かり次第、すぐに殺処分や埋却ができるように、資材や人を確保し、半径20キロの約4600農場に牛や豚の移動自粛を求めた。隣接する小林市で翌26日に予定されていた家畜市場にも中止を要望。26日早朝に陰性と判明したが、あらかじめ農場近くに待機させていた県職員らの人件費などに約60万円の費用が発生。費用は県が負担。ただ、遺伝子検査の結果が日中にずれこめば、重機のキャンセル料などが数百万円に上り、小林市の家畜市場も中止されると、経済的な損失はさらに膨らむ可能性があった。岩崎充祐・県家畜防疫対策室長は「コストはかかるが、感染拡大を防ぐ基本的な対応」と理解を求める。
2010年、口蹄疫が蔓延(まんえん)した教訓から、初動態勢を重視したマニュアルとなったが、農家や獣医師からは戸惑いや不安も見え隠れする。宮崎市内で牛を飼育する畜産農家の男性(52)は「感染の有無がはっきしない段階で通報することで、周囲の農家や市場に迷惑をかけることもある。ためらう農家がいるかもしれない。報告しやすい環境を作ることが必要」と指摘するまた、マニュアルでは、発生初期の防疫作業について、県の家畜防疫員らが従事することを明記しているが、民間獣医師については「不足に応じて支援を要請」とする表現にとどめた。県獣医師会児湯支部の矢野安正支部長は「大規模農場に感染が広がると、経験豊富な開業獣医師を当初から動員しないと殺処分は追いつかない。昨年の経験を生かしきれていない」と苦言を呈する。県畜産・口蹄疫復興対策局の永山英也局長は「迅速に封じ込めるため早めの準備をすることで、経済的負担が生じるのは確かだ。ただ、口蹄疫を経験した県として、他県の模範となるような対応も取らないといけない。経験を積み重ねることで、実態に合うようにマニュアルを改善していくこともできる」と話している。
●タイ タイ国内で2006-8年のヒト血液、髄液からブタレンサ球が分離された179症例について、その臨床像とその細菌学的特徴について調査した。このうち、165症例(92.2%)の原因菌は血清型2、12症例(6.7%)は血清型14であった。一方、残りの2症例(1.1%)はこれまでに世界で報告のない血清型5 (症例1)と血清型24 (症例2)によるヒト症例であった。
症例1は66歳の男性、ブタ生肉の摂食習慣のあるアルコール性肝硬変患者。発熱と腹水貯留を認め、腹水中の好中球増加と菌陽性から特発性細菌性腹膜炎 (SBP)と診断された。API 20 Strepキットにより分離菌はStreptocococcus equi subspecies zooepidemicusと判定された。しかし、ブタレンサ球菌特異的PCRで陽性、また16S rRNAの塩基配列でも既知のブタレンサ球菌と99%の相同性を示し、ブタレンサ球菌と同定された。
症例2は62歳の女性、SBPの反復エピソードのある肝硬変患者。発熱、黄疸、腹水を認め、血液培養で菌陽性所見から敗血症と診断された。分離菌は生化学検査、遺伝子検査でブタレンサ球菌と同定された。
これらの2症例は抗菌薬の投与で治癒した。肝硬変患者におけるSBPの発症機序には腸内細菌の血中への移動(Bacterial translocation)が重要な役割を果たし、その主要な原因菌は腸内細菌属である。しかし、北タイやベトナムでは、ブタ生肉や生血の経口摂取後にブタレンサ球菌感染症が多発している事実から、本菌の主要な侵入門戸は腸管と考えられている。以上の結果から、未だ血清型5、血清型24の分離頻度は1.1%と低率ではあるが、本菌の生化学的診断が困難なことから、無菌的検体からの分離菌についてはブタレンサ球菌特異的なPCRによる同定が推奨される。また、とりわけ東南アジア諸国における肝硬変患者に対しては生ブタ製品を摂食しないよう警告することが必要である(The Lancet. 2011 Sep 3;378(9794):960.)。
2011.9.22.   南アフリカ
7月21日~8月9日の期間3件のアウトブレーク。合計828羽殺処理。H5N2確定もしくはH5、H6亜型確認。
2011.9.21. ●宮崎県と鹿児島県 串間市と志布志市は口蹄疫などの家畜伝染病が発生した際、情報を共有し、協力して防疫対策に取り組むための協定を締結。市町村間の協定は串間市と日南市など県内に3例あるが、県境をまたぐケースは今回が初めて。口蹄疫などが発生した際の初動態勢をスムーズに整え、感染拡大などの被害を最小限に抑えることが目的で、協定書には、互いの防疫マニュアルや担当職員名、連絡先などの情報を交換し、防疫対策に協力することなどが盛り込まれている。2010年、県内で口蹄疫が拡大した際、串間市と志布志市は県境の国道220号などを通過する車の消毒を協力して取り組み、この時の連携が今回の協定締結のきっかけになったという。 串間市役所で開かれた調印式で、本田修一・志布志市長は「両市の畜産を守るために連携を深めたい」と述べ、野辺修光・串間市長は「万一に備え、初動態勢に万全を尽くしたい」と話した。  
2011.9.19. ●長野県 塩尻市のセイコ-エプソン広丘事業所にある社員食堂で食事をした196人が、病原性大腸菌O148による食中毒発症。患者は5~9日に発症。腹痛や発熱などを訴えたが、快方に向かっている。患者と調理者計8人から菌が検出された。食堂運営を受託している「エ-ムサ-ビス」が運営する神奈川、山梨両県の計6ヵ所の企業食堂などでも今月、O148による集団食中毒が続発。患者は167人に上った。横浜市の検査で食堂にあった生食用の「長ネギ小口切り」からO148が検出。 英国
腸管出血性大腸菌感染症。O157。ニラ。ジャガイモ。患者は250人、死者1人。
2011.9.16. ●宮崎県 2010年発生した口蹄疫で家畜を殺処分した農家のうち、経営中止を検討している農家は27%、見極め中は5%おり、経営を再開又は再開を見込む農家は7割を割る(8月末現在)。家畜を殺処分した農家は1238戸で、経営を再開したのは8月時点で704戸(57%)、飼養頭数は3万3746頭(47%)。一方、経営中止を検討している農家は339戸、見極め中は57戸となった。県畜産・口蹄疫対策局によると、経営中止を検討する理由のトップは「高齢のため」で169戸(50%)、次いで、「耕種へ転換」98戸(29%)、「
他産業への就業」42戸(12%)が続いた。

●群馬県 水産試験場(前橋市)、9日に伊勢崎市内の養殖場で死んだマゴイ6匹のコイヘルペスウイルス(KHV)病の確定検査を実施したところ、3匹が同病と確定した。確定検査に先駆け、同試験場は13日に1次検査を行い、6匹中4匹で陽性を確認。県は同病の蔓延を防止するため、持続的養殖生産確保法に基づき、飼育しているコイの移動禁止を命じた。
 
2011.9.14.   インド
H5N1アウトブレーク報告。ニワトリ849羽死亡。
2011.9.12. 厚生労働省 「食品、添加物等の規格基準の一部を改正する件について」(平成23年9月12日付:食安発0912第7号)(1)通知(http://www.mhlw.go.jp/stf/kinkyu/2r9852000001bbdz-att/2r9852000001q4z1.pdf)。改正の成分規格には新たに、本規格基準における管理対象は、腸管出血性大腸菌及びサルモネラ属菌とする。  
2011.9.8. 台風12号の豪雨による河川の氾濫で、黒毛和牛生産の安愚楽牧場「和歌山牧場」の牛500頭以上が流され、約60頭の生存、約160頭の死亡を確認した。
飼料・肥料製造の南国興産(宮崎県)は2012年春、家畜のふんを燃料とする発電施設を稼働させる。
 
2011.9.7. 2010年、宮崎県で発生した口蹄疫の終息宣言から27日で1年。被害農家1238戸のうち、8月末時点の見込みで再開農家は704戸(57%)。酪農は85%、肉用牛は57%。養豚は47%再開。
●「和牛預託オーナー制度」を運営する安愚楽牧場が民事再生法の適用。全資産を売却する「清算型」の方針を示しており、飼育している牛や牧場の今後は依然として不透明だ。安愚楽牧場は2010年4月の口蹄疫の被害や2011年3月の東日本大震災の影響により、売り上げや和牛オーナー会員が減少、資金繰りが悪化した。負債は約4300億円。
 
2011.9.5.

(福島県)
ファミリ-レストラン「ガスト」で細菌性赤痢に感染した問題で、感染者は計12人。東北4県で計21人。

韓国
口蹄疫ウイルス感染肉1,342トンが市中に流出
2011.9.4. 有害なウイルスや菌を殺す効果のあるフィルムを、住友化学が年内に発売する。明かりに反応する「光触媒」を活用したフィルムで、壁や手すり、エレベ-タのボタンなどに貼る。  
2011.8.31.   中国・チベット自治区山南地区ギャツァ県
牛の口蹄疫(O型)が確認された。検査陽性頭数は
233頭で、同居牛含め1,977頭が殺処分された
2011.8.29.  

国連食糧農業機関は、高病原性鳥インフルエンザ(H5N1)の変異ウイルス株がアジアで広がっているとして、各国に警戒と防御態勢の強化を求めた。2003年に発見されて以来、565人に感染し、331人が死亡。今年は8人の感染が確認され、全員が死亡している。FAOが懸念しているのは「既存のワクチンが効きにくい変異ウイルス株が中国やベトナムで現れたこと」。ベトナム中北部では変異ウイルス株が広がり、政府は春のワクチン接種キャンペ-ンを取りやめた。

2011.8.27.

298千頭がさ殺分された家畜伝染病の口蹄疫は、終息宣言を出してから本日で丸1年。家畜を殺処分した1238農家のうち、飼育を再開したのは5月末で54%。

 
2011.8.25.

(食品安全委員会)
ユッケなど生食用牛肉の加工について「表面から1センチ以上を加熱し、加工後の検査で細菌が検出されないこと」とする厚生労働省案を大筋で認め、同日付で同省に答申した。厚労省は10月からの施行をめざし、審議会で検討のうえ、食品衛生法の告示を改訂。
 答申は、食肉加工場などで生食用牛肉を扱う場合を想定。高い確率で安全性を確保する
①肉の塊を真空パックなどで密封した後、表面から少なくとも1センチまでを60度で2分間以上加熱
②一つの塊から25グラムの肉片を25検体採取し、細菌検査で陰性を示す
という二つの条件を満たす必要がある。

(ドイツ)
5月以降、ドイツ北部を中心に猛威を振るった食中毒の原因菌は、腸管凝集性大腸菌(EAEC)と腸管出血性大腸菌(EHEC)O104から生まれた菌であることが欧米の研究者が遺伝子検査で明らかにした。
カンボジア
H5N1アウトブレーク報告。156羽死亡、80羽殺処理。

2011.8.24. (農水省)
●201011月から発生した高病原性鳥インフルエンザのウイルスの侵入経路などの調査の概要をまとめた。924農場まで広がった理由として渡り鳥の飛来数が多かったことを挙げ、朝鮮半島経由の従来の飛来ル-トに、シベリアから北海道を経由するル-トが加わった可能性を指摘
食中毒を防ぐための牛肉と鶏肉に関する生産衛生管理ハンドブックを作成
 
2011.8.22. (環境省)
野鳥の鳥インフルエンザについて対応技術マニュアルを改訂。鳥インフルに感染しやすい野鳥を1~3と「その他」の計4レベルに分類。中国や韓国など近隣国で発生した時点で、飛来が予想される国内の地域を「野鳥監視重点区域」に設定。改訂版は9月に確定、公表。鳥の分類では、最も感染しやすい「リスク種1」はマガンやオシドリ、コハクチョウなど18種とした。

集団渡来地の鹿児島県・出水平野で感染が判明したナベヅルなどは「2」。 集団渡来地での対応も新たに設定。群れの中で感染した個体が見つかり、餌を与えられている場合、群れの密度を下げてウイルス拡散を防ぐため、給餌面積の拡大などを検討するとした。また、発生時の対応について「通常時」「国内発生時(単発時)」「国内複数箇所発生時」の3レベルに分け、通常時に1羽でも感染リスクの高い種が死んでいた場合は、ウイルス保有状況を調べる
動物衛生研究所タイ拠点
2008年から2009年までに、タイ国の中央部に位置する6つの一貫経営農場を定期的に調査した。各農場の臨床的に健康な母豚、肥育豚、離乳豚、導入豚の各群から鼻腔拭い液731検体と血清631検体を採集した。鼻腔拭い液からは豚インフルエンザウイルス(SIV)分離を試み血清はH1とH3亜型に対する抗体保有率検索のために用いた。合計12株のSIVが分離され、その内11株は4又は8週令の子豚からであった。系統樹解析により、異なる農場で分離されたSIVが共通の先祖株を持つことが明らかになった。これらの結果から、8週令又はそれ以下の子豚がSIV分離のターゲットになりうること、定期的に豚を導入している農場では、農場間感染が起こっていることが示唆された。抗体調査の結果から、SIVが分離されない農場においてもSIVに対する抗体を保持する肥育豚が存在していた。すなわち、農場内のSIV感染には、肥育豚におけるSIV抗体が指標となりうることが示唆された。(Swine influenza virus infection in different age groups of pigs in farrow-to-finish farms in Thailand. Nobuhiro Takemae, et al., Virology Journal 2011, 8:537. )
2011.8.21.   台湾
日本からの豚肉輸入を再開。
台湾の衛生当局が日本を口蹄疫清浄国と認めた。
2011.8.19.

【 平成22年の結核登録者情報調査年報の集計結果概況】
患者数は減少傾向にあるが、23000人を超える新規患者が発生http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou03/index.html

台湾
平成23年7月~8月にかけて行われた血清学的検査で、新北市及び台南市の2豚農場で口蹄疫(O型)の抗体が確認
2011.8.17.

(厚生労働省)
2009
10年に新型として流行したインフルエンザA09年型で死亡した子供のうち、約7割は発症後すぐに悪化して3日以内に死亡していた。
 死因は、直接の死因を特定できないまま心肺停止に至った症例と、急性脳症が各15例で大半を占めた。

 
2011.8.15. (岐阜県)
腸管出血性大腸菌O145による感染症で、各務原市の60代の男性が死亡した。男性は5日に腹痛を訴え翌日入院。
 
2011.8.10.

(宮崎県)
衛生管理課は、延岡市の自宅で生卵を食べた家族3人がサルモネラ菌による食中毒で70代の女性が死亡し、70代の夫と10代の孫が入院したと発表。
(厚労省)
今シーズンのブタの日本脳炎HI抗体陽性率は、一部の地域で80%を超えている。それぞれの居住地域における日本脳炎に関する情報にも注意し, 日本脳炎ウイルスが活動していると推測される地域においては, 予防接種を受けていない者, 乳幼児, 高齢者は蚊に刺されないようにするなど注意が必要http://idsc.nih.go.jp/yosoku/JEmenu-sw.html

 
2011.8.5.

(農水省)
4月改正の家畜伝染病予防法に基づき、飼養衛生管理基準と防疫指針の見直し案を公表。一般からも意見を聞き、101日から施行。
パブコメ
http://www.maff.go.jp/j/public/index.html

 
2011.8.4. (内閣府食品安全委員会の専門家会議)
生食用牛肉の罰則付きの新基準について、肉の表面を加熱処理することを柱とする厚生労働省案を大筋で了承。国民の意見を聞く「パブリックコメント」を実施した上で、同省に答申し、同省は10月の施行を目指す。

【意見募集期間:平成2385日~平成23816日】http://www.fsc.go.jp/iken-bosyu/pc1_risk_namaniku_230805.html
 
2011.8.3. 国天然記念物「御崎馬」が馬伝染性貧血に感染し12頭が殺処分された問題で、残る85頭の扱いを巡り県と国の意見が対立。日本在来馬の遺伝子を受け継ぐ貴重な観光資源を残したい県は「終息した」と主張。しかし農林水産省は「ウイルス残存の恐れがあり継続検査が必要」とし、結果によっては追加殺処分の可能性も示唆する。  
2011.8.1. ●ニッスイプレート mCCDA培地
 カンピロバクターの選択分離培地であるmCCDA培地(生培地)発売。同培地は国立医薬品食品衛生研究所の「食品からの微生物標準試験法検討委員会」にて検討されている第一候補の選択培地で培地に含まれる活性炭、硫酸第一鉄、ピルビン酸Naが検体由来の発育阻害物質を除去することによりカンピロバクターの発育を高めている。また、本培地に含まれる選択剤によりESBL(基質特異性拡散型β-ラクタマーゼ)産生菌が共存する検体からもカンピロバクターを効率よく選択分離できる。
http://cosmokai.com/img/files/1107_mccda.pdf
 
2011.7.26. 農水省(食料・農業・農村政策審議会家畜衛生部会)
家畜の飼養ルールや防疫指針の見直し案
早期発見のため、農家が都道府県に通報すべき症状を伝染病ごとに明確化。
高病原性鳥インフルエンザ
→1日の死亡率が過去3週間の平均の2倍になった場合など
殺処分した家畜の埋却地として確保すべき面積などについて今後詰め、10月から運用。
通報すべき症状
 口蹄疫→39度以上の発熱、泡沫性流涎や起立不能などがみられ口腔内に水疱がある場合など
8月~パブリックコメント募集
飼養衛生管理基準の見直し案
(1)農場内で消毒などを徹底する衛生管理区域を決め、養豚・養鶏農家は同区域専用の衣服と靴を用意
(2)家畜の健康に悪影響となる過密な状態で飼養しない
(3)埋却地の確保、または焼却・化製処理の準備
(4)大規模農場は家畜保健衛生所と緊密に連絡を取る獣医師を設置
――などを挙げた。
確保する埋却地の面積といった要件は専門家らの意見を踏まえ、次回会合で示す。
 高病原性鳥インフルエンザの防疫指針
 →移動制限区域の範囲を、従来の発生農場を中心に原則半径10キロから3キロに縮小。
 搬出制限区域を3キロから10キロにする。
 低病原性→移動制限を5キロから1キロとする。
 家畜伝染病の予防や早期通報のための飼養ルールを順守していない場合、家畜を殺処分する際の手当金が減額になる可能性がある。
 
2011.7.25. 宮崎県農政水産部の畜産・口蹄疫復興対策局
「宮崎県における高病原性鳥インフルエンザの感染経路等に関する検討報告書」をまとめた。
●韓国、全羅南道
羅州市洞江面のカモ農場でH5型鳥インフルエンザの抗体が発見
→農場で飼育したカモ4400羽余りを殺処分。


●豪州、クイ-ンズランド州とニュ-サウスウェ-ルズ州
東部の牧場で6月以降、致死率の高い、馬の「ヘンドラ・ウイルス」感染の報告が相次いでいる。今回、人への感染報告はない。クイ-ンズランド州とニュ-サウスウェ-ルズ州では22日までに、計13頭が感染し、死ぬか殺処分となった。ウイルスは宿主である野生のオオコウモリの排泄物で汚染された水などを介し馬にうつる。
2011.7.22.

宮崎県串間市の都井岬に生息し、国の天然記念物に指定されている野生の馬「御崎馬」
宮崎県は、感染の拡大を防ぐため、12頭を処分した。
「御崎馬」は、宮崎県串間市の都井岬におよそ100頭生息し、国の天然記念物に指定されている野生の馬。
2011年4月から5月にかけて、12頭が「馬伝染性貧血」に感染しているのが確認された。「馬伝染性貧血」に感染すると、貧血や発熱の症状が出て死ぬことがあり、アブなどの虫や母乳を介して感染が広がるおそれもあることから、宮崎県や地元の串間市は、感染した馬を隔離したうえで対応を検討してきた。その結果、感染が親子の間以外にも広がっている可能性が高いことや、馬を完全に隔離することが難しいことから、12頭を処分することに決め、処分した。(報道情報)

中国
貴州省の農場において、口蹄疫の発生が確認された。
2011.7.19. 岐阜
 高病原性鳥インフルエンザの発生に備えた演習が大垣市内の養鶏場で行われ、西濃地域の県や市町担当者ら85人が参加した。養鶏場で実際に飼育されている鶏約1000羽を使った実戦に即した演習で、県によると、生きた鶏を使った訓練は全国的にも珍しいという。演習には同市上石津町の養鶏場「光玉朋園」が協力。防護服を着用した参加者らは11班に分かれ、鶏を10羽単位でかごに捕獲した後、鶏ふんの搬出や鶏舎の消毒を行うなど一連の防疫演習を行った。県西濃農林事務所は、養鶏場の協力が得られれば、今後も演習を続けていきたいとしている。(報道情報)
【ベトナム】
国営ベトナム通信によると、ベトナム農業・農村開発省は、中部クアンチ省、北部フート省でニワトリやアヒルなど計4000羽が鳥インフルエンザに感染していることが判明したと発表した。
2011.7.17. 宮崎県串間市の都井岬に生息する国の天然記念物の野生馬「御崎馬」が家畜伝染病の馬伝染性貧血に感染した問題
 都井御崎牧組合などは5月中旬のウイルス抗体検査で新たに感染が確認された8頭中7頭を隔離した。残り1頭(オス、5歳)は見つからず、死亡した可能性がある。同組合などによると、16-17日の馬追いで生息する約100頭中72頭を柵に追い込み、感染している7頭以外は17日に駆虫剤を投薬してから柵外に放った。隔離された馬は措置済みの4頭を含む計11頭となり、引き続き、定期的に採血、感染の危険度などを調べる。
野生馬は家畜伝染病予防法で定める殺処分の対象外である。(報道情報)
 
2011.7.15.  

オーストラリア
Yarra Bend, Kew Eastのフルーツバットコロニーで致死性のリッサウイルスが検出

2011.7.13. 中国のトウモロコシ輸入が2倍以上に増加し過去最高水準に達する可能性がある。同国が備蓄の積み増しと、ここ3年で最も加速しているインフレの抑制を目指しているためだ。中国は世界2位のトウモロコシ消費国。国連食糧農業機関(FAO)のシニアエコノミスト、アブドルレザ・アバシアン氏は、中国の輸入が今年500万トンと、昨年の約200万トンから増加する可能性が高いとみている。米政府のデータによると、予想通りなら199495穀物年度(9410月-95年9月)の430万トンを上回る。豚や鶏の飼料の原料向け需要の拡大によりシカゴの相場は下支えされる可能性がある。 相場は6月に付けた3年ぶりの高値から17%下落した。中国では、農地と水の不足に加え、所得が増加し豚肉消費が倍増しているため在庫が取り崩され価格が上昇。6月の消費者物価指数(CPI)は6.4%上昇と、2008年以降で最大の上昇率を示した。 豪オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)の商品アナリスト、ビクター・チアンピリヤ氏は「非常に戦略的だ」と指摘した。 (報道情報)
★日本養豚協会(JPPA)は、東京都内で記者会見を開き、日本食肉格付協会(日格協)が作成した「豚枝肉取引規格改正案」に反対する方針をあらためて表明した。現在は肉質と重量の総合評価で極上~等外の5段階で格付けしているが、改正案では肉質と重量を各3段階で評価し、それぞれを組み合わせた9段階を提案している。JPPAの遠藤啓介筆頭副会長は12日に農水省に改正案の廃案を求めたことを明らかにした。 同省には、現行の5段階の豚枝肉取引規格の継続運用も要請。ただ「上」等級の重量上限を現行より3キロ増やすよう求めている。「よりおいしくて効率の良い豚肉が生産ができる」というのが理由だ。改正案の撤回要請は、JPPAの12日の緊急理事会で決めた。会見でJPPAは、同じ農場から同じ日に出荷した豚の上物率が、処理場によって大きく違うことがあると指摘。評価段階の増加で、市場や格付員による違いがより大きくなることに懸念を示した。設備の入れ替え費用、評価段階が増えることによる手間の増加などで農家の経費負担が増えることも懸念している。JPPAは養豚農家戸数で全国の約40%が加入し、年間の国産豚肉生産量で約60%を占める。(報道情報)
 
2011.7.11. JAグル-プ家畜疾病にかかる全国団体対策本部(事務局=JA全中)が口蹄疫の防疫対策などをDVDにまとめ、発行した。2010年4月に宮崎県で発生し、家畜29万頭を殺処分したという悲しい教訓を生かし、口蹄疫対策に必要な情報を網羅。DVDの題名は「畜産は宝だ~口蹄疫に負けない日本の畜産をみんなの力で」。宮崎県で起きた痛ましい事態を記録しながら、対策の重要性を訴える。具体的には、
①啓発編「そこが知りたい口蹄疫~見えない敵(ウイルス)から農家と産地を守る」
②日常管理編「口蹄疫から農場を守る日常の防疫管理の徹底解説」
③初動対応編「疑似患畜の早期発見方法と疑似患畜発見後にすべきこと」。
(報道情報)

口蹄疫
の猛威から1年。宮崎県内で家畜29万頭余りを殺処分した畜産農家1238戸の3割以上にあたる428戸が経営断念を検討するか、再開の意志はあっても踏み切れないでいる。背景には、防疫強化の負担が大きいことに加え、東日本大震災による需要減や韓国や台湾での感染の広がりがあり、厳しい環境にあえぐ農家は「先が見えない」と嘆く。宮崎県によると、5月末時点で2割強の286戸が廃業を決め、半数は高齢が理由だ。106戸は野菜など畑作への転換や転職を選んだ。また、「見極め中」とした142戸のうち97戸が「再開時期を検討中」としているが、「防疫面や価格面で不安」と答えた農家も10戸あった。
再開断念の一人として。
改正家畜伝染病予防法が3月に成立し、農家側には、消毒ゲート設置や、発生時の埋却地確保などの負担がのしかかる。男性は口蹄疫を再び侵入させないよう防疫を徹底するグループ「新生養豚プロジェクト」にも一時加入したが、貿易自由化を目指す国のTPP(環太平洋パートナーシップ協定)加盟問題を引き金に「畜産の将来を考えると再開できない」と思い至ったという。6月25日に初めてジャガイモを出荷。長男は4歳とまだ幼く、久しぶりに収入を手にして安堵した。今、気がかりなのは、解雇した従業員のことだ。30~40代の働き盛りばかりだが、不景気で他に仕事が見つからない。「失業保険も間もなく切れる。早く園芸を軌道に乗せて呼び戻さなければ」
宮崎県は家畜の導入費や飼料代の無利子貸し付けなどで早期再開を支援する。一方で、県復興対策推進課は「高齢農家も多く、2~3割程度やめるのはやむを得ない」と話す。畜産に偏った産業構造は、地域経済へのリスクが大きい--。口蹄疫禍が残した教訓の一つだった。
だが、現場の農家の思いは複雑だ。
再開を迷う一人として。
牛をあきらめきれず3月に再開するつもりだったが、東日本大震災を機に高級食材の買い控えが進み、牛肉価格は伸びず、飼料価格は高騰。韓国や台湾での口蹄疫続発も不安に追い打ちをかけた。現在は茶の集荷のアルバイトでしのぐが、それも7月まで。「やっぱり牛を育てたい。でも今はその時期じゃない」と・・・。
(報道情報)
 
2011.7.10.  

オーストラリア
ヘンドラウイルス。この3週間5か所でアウトブレーク報告。7頭の馬が死亡し、32人の人間が暴露し経過観察中。

2011.7.8. 農林水産省
平成229月の肉骨粉適正処分対策事業に係る補助金返還事案を契機として、農畜産業振興機構に対し、総点検を指示し、農畜産業振興機構は、総点検のための調査を実施し、以下の内容を公表した。
(1) 平成2210月から平成236月までに、肉骨粉適正処分対策事業の全参加事業者(57業者)に対して調査を行った結果、55業者は適正な原料を使用していたことを確認したが、2業者は事業対象とならない、
卵殻、カニ殻(東北油化 株式会社)
魚残さ(有限会社 沖縄化製工業) が原料に混入していたことが判明。
(2) これは、原料収集先の認識不足と原料受入れに係る当該事業者の確認の不徹底に起因するもの。
(3) これら事業者は、この事実を認め、当該原料に係る補助金相当額を農畜産業振興機構に返還する。
・今後の対応
農林水産省は、農畜産業振興機構に対し、次のとおり再発防止を徹底するよう指示した。
(1) 事業に係る原料収集先を事前届出制とし、届出業者以外からの原料は事業対象として認めない
(2) 事業参加者の原料の確認方法と補助対象外原料を確認した場合の除去方法等を記載したマニュアルを整備するよう事業実施主体(社団法人 日本畜産副産物協会)に指導する(報道情報)
詳細:http://www.alic.go.jp/c-kanri/shinko01_000009.html

Emerging Infectious Diseases Volume 17, Number 7-July 2011, Transmission of Influenza on International Flights, May 2009, A. Ruth Foxwell, et al. , オーストラリアに到着した2つの長距離旅客機の搭乗客を対象にレトロスペクティブな調査を実施し、2009 pdm A(H1N1)が機内でどの程度感染したかを調べた。フライト1(ロスアンジェルス―シドニー、445人搭乗)では、14時間のフライト中6名の2009 pdm A(H1N1)感染者が発症した。到着後7日以内で発症しかつ2009 pdm A(H1N1)感染と確認されたのは2名であった。

2011.7.6.

厚生労働省
生食用牛肉を取り扱う飲食店などについて、新たに営業許可制度を設ける方針を同省の薬事・食品衛生審議会の部会で明らかにした。生食用牛肉を巡っては、今年10月から食品衛生法に基づく罰則付きの規格基準が施行される予定で、厚労省は都道府県などに対し、新基準の施行に合わせて、営業許可制度を実施するよう求める。(報道情報)
★厚生労働省の審議会(薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会)
牛のレバ-の提供を食品衛生法で禁止する検討を始めた。食中毒の多発を受け複数の委員が危険性を指摘。意見がまとまるまで、厚労省は生レバ-を提供しないよう飲食店などへの指導を徹底するよう自治体に求める方針。禁止の方針が決まれば、厚労省は罰則付きの法規制に向けた手続きに入る。焼き肉チェ-ンの食中毒事件を受け、審議会はユッケなど生食用の牛肉などの取り扱いについて協議している。牛のレバ-は、内部で細菌が見つかっており、食中毒を防ぐには加熱するしかない。審議会では「生での提供を禁止すべきだ」との意見が大勢を占めている。審議会では、生レバ-内部にO157など腸管出血性大腸菌が入り込んでいる可能性の有無を確認したうえで対策をまとめる方針。
生食用の牛肉を提供するには、肉の表面から深さ1センチ以上の加熱を義務づける新基準案を大筋了承した。厚労省は今後、食品安全委員会に基準案の評価を依頼し、罰則付きで10月の施行を目指す。殺菌では、肉の塊を真空パックなどで密封した後、熱湯につけて、表面から1センチ以上の部分を60度の状態にしたまま2分以上加熱することを義務づけた。測定器で深さ1センチの温度を測りながら施行する。(報道情報)
食品安全委員会の専門調査会
菌を表面に付着させた生肉を2センチトリミングしたところ、内部から検出された菌の数は多くても表面の10分の1程度。千分の1以下に抑えられたものもあった。(報道情報)
★消費者庁
飲食店で食肉を生食用として出す場合、「生食は食中毒に対するリスクがあります」との注意喚起をメニュ-ブックや店内に表示するよう義務づける素案をまとめた。内閣府消費者委員会の食品表示部会で提示した。これまで生食用の表示は任意だったが、罰則付きの食品衛生法に基づく基準にして義務化する。対象となるのは内臓を含む全ての食肉を生食用として出す場合。飲食店だけでなく小売りにも適用。この基準は同部会の審議などを経て、10月にも施行される見通し。(報道情報)
農林水産省
外食産業団体(
2団体)、食肉関係団体(20団体)に対して、牛レバーを生食用として提供しないようにすること、また、牛レバーを生で喫食せずに、中心部まで十分に加熱をして喫食するよう消費者等に対して注意喚起することを、傘下企業等へ周知徹底するよう依頼。(報道情報)

欧州連合
ドイツなど欧州で感染が拡大した腸管出血性大腸菌104は、エジプトから輸入された新芽野菜の種が感染源になった可能性大として、市場からの回収を決めた。また、同国産の種子類は、10月まで輸入禁止とした。
 エジプト農業省は日、科学的に見てエジプト産の種子が原因になったとは断定できないと反論する声明を発表。
回収されるのは、エジプトの業者が2009年~11年にEUに輸出した種。先にドイツ当局は感染源を新芽野菜と断定、フランスで先月発症した感染者も新芽野菜を食べていたよう。エジプト農業省は「科学的にバクテリアが乾燥した(種子の)表面で09年~116月まで生き残ることは不可能だ」と指摘。種子を発芽させるために使った水などによって汚染された可能性があると主張した。

2011.7.5. 宮崎県畜産試験場
乳牛用の「不快指数計」に当たる指標計「ヒートストレスメーター」を独自に考案し、東京の気象計メーカーと共同開発した。蒸し暑さによって牛が感じるストレス(暑熱ストレス)を計測・表示し、適切な暑さ対策をいち早く行えるようにすることで乳量や受胎率の低下を防ぐのが狙い。現在、意匠登録を出願中。
 牛の暑熱ストレスの度合いは、人の不快指数の算定に用いる「温湿度指数」(THI)の計算式を基にしている。ただ、酪農家が仕事をしながら細かな計算を行うのは難しく、通常は勘に頼りながら換気や細霧冷房、送風などの暑熱対策を行っている。 同試験場家畜バイテク部では、県内の乳牛延べ1万1000頭でTHIと受胎率の関係を、また同試験場内の乳牛でTHIと体温との関係を調べた。その結果、THIが上昇すると体温調整機能が低下して体温が上昇、飼料を食べる量や乳量が低下するだけでなく受胎率も低下することが分かった。
 また、乳牛の体調が影響を受けるTHIの分岐点の指数として「67」を独自に算出した。そこで、開発した指標計「ヒートストレスメーター」では「67」から危険度を「要注意」「注意」「警告」「危険」の4段階で色分けして表示し、一目で分かるようにした。温度計と湿度計も備え、牛舎内の環境を把握しやすい。 価格は8000円(税別)。JA宮崎経済連は近く、系統酪農家321戸に無償配布。 同試験場は「指標計を活用し、牛の暑熱ストレスを軽減させることで生産性の向上につながる」と強調。豚と肉用牛に同指標計を応用する研究に現在取り組んでいる。(報道情報)
EUの欧州食品安全機関(EFSA
欧州会議で多数の死者を出した
O104について、エジプトから輸入された豆科の植物フェヌグリ-ク(コロハ)の種子が原因になった可能性が高いと発表。フェヌグリ-クは、もやしのように新芽を食べるほか、種子は香辛料として、葉はハ-ブとして使われる。
2011.7.4.   香港政府
宮崎県での鳥インフルエンザ発生を受けて124日から停止していた日本からの家禽と関連製品の輸入を4日から再開すると発表。ただ原発事故を受けて決定した、福島、群馬、茨城、栃木、千葉の5県からの一部食品の輸入停止措置は継続する。
2011.7.1. 節電の取り組み
中央酪農会議(中酪)は酪農家向けに機器の効率利用などでコストカットとの両立を呼び掛けるパンフレットを作成。乳業メーカーは自家発電機の導入や夜間の工場稼働で、生産量を減らさず節電に取り組む。

中酪は6月30日、酪農家に向けた暑さ・節電対策のパンフレットをホームページに掲載した。
 (1)空調や搾乳機器のメンテナンスを行い、動作効率を改善する
 (2)屋根への石灰塗布や日よけ作物の導入など、電力を使わない暑熱対策をする
 (3)事務所などの冷房の設定温度を見直す
 (4)電気機器のコンセントを小まめに抜く
 ――を推奨。
 牛舎の照明の発光ダイオード(LED)への切り替えや、太陽光パネルの設置も提案する。


乳用牛は昨年7~9月、暑さにより全国で2405頭が廃用・死亡した(農水省)。中酪は「15%削減が求められる酪農家は多くないが、節電はコスト削減にもつながる」として、生産性や生乳の品質が落ちない範囲で可能な節電対策を呼び掛ける。7月1日に政府の「電力使用制限令」が発動するのを受け、大手乳業メーカー各社は生産能力を落とさずに15%の節電を達成するための工夫を凝らす。

電力使用制限令

 7月1日から、東京電力と東北電力管内で500キロワット以上の電力契約をしている大口需要家に対し、昨年の使用最大電力から15%削減を義務付け。期間は東京電力管内が9月22日まで、東北電力管内が9月9日まで。時間帯は平日午前9時から午後8時。 (報道情報)
 
2011.6.30. 牛用の不快指数計「ヒートストレスメーター」開発
宮崎県畜産試験場は、蒸し暑さで牛が感じるストレスを数値化した。温度や湿度、それらを基に算出した指数を時計のような数字盤に表示。牛の活動が低下する目安も示しており、県は「適切な暑さ対策を取ることで、人工授精の成功率向上や搾乳量の減少防止につながる」としている。 
試験場によると、乳牛は肉用牛に比べて蒸し暑さに弱い。温度や湿度の上昇で不快指数が高くなると、食欲が落ち、搾乳量が減る。人工授精の成功率(受胎率)も下がるという。 
県は2006年から3年間、県内約170戸の農家で飼育されている乳牛延べ約1万1300頭を対象に、受胎率と不快指数の関係を調べた。指数が61未満では38・45%だった受胎率が、71~75では36・67%に下がり、80を超えると28・89%まで低下。指数70を境に受胎率が下がる傾向が明らかになった。

調査結果を基にストレスメーターを作製。体温が上昇して牛がストレスを感じ始める不快指数67を暑さ対策の目安とし、目盛りに黄色や赤で着色、畜舎の水まきや牛への送風などを行う基準とした。不快指数以外に温度や湿度も表示する。県はメーターの図案の意匠登録を出願しており、共同開発した「エンペックス気象計」(東京)が7月中旬から定価8000円(税別)で販売。県内321戸の全酪農家には、JA宮崎経済連を通じて近く配布される。 
牛は暑さでストレスを感じると呼吸が荒くなるなどの症状を示すが、農家が気づかないこともあるという。県畜産試験場は「人間は平気でも牛はストレスを感じていることがある。温度や湿度とともに不快指数を把握することで、暑さ対策のタイミングを知ることができる」と話している。(報道情報)

【大腸菌O104H4
ヨーロッパにおける大腸菌O104H4の集団発生
フランス・ボルドーで、ベロ毒素産生大腸菌(VTEC)/溶血性尿毒症症候群HUS)集団発生が続いており、622日以降、8例のVTEC8例のHUSが報告され、4例で大腸菌O104H4が確認。
 また628日には、スウェーデンで大腸菌O104H41例報告。
 これらの症例は、最近のドイツへの渡航歴はない。ドイツとフランスにおける集団発生の、原因菌の遺伝子に関連があるとの結果も発表。

2011.6.29.

○厚生労働省食中毒・乳肉水産食品合同部会
牛のレバ-を食品衛生法の規制対象にすることを検討する。
牛のレバ刺しで食中毒が多発しているためで、規制対象になると提供が禁止され、違反すると罰則が科される。牛の生肉については、現在は削り取る「トリミング」をするよう指導しているが周囲の加熱処理を提供する際の条件とすることを検討する。
馬刺しなど生の馬肉も法規制の対象とすることを提供したが、委員会から「菌による食中毒の影響が少なく、現行の衛生基準も比較的守られている」という指摘があり、法規制の対象から外す。豚肉や、鶏刺しなど鶏肉については、10月以降に順次検討する。

★「腸管出血性大腸菌O104の検査法について」
 1)腸管出血性大腸菌QA http://www1.mhlw.go.jp/o-157/o157q_a/index.html
 2)腸管出血性大腸菌O111の検査法について  http://wwwhourei.mhlw.go.jp/hourei/doc/tsuchi/T110607I0010.pd
 3)腸管出血性大腸菌O104の検査法についてhttp://www.mhlw.go.jp/topics/yunyu/other/2011/dl/20110615-01.pdf


○農水省の家禽疾病小委員会
家畜の飼養衛生管理基準や防疫指針の見直しを議論。4月に公布された改正家畜伝染病予防法や昨年発生した高病原性鳥インフルエンザの教訓を踏まえ、感染予防や早期通報を徹底するル-ルを話あった。7月にも結論を出し、上部組織の食料・農業・農村政策審議会家畜衛生部会が農相に答申。
小委員会はこのほか、他国で鳥インフルエンザが発生した場合、発生州や発生が疑われる州の家禽などに限り輸入を禁止する「地域主義」の考え方を米国に適用するかについても確認。家畜衛生部会で審議する。(報道情報)

 
2011.6.28. 家畜伝染病の牛疫
 1000年以上にわたり人類を苦しめてきた家畜伝染病の牛疫が、正式に世界中から根絶される。最後の発生は2001年のケニア。牛疫ワクチンが最後に使われたには07年。その後、各国からの発生の報告はない。ロ-マで開かれているFAOの総会で、ジャック・ディウフ事務局長は「人類は飢餓・貧困をなくす力がある。牛疫根絶はそれを証明した」と高らかに宣言。主要国の家畜衛生関係者が27日にFAO本部に集まり、根絶した牛疫ウイルスの保存方法などを話し合い、FAOが28日に正式に「根絶」を宣言する運びだ。 (報道情報)

経営を再開した農家は666(54)5月末現在)
 2010年発生した口蹄疫で家畜を殺処分した宮崎県内の畜産農家は1238戸のうち、経営を再開した農家は666(54)、経営中止の意向農家は286戸(23%)。県が意向調査(5月末現在)の結果を開会中の県議会で明らかにした。4月調査に比べ、再開した戸数は4ポイント増にとどまった。
経営再開が進んでいるのは酪農家。殺処分した54戸のうち44戸(83%)が1357頭(処分前の63%)を導入し、既に搾乳が軌道に乗り始めた。これに次ぐのが肉用牛農家で1057戸のうち566戸(54%)が再開、18616頭(同37%)を導入。養豚農家は128戸のうち56戸(44%)が再開し、8778(44%)を飼育している。一方、経営を再開していない農家は572戸(46%)。中止意向の農家の理由で最も多いのは高齢で、耕種転換、他産業への就業などが続いた。 (報道情報)

○馬伝染性貧血(伝貧)
宮崎県
串間市の都井岬に生息する国の天然記念物「
御崎(みさき)馬」が、家畜伝染病の馬伝染性貧血(伝貧)に感染した問題で、県と串間市による感染馬の隔離作業が手間取っている。梅雨で地面がぬかるみ、追い込み作業で、馬がけがをする危険があることから作業を見合わせているという。県は「感染力は強くないが、感染経路など不明な点が多い。梅雨明けには着手したい」としている。伝貧は3月、宮崎市のJRA宮崎育成牧場で飼育されていた乗用馬1頭で感染が確認された。この馬が都井岬の生まれだったことから、県と同市は5月中旬、馬追いで96頭を捕獲して血液を採取。宮崎家畜保健衛生所で抗体検査を実施したところ、12頭で陽性反応が出た。うち事前に感染が分かっていた4頭は、従来通り隔離措置が続けられたが、残る8頭については「出来るだけ早く隔離し、対応を検討する」としていた。御崎馬は丘陵と雑木林が約500ヘクタールにわたって広がる都井岬に点在しており、柵で囲った隔離スペースに追い込むには「約100人態勢で少なくとも2日間はかかる」(県畜産・口蹄疫復興対策局)という。しかし、県内を含む九州南部は昨年より20日早い5月23日に梅雨入りした。傾斜のある丘陵で、地面がぬかるんだまま追い込み作業に着手すると、貴重な御崎馬や作業員がけがをする可能性があるため、実施を見合わせているという。伝貧の感染確認は国内で18年ぶりで、治療法は確立されていない。県畜産・口蹄疫復興対策局は「野生馬なので家伝法に基づく殺処分の対象ではないが、不明な部分が多い病気なので、そのまま放置しておくつもりもない。梅雨が明ければ早々に作業を再開し、出来るだけ早く隔離したい」としている。(報道情報)
6/28米国、アラバマ州リー郡
大腸菌O157:H7集団発生、子供13人、成人2人、スプラッシュパーク、オペライカスポーツプレックスや親水センターのプールで泳ぎ、重篤な胃腸疾患。子供5人から大腸菌O157:H7感染確認。(Alabama Department of Public Health、28 Jun 2011)

06/28米国、5州21人
Salmonella Enteritidis感染、アルファルファとスパイシー・スプラウト(新芽野菜)に関連。(CDC, _Salmonella_ homepage、28 Jun 2011)http://www.cdc.gov/salmonella/sprouts-enteritidis0611/062611/index.html
2011.6.25. 日本はOIE基準に基づく清浄国に復帰。
2010年
11月から2011年3月まで発生した高病原性鳥インフルエンザ9県、24農場で感染が確認され、約185万羽が殺処分された。すべての防疫措置が完了した324日から3ヶ月を経過した625日、日本はOIE基準に基づく清浄国に復帰した。
http://web.oie.int/wahis/public.php?page=single_report&pop=1&reportid=10705(報道情報)

口蹄疫や鳥インフルエンザに適切に対応できる獣医師を養成するため、文部科学省は、獣医師のレベルアップに向けた教育体制の見直しに着手した。大学間の共同教育課程や、臨床実習前に知識の習熟度を評価する「共用試験」の導入の他、最低限、取得すべき教育内容を示す「コア・カリキュラム」の策定や検証などが柱だ。文科省などは、獣医師養成課程のある計16大学で臨床実習を充実させるほか、専門教員が少ない大学間の共同学部や学科の設置を積極的に促す方針だ。 (報道情報)

○愛知県
同県小牧市の焼き肉店で、10日にユッケや焼き肉を食べた2234歳の女性客6人が下痢や腹痛の症状を訴え、このうち4人から病原性大腸菌O157を検出。(報道情報)
 
2011.6.24. ○XM-sakazakii寒天培地
 2種類の発色酵素基質によりEnterobacter sakazakii(Cronobacter spp.)と大腸菌群を同時に検出できる選択分離するXM-sakazakii寒天培地発売。通常の検体では、33~37℃で24±2時間での培養が可能です。夾雑菌が多い検体においては42~45℃で24±2時間培養を行ないますとE.sakazakiiの選択性向上。http://cosmokai.com/img/files/1107_xmsaka.pdf
http://cosmokai.com/img/pdf/27.pdf

農水省の牛豚等家畜疾病小委員会
4月に公布された改正家畜伝染病予防法や昨年発生した口蹄疫の教訓を踏まえ、家畜の飼養衛生管理基準や防疫指針などの見直しを議論する第2回会合を開いた。7月中に次回会合を開き、議論がまとまれば、同月中にも上部組織である食料・農業・農村政策審議会家畜衛生部会が農相に答申。このほか、牛疫、牛肺疫アフリカ豚コレラの防疫指針をそれぞれ策定するため、診断方法などについて議論を開始。(報道情報)

○大阪府
157に感染した堺市の男性(84)が死亡したと発表。詳しい死因や感染源は不明だが、男性は16日に堺市内の焼肉店で生レバ-を食べていた。(報道情報)

ドイツ中心に欧州
大量感染を引き起こした「O104」について、英国などの研究チ-ムは、問題の大腸菌は毒性を持つ種と体内吸収性が高い種が交配し毒性が強まった新種であることを突き止めたと発表した。(AP通信)。大腸菌のDNAを調べた結果、2種の交配種であることが判明。うち1種が人間などの腸内に付着しやすい性質を持っており、大腸菌の毒素の体内吸収を速めたとみられる。

2011.6.23.

●X-BC寒天培地
 発色酵素基質によってセレウス菌を選択分離するX-BC寒天培地発売。X-BC寒天培地は従来のNGKG寒天培地やMYP寒天培地のよ
うに卵黄反応と集落の形状で鑑別している培地に比べて判定に迷うことがなく夾雑菌の発育を抑制するため鑑別が良好。
http://cosmokai.com/img/files/1107x-bc.pdf
http://cosmokai.com/img/pdf/26.pdf
●「抗菌剤の処方方針」
医師のコミニュケ-ションサイトを運営するメドピア(東京・港)が実施した「抗菌剤の処方方針」についてのアンケ-ト調査によると、「ガイドラインに従って抗菌剤を使い分けている」と答えた医師は28%だった。「自信が使い慣れた複数の抗菌剤を使い分けている」が58%で最も多く、ガイドラインよりも自身の経験を重視している姿がうかがえる。同じ抗菌剤を使い続けると耐性菌が発生する可能性が高まるため、各疾病の学会などは抗菌剤の適正使用に関するガイドラインを定めている。「使い慣れた複数の抗菌剤を使い分けている」と答えた医師でも「ガイドラインを参考にしながら使い分けている」とのコメントが目立つという。(報道情報)

 
2011.6.22. ユニーやサークルKサンクス、プリマハムなど流通・食品7社
スーパーやコンビニエンスストアの店舗から排出される未利用食品でブタを肥育し、そのブタを食材として使用した総菜パンを26日から販売。
食料資源の有効活用につなげる取り組みで、食品リサイクルを促す政府の「再生利用事業計画」の認定を受けた。ユニー、ファミリーマート、サークルKサンクスの関東地区の店舗で購入可。

販売されるのは「てりやきそぼろ&ハンバーグパン」で、菓子パンの生地にてりやきそぼろとハンバーグを載せて焼き上げ、2つの味を楽しめる。価格は118円。
 ユニーやファミリーマート、サークルKサンクスの東京都内を中心にした約100店舗で、売れ残った弁当やパンなどを回収。飼料製造と畜産を手がける業者がこの未利用食品から飼料を製造してブタを肥育する。生産された豚肉でプリマハムが加工し、山崎製パンが総菜パンに仕上げ、小売り3社が販売する仕組み。店舗から排出される月38.1トンの未利用食品から月65頭のブタが生産され、月45万個の総菜パンが製造されるという。(報道情報)
●ドイツ 志賀毒素産生大腸菌(STEC)アウトブレーク
3名のHUS (溶血性尿毒症症候群、hemolytic-uremic syndrome)患者が同日同病院に入院。
5月1日から6月18日までにドイツで確認された症例数は、HUSが810(27例死亡)、その他のSTECによる大腸炎2,412(12例死亡)で、HUSを発症したのは全患者の25.1%に及んだ。症例報告数は5月8日以降激増し、5月21日から23日にピーク。HUSはドイツ全16週で報告されたが、最も多かったのは北部で、ハンブルグでは10万人当たりの患者数が10.1。北部アウトブレークエリアではほとんど同時にアウトブレークが発生し、その他の地域はこのエリアからの人の移動で感染が広がった。2001年から2010年の期間ドイツでHUSと診断された年齢の中央地は5歳未満であったが、今回のアウトブレークではHUSを発症した89%は17歳以上の成人で、5歳未満の幼児で発症したのは1%だった。HUSの年齢中央値は43歳であった。43例のデータから感染から発症までの潜伏期間は8日と推測。
原因細菌はSTEC O104:H4(stx2a)。attA、aggR、aap、aggA、aggCを病原性プラスミド上に保有。stx1(-)、eae(-)、ehx(-)。全株がβラクタム抗生物質と第三世代セファロスポリンに耐性で、一部はフルオロキノロンにも耐性。カルバペネムとシプロフロキサシンには感受性。CTX-M15 ESBLとTEM-1ベータラクタマーゼ遺伝子を保有。
過去のSTECアウトブレークと大きく異なる点は以下の3点。
(1)入院しかつ確定診断されたうちの1/4がHUSを発症した。これは過去の例と比べてきわめて高い割合。
(2)これまでの例ではHUSを発症する多くは子供であった。例えば1996年日本で起きたアウトブレークでは121例のHUS患者が出たが、全員小児であった。しかし今回のアウトブレークでは成人に多く(89%)、中でも女性に多かった(HUSの68%、それ以外のSTEC胃腸炎でも58.5%)。
(3)原因菌はO157以外の血清型(non-O157 STEC)。
(Frank C., Werber D., Cramer J.P., et al.,Epidemic Profile of Shiga-Toxin-Producing Escherichia coli O104:H4 Outbreak in Germany, The New England Journal of Medicine June 22, 2011)

●エジプト
27歳男性、6月5日発症、6月13日入院、6月14日死亡。エジプトでのH5N1感染確定例合計は150、そのうち52例は死亡。http://www.who.int/csr/don/2011_06_22/en/index.html
2011.6.21. トヨタ自動車
豚の糞を堆肥にする際に発生する悪臭を抑える消臭剤「豚レスキュー」を開発。価格は1袋(9.5キロ)5500円で、年間3000袋の販売目標。

「豚レスキュー」は、牛や鶏に比べて悪臭が強い豚の糞の悪臭の元であるアンモニアなどを微生物の力で分解し、最大9割悪臭を抑える。さらに、消臭効果だけでなく、有機物の分解を促進するため、堆肥になるまでの日数を短縮できるという。豚の糞だけでなく、牛や鶏の糞にも使用可能で、糞10立方メートル当たり1袋の割合で、添加して使用する。
トヨタは2001年から緑化事業に本格的に取り組んでおり、06年にはメニコンと共同で、牛糞が堆肥になるまでの日数を半減する堆肥化促進剤を開発している。(報道情報)
 
2011.6.20.  

欧州 O104
感染が拡大している問題で、ドイツ保健当局は、同国の死者が39人になったと発表した。スウェ-デンの死者も含めると計40人。ドイツ当局によると、被害者が集中している同国での感染者は計約3500人。一方、同当局は「過去10日以上、新たな患者の報告例は低水準で推移している」と指摘、感染は沈静化に向かっているとの認識を示した。

2011.6.19. 三重県 O157
伊賀市内の女児(
3)が腸管出血性大腸菌(O157)に感染し、溶血性尿毒症症候群(HUS)を併発して死亡。伊賀保健所が感染経路などを調査している。女児は14日に腹痛や血便などの症状が出た後、16日に痙攣が見られたことから入院。容体が悪化したため、17日、転院して集中治療室で治療を受けていた。採取した便からO157の感染が確認。(報道情報)
 
2011.6.18.

厚生労働省
食後に下痢や嘔吐を一時的に起こす原因不明の軽い食中毒が各地で報告されており、厚生労働省は原因をヒラメや馬刺しの中にいる寄生虫とほぼ特定した。同省はこれらを新たな食中毒として扱い、似た事例があれば検査するよう都道府県に通知した。
症状は食後48時間の間に嘔吐・下痢を起こすが、一過性のことが多く重症化した例はない。発生頻度も「それほど高くない」(同省)という。2009年から今年にかけて同省が全国調査したところ、ヒラメの刺身と馬刺しが原因食品として浮上した。ヒラメによる食中毒は「クドア」と呼ばれる寄生虫の一種「セプテンプンクタ-タ」が原因。クドアは人体に影響はないと考えられていたが、食中毒を起こすタイプが発見された。馬肉の場合は「サルコシスティス」と呼ばれる寄生虫の一種「フェアリ-」が原因だ。(報道情報)

 
2011.6.17. 農林水産省発表(平成23331日現在)
 クローン技術を用いた研究情報とりまとめ


1.受精卵クローン牛について
 これまでに受精卵クローン牛の出生等のあった研究機関数 46機関 8機関)(1)
 平成22101日~平成23331日までの受精卵クローン牛の出生頭数(調査開始からの累計頭数)
 2 730頭)
【内訳】

正常娩出
1 619頭)
死産  1 76頭)
生後直死  0 35頭)
正常娩出個体の作出後の状況
育成・試験中  17
病死  105
事故死  20
試験供用  84
食肉出荷  330
不明(2)  63
 (1) 「研究機関数」の )内は平成23331日現在で受精卵クローン牛を飼養している研究機関の数で内数
 (2) 「不明」とは、平成11年の調査開始以前に出生し、試験研究機関等から農家等に譲渡され、調査時点において、その個体の確認ができなかったもの

2.体細胞クローン牛について
 これまでに体細胞クローン牛の出生等のあった研究機関数 50機関 24機関)
 平成22101日から平成23331日までの体細胞クローン牛の出生頭数(調査開始からの累計頭数)
 1 589頭)
【内訳】
正常娩出  0 410頭)
死産  0 84頭)
生後直死  1 95頭)

3.体細胞クローン豚(ミニブタ除く)について
 これまでに体細胞クローン豚の出生のあった研究機関数 8機関
平成22101日から平成23331日までの体細胞クローン豚の出生頭数(調査開始からの累計頭数)
 
20頭(580頭)
【内訳】
正常娩出  10頭(401頭)
死産  8頭(123頭)
生後直死  2頭( 56頭)(報道情報)
詳細:http://www.s.affrc.go.jp/docs/press/110617.htm 
●アンゴラ、カビンダ
狂犬病 犬による咬傷例は405、2011年1月~6月25人が死亡 

●フランス、ノールパドカレー地域圏
大腸菌O157、6月初め、溶血性尿毒症症候群(HUS)の子供8人入院、
冷凍のハンバーグパティが原因(Efoodalert、21 Jun 2011)


●米国、テネシー州&バージニア州
志賀毒素産生大腸菌 STEC O157/非O157、
5月中旬以降、テネシー州北東部の大腸菌アウトブレーク、症例は15人、
大腸菌O157:H7株3件、O103 2件、O169 1件確認、
(Tricities.com17 Jun 2011、Food Safety News、13 Jun 2011)
2011.6.16.

宮崎県
口蹄疫で家畜を殺処分された農家1,238戸のうち、5月末時点で20%超が経営中止(畜産廃業)を検討しているとの調査結果を明らかにした。
理由として、枝肉価格の低迷、韓国や台湾で口蹄疫が発生していることなどが挙がっている。(報道情報)

●エジプト 
(1) 40歳女性、5月14日発症、入院、回復。
(2) 21歳妊婦、5月21日発症、入院、5月29日死亡。
(3) 31歳男性、5月21日発症、入院、6月5日死亡。
(4) 32歳男性、5月23日発症、入院、6月2日死亡。
(5) 16歳男性、5月21日発症、入院、重篤だが回復に向かう。
http://www.who.int/csr/don/2011_06_16/en/index.html
2011.6.15. ★予防接種法
予防接種法等の改正法案の審議が衆議院で行われている。予防接種法等の改正法案が、衆議院厚生労働委員会で審議されている。内容は、一昨年のような病原性の低い新型インフルエンザが発生した場合に、予防接種法に基づいて接種を行えるよう、新たな臨時接種を創設すること、健康被害救済の給付水準を引き上げることなどである。この法案は、政府が昨年3月に国会に提出し、継続審議となっていた。(報道情報)
★九州大学
牧草を主食にした国産ブランド肉牛畜産の本格事業化を目指している。新技術で子牛に「肥満体質」を刷り込み、放牧でも適度な脂肪が入るよう体質の制御を実現した。耕作放棄地を使えば、輸入飼料より大幅に飼育コストが抑えられる。赤身が多くて「牧草の香り」がするのが肉の特徴で、健康・安全志向に応えて幅広い需要が見込め、新たな市場創出にもつながりそうだ。

事業化に向けて研究を進めているのは、九大大学院農学研究院の後藤貴文准教授ら。大分県竹田市の農学部付属農場と周辺の耕作放棄地で現在、黒毛和牛など約90頭を飼育している。すでに放牧で育てた牛肉を「Qビーフ」のブランド名で外食企業に販売し、仏料理や伊料理のシェフからも煮込み料理などで好評だという。
新技術は「代謝インプリンティング」と呼ばれる手法。生後3カ月まで高タンパク・高脂肪の代用乳を、さらに10カ月ごろまで高カロリーの国産穀物飼料を与え、子牛を「肥満体質」にして栄養吸収力を高める。その後は食肉加工する30カ月までの間、乾草や放牧で飼育する。
後藤准教授によると、一般に黒毛和牛は牛舎で飼育し、1頭当たり4~5トンの穀物飼料を与えて「霜降り」となる脂肪を蓄積させる。ただし飼料は大半が輸入物で、販売コストの6~7割を占めるなど畜産農家の収益を圧迫する原因となっている。
一方、放牧は脂肪がつかず、肉牛には不向きとされてきたが、九大では新技術によって放牧でも筋肉量に対して13~24%の脂肪を持つ牛が育成できるようになった。また、草由来の良質なビタミンや脂肪酸を多く含むことも確認されたという。畜産農家にとって放牧は飼料代の大幅削減となるほか、牛の糞(ふん)尿も現地の牧草地でそのまま循環でき、全国で問題になっている耕作放棄地の保全にも寄与できるという。 九大では、ウェブカメラなどで牛を管理するIT(情報通信)システムと組み合わせ、Qビーフを国内の草資源循環を目指した次世代型牛肉生産システムとして農家に普及させたい考えだ。 後藤准教授は「輸入飼料に頼らなくても国内の草資源で『純和牛』は育てられる。霜降り肉とは違った、高齢者や女性にも喜ばれる黒毛和牛本来の味を取り戻したい」と話している。(報道情報)
(私は霜降り宮崎牛もいいが、将来的に日向赤肉和牛を目指した畜産を考えては?と10年前に提唱したが、一蹴された経験がある。海外向けの霜降り、接待用の霜降りとは別に国内家庭向け黒毛和牛の成功を祈念する。ただし、褐毛和種牛(あか牛)のようにはピロプラズマなどの放牧病には弱いので、衛生管理をしっかりしてほしい。末吉考)

パラグアイ
デング熱の流行が続いている。http://www.forth.go.jp/topics/2011/06150917.html

2011.6.14. ★日本養豚協会理事会
日本食肉格付協会がまとめた豚枝肉取引規格改正案(新格付け案)の導入について「絶対反対」を確認した。現行の格付けは「重量など」や「肉質」を一体で示す総合評価方式で、改正案は各評価を別々に示す分離評価に変更するのが柱。日本養豚協会は「肉質の評価が複雑で、これまで通りの目視による検査では、客観的な格付けができるのか疑問」とし、機械的・科学的な判定の必要性を訴えている。

豚枝肉の格付けは現在、重量や背脂肪厚、肉質などを5段階で評価し、最も低い部分の評価をその枝肉の等級としている。改正案では、重量や背脂肪厚を3段階、肉質を3段階で評価し、それぞれを組み合わせた9段階の等級を提案している。

日本養豚協会は1月の理事会で導入反対を決めていた。6月14日の理事会で反対をあらためて確認し、同日の総会に報告した。(報道情報)
(この格付け制度、スパーマーケットなどで消費者の目の前に来る時にはなくなっているようだ。疑問である。末吉考)

「食料・農業・農村政策審議会 家畜衛生部会 40回家きん疾病小委員会」の開催
1.概要
飼養衛生管理基準の改正、特定家畜伝染病防疫指針の変更等に係る技術的事項について審議するため、「食料・農業・農村政策審議会 家畜衛生部会 40 家きん疾病小委員会」を開催します。
今回の議事概要は、会議終了後に当省ホームページ「食料・農業・農村政策審議会 家畜衛生部会 家きん疾病小委員会概要等」(http://www.maff.go.jp/j/council/seisaku/eisei/index.html)で公開。
2.開催日時及び場所
 (1) 日時:平成23617(金曜日) 10時~12
 (2) 場所:農林水産省 本館7 3特別会議室 東京都千代田区霞が関1-2-1
3.予定議事
 (1) 委員長の互選
 (2) 飼養衛生管理基準の改正について
 (3) 高病原性鳥インフルエンザ及び低病原性鳥インフルエンザに関する特定家畜伝染病防疫指針の変更について
 (4) 米国への高病原性鳥インフルエンザ地域主義の適用について
 (5) その他(報道情報)
<添付資料>家きん疾病小委員会名簿
★プイラー OIE
OIEの総会が522日から27日までの6日間の日程で本部のあるフランスの首都パリで開かれた。この中で、ブロイラ-の生産や輸送、処理の方法について、アニマルウェルフェアの基準を定め、OIEコ-ドに記載する議題は、各国のブロイラ-生産手法が異なっていることや、記述内容をどの程度具体的なものにするかなどについて、各国から多様な意見が出されたため、今後も継続して協議することになった。このほか、家禽コレラなど5疾病が、世界的に常在していることなどにより、輸入停止などのOIE通報対象疾病から削除された。
2011.6.13. ★厚労省
牛肉・馬肉を対象とした生食用食肉の規格基準の策定作業を進めている厚労省が、生食用として食肉を提供する場合、トリミング前に食肉の表面殺菌を義務付ける方向で検討していることが明らかになった。殺菌手法は熱湯処理を念頭に置いているようだ。
 同省が5日までに都道府県を通じて行った生食用食肉をめぐる実態調査の結果、「軽微な点を含めると、調査対象となった焼き肉店の8割程度がガイドライン(衛生基準)を守れていない」(同省)のが実情だ。
 このため「トリミングだけだと、調理員によってバラつきが出てしまう。熱湯という一つの工程を加えることによって安全性を高める必要がある」(同省幹部)と判断した。
 
規格基準は、食品衛生法11条に基づくもので、1998年に出された生食肉に関する衛生基準通知(ガイドライン)をベースに作られる。
 同省では、
O111など腸管出血性大腸菌や熱湯による食肉の表面殺菌などに関する科学的データと、実態調査の結果を添付したうえで、月内にも食品安全委員会に対して、生食用食肉に関する規格基準案を諮問する意向。
★TPP
東日本大震災発生で中断していた「食と農林漁業再生実現会議」が6月10日に4回目の会合を開き議論を再開。復旧・復興を優先させTPP参加は見送るべきだとの意見が出た一方、日本農業再生のためにもTPPを推進すべきだとの意見も相変わらず根強かった。同会議では政府の復興構想会議が6月下旬にも基本方向を示すことに合わせて、基本方針をとりまとめる予定にしている。
菅総理は冒頭のあいさつで「単に元のかたに戻すのではなくて6次産業化、バイオマスなどにより、より農業を強くする方向で議論をしていただきたい」と強調、玄葉国家戦略担当大臣は「日本の再生が東日本の再生を支え、東日本の復興が日本再生の先駆的な例にしていくことが重要。農林漁業の再生戦略については、東日本の農林漁業の復興、日本の農林水産物の信認回復という新しい課題を抱えることになった。その方向で議論していただきたい」などと述べた。(報道情報)
◆「TPPは復興の足かせ」茂木JA全中会長
歌手の加藤登紀子氏は「避難所暮らしをしている人たちのプランをよく考えなければいけない」と述べたほか、「原発の安全神話は瓦解した。その影響を過小評価してはならない。たとえば漁業は再開できるのか。獲ってきても食べていただけず無駄になってしまうのではないかということも考えなればならない。日本への信頼を回復するには原発を廃止していくべきで、政府はそのように舵を切るべきだ」などと話した。

JA全中の茂木守会長はJAグループが5月に決めた提言をもとに発言。

 「TPPは復興の足かせになる。農業者はこのことで戦々恐々としている。一方で1120万人のTPP参加反対署名を集めた。助け合い、コミュニティといったことが大事だという認識が出てきたのではないか。日本人の価値観もこれで変わる」とTPP参加検討は直ちに止めるべきと強調した。
 また、震災と原発事故について「東電、政府は賠償に相当力を注いでほしい。農山漁村では人生設計を根底から覆されて相当ダメージを受けている人がいる。政府はここに思いを馳せるべき。この再生実現会議も農業者、漁業者の共感を得られるような指針を出してほしい」などと述べた。
 また、栃木県の女性農業士会会長の相良律子氏は「栃木県でも風評被害がひどい。日本一のイチゴ生産農家も15%も減収した。観光地にも閑古鳥が鳴いている。やはりTPPの話とは別なのではないか。一生懸命農業生産をしているが、ちゃんと食べてもらえるのだろうかという不安を抱えながらやっている人の気持ちを分かっていただけるのか。これを考えていただきたい。原発事故は終息していない」と強調した。(報道情報)
◆再生と改革、同時平行これらの意見に対してTPP推進が必要だという意見も相変わらず出された。
 新日鐵会長の三村明夫氏は「復興が大変なのは分かるが、復興を離れて日本全体の農林漁業改革を。世界も進んでおり日本はもっと前に出ていく必要がある。このまま停滞していては世界とのギャップはさらに拡大していく。日本再生のきっかけにしていくというのは大賛成で意欲ある農業者に農業を一生懸命やってもらうことが大事ではないか。 TPPについては日米首脳会談で、できるだけ早い時期に、と総理は言った。復興というだけではなくこれをやってほしい」と述べたほか、早大教授の深川由起子氏も「TPPと復興が対立するのはよくない。日本再生の7原則が示されているがその方針にのっとってやっていただきたい。農業が特別だということはない。特別に税金を注ぎ込んでいいというものではないので、それを承知してやってもらわなければいけない」と話した。
 そのほか、ぶった農産社長の佛田利弘氏は「50年先のことを考えていかなければならないのではないか。先祖伝来の土地を追われるという人たちのことを考えないと新しい未来を示せない。日本農業の再生は人づくりに力を入れてほしい。それを国がバックアップするべき」などと述べた。
 また鹿野農相は、被災状況がさまざまで農業者らの要望も多様だと報告したうえで「次の時代に評価されるような農政をうち立てていきたい」と話した。
 玄葉大臣は「復旧・復興と食と農林漁業の再生は同時平行でやっていかなければならない。6月下旬には復興構想会議の議論もある程度まとまる。全体の政策指針はすでに決定している。急いで議論をしてほしい」と話した。(報道情報)
 
2011.6.12.  

★狂犬病
米国、Humboldt郡で狂犬病を発症した8歳の少女、暴露後ワクチン未接種だったがミルウォーキープロトコールで回復した3例目となった。(Health Canal12 Jun 2011)
★手足口
ベトナム、ホーチミン市、予防医学局(The Preventive Medicine Department)は、2011年の手足口病患者数は現在までに7,300人で、死者は26人と発表した。2010年同時期と比べて40%多い。(Sai Gon Giai Phong (SGGP)12 Jun 2011
★欧州 大腸菌 O104
欧州でO104の感染が拡大している問題で、ドイツ保健当局は、同国の死者が4人増えて34人になったと発表。スウェ-デンの死者も含めると計35人。感染源については、ドイツ当局は同日までに、同国北部ニ-ダ-ザクセン州の農場で生産されたもやしなどの発芽野菜から、今回問題となったO104と同じタイプの菌を検出し、感染源であると特定した。ただ、この農場の発芽野菜にO104の菌が、どのように混入したかなどは不明。ドイツ当局は農場を閉鎖し、さらに調査を進めている。

2011.6.10. ★農水省牛豚など家畜疾病小委員会
家畜の飼養衛生管理基準や防疫指針などの見直しについて議論を始めた。4月に公布された改正家畜伝染病予防法や昨年発生した口蹄疫の教訓を踏まえ、感染予防や早期通報を徹底するためのル-ルを協議する。
議題
①埋却地などの確保の義務
②都道府県に通報すべき症状(発熱、水疱など)
③通報が遅れた場合の移動・搬出制限の設定など
症状が出ている家畜が多い場合や、疑似患畜が出荷されている場合などは、口蹄疫で移動制限区域が最大
30キロ、搬出制限区域が最大50キロとなっている上限範囲を拡大することも検討


厚木市上依知の江戸屋養豚場(古性忠一代表)が、食品の安心・安全を確保するための国際標準となる「農場HACCP推進農場」の指定を受けた。全国にある他の24農場とともに、国内初の指定となる。一定の基準を満たした農場を今回初めて、(社)中央畜産会が「推進農場」として指定することとなった。
ドイツ
欧州で広がる腸管出血性大腸菌の感染問題で、ドイツの保健当局は
モヤシなどの新芽野菜が感染源だとほぼ断定したと発表

米国
降雨量が多いためにトウモロコシの作付けが遅れている。世界の在庫率が37年ぶりの低水準に落ち込む可能性がある。消費者や畜産業者にとってコストが上昇しそう。オハイオ州の作付けは5日時点で58%と、1989年以降で最も遅れている。米ゴールドマン・サックス・グループは6日、「不足する可能性」が高まっているとの見方を示した。シカゴのトウモロコシ先物相場は過去1年間で2倍以上に上昇し7日終値は1ブッシェル当たり7.365ドル。米モルガン・スタンレーは作況が悪化すれば9ドル台に乗せる可能性があるとみている。
●カンボジア 
7歳女児、5月24日発症、5月31日入院、6月7日死亡。カンボジアでのH5N1感染確定例合計は16、そのうち14例は死亡。
http://www.who.int/csr/don/2011_06_10/en/index.html
2011.6.9.   中国
遺伝子組み換えを行った乳牛が飼育されており、約300頭の牛は人間の母乳に近い乳を出すというのである。今後3年以内に、この特殊な牛乳を商品化して販売を開始する予定だ。北京の中国農業大学のチームによって、この研究は進められている。彼らは、クローン牛の胎児に人遺伝子を植え付け、出産させれいるのだ。すでに300頭の出産に成功している。この牛から搾れる乳は、免疫体系が強化されており抗菌性が高く、人間の母乳に近いそうだ。現在安全面の検査が行われており、中国政府は、今後3年以内に、栄養価の高い牛乳として市販することを目指している。研究チームは自ら味見をしているのだが、彼らが言うには、通常の牛乳より甘さが強いとのことだ。チームのメンバーは「この牛乳はとてもおいしい。普通の牛乳より、人間にとって良いものだ」と自信を示してる。チームの責任者を務めるリー・ニン教授は、「中国は15億人の人口を抱えている。彼らの食を支えるためにも、我々の研究は必要不可欠。理想や信念を考慮して、遺伝子組み換えを無闇に否定するべきではない。それよりも人々を養うために、科学とテクノロジーを結集しなければならない」と、自身の研究に確信を持っているようだ。欧米では、遺伝子組み換えに否定的な意見が少なくないのだが、中国では率先してこの技術を取り入れた農業を行っている。すでにパパイヤ、トマト、じゃがいも、米、豚について、中国政府は生産の承認を行っているとのことだ。今後中国の市場には、遺伝子組み換えの生鮮品が、続々と登場することになるだろう(豪州のニュースメディア「SKY NEWS)。
2011.6.08. 日本砂漠学会発表会(筑波大学)
「黄砂運搬説」を補強する報告が相次いで紹介された。
 初発ケースとみられる昨年3月26日の推定発症日の数日前に強い黄砂が記録されていた他、3月14日には黄砂発生地の一つとされる甘粛省内で日本国内で発生したのと同じO型口蹄疫が発生していたことなどから、発表した筑波大学の真木太一客員教授は「限りなくクロに近い」と指摘した。
 しかし、昨年11月に農水省の口蹄疫疫学調査をまとめた学者の一人は「なぜ宮崎だけで発生したかなどを、黄砂説では説明できていない」と否定的な見方を示している。

 黄砂説を主張する真木客員教授によると「九州全域で3月16日、21日に強い黄砂が発生、甘粛省の豚で発生した口蹄疫ウイルスが九州に運ばれ、風が落ちやすいと考えられる宮崎県の地表や建物に落下し、家畜に伝染した可能性が極めて高い」。

 同大学の森尾貴広准教授は「必ずしもウイルスが生存していたかどうかは確認できないが、国内3カ所で採取した黄砂から口蹄疫ウイルス特有の遺伝子の痕跡と思われる物質を検出している」と述べ黄砂説を補強する材料を示した。

 一方で農水省の疫学調査では感染ルートを特定することができず「海外から人や物を通じて持ち込まれた」と推察するにとどめ、黄砂説には触れなかった。
 調査を率いた動物衛生研究所の津田知幸企画管理部長は、「(真木氏らのグループは)昨年8月の段階でも同様に黄砂説を主張したが、補強材料が弱いと判断し、調査の取りまとめでは触れなかった。今回も『なぜ宮崎に発生したのか』『仮にウイルスが運ばれてもそれで発症するのか』などに答えていない」として、調査結果の見直しなどは考えていないと言い切る。
 現時点ではっきりしているのは、宮崎県で最初の感染が疑われる直前に、黄砂の発生地で日本と同じ口蹄疫が発生し、日本で黄砂の到達が確認されたこと。
 黄砂にウイルスの痕跡が付着していたとの報告もあったが、否定する人たちの疑問に応え切れていない。 
 もし黄砂に原因があるとすると、口蹄疫対策にも影響が及ぶ。国境での人と物を中心とした検疫と同時に「防風林の活用。韓国で活躍した大型噴霧防除機の利用の他、黄砂発生源での植林の推進」(真木客員教授)なども課題になる。
 行政が黄砂説をすぐに採用するというのは難しいが、検証のための努力はすべきだろう。(報道情報)
★南アフリカ共和国
入国する際の、黄熱予防接種証明書の携行についてザンビアを経由して南アフリカへ入国する場合、黄熱予防接種証明書(イエローカード)の提示を求められる可能性があります。http://www.forth.go.jp/topics/2011/06081805.html
2011.6.07. 農水省
口蹄疫の大規模発生を想定した机上演習の結果を発表した。それによると、予防的殺処分の実施を前提とした場合、全作業終了までにかかる目標日数7日間をクリアできるのは
23県にとどまり、必要な防疫作業員を確保できず、目標日数以内に作業完了できない県が半数に上がった。中には45日間必要な栃木県のケースもあり、必要な防疫作業員を確保できない実態が浮き彫りとなった。また、予防的殺処分に伴う家畜の埋却地に必要な面積についてもシミュレーションした。殺処分頭数が最大となる事が想定された群馬県の場合、655,581㎡が必要である、と算定された。同省は「これはあくまで最悪のケースになったら、対応するのが大変である、ということを認識してもらうための一つの指標として提示したものだ。実際には、こうならないよう初期対応を含め防疫対策をきっちりやる必要がある」と話している。 同演習は2月に全都道府県を対象に実施された。飼養密度の高い地域を対象に、移動制限区域内(発生農場から半径10km以内)で3個での同時発生が確認されたことを前提にシミレーションされた。移動制限区域内の対象農場戸数が最も多いのは宮崎県で、合計で2,298戸。また、1,000戸以上となるのは、同県を含め鹿児島、沖縄の3県だった。全体の平均は341戸となっている。福島県は東日本大震災の影響で未提出となっている。

★東京都が生食用の食肉を扱う都内の施設を対象に実施した緊急調査
焼き肉店など飲食店の
78.5%で国の衛生基準が充分に守られていなかった。このうち5割以上は食中毒を防ぐため肉の表面を削り取る「トリミング」処理をしていなかった。調査対象となった都内の飲食店5302店舗のうち、ユッケや馬刺しなど生食用の牛肉・馬肉を扱う店舗は15.9%に当たる842店舗あり、661店舗は国が出した衛生基準を満たしていなかった。
厚生労働省
患者の症状が重くなった原因の解明に乗り出す。同省は6月にも医師や研究者による研究班を立ち上げる予定。これまでO157による死亡・重症化する例が知られていたが、O111による症状が重くなる事例の報告は少なかった。
 
2011.6.06.

農林水産省
5月25日、家畜衛生部会(近藤康子部会長)を開き、改正された家畜伝染病予防法に基づく施行令と施行規則の改正案を了承した。口蹄疫や鳥インフルエンザなどの防疫指針の変更、飼養衛生管理基準の改正については、小委員会で専門的・技術的な検討を行なうとともに、畜産の実態を現地調査して、7月の部会で審議することにした。

 家畜伝染病予防法に基づく施行令と施行規則の改正案では、強毒タイプと弱毒タイプとしていた高病原性鳥インフルエンザ(AI)を、「高病原性鳥インフルエンザ」と「低病原性鳥インフルエンザ」に分割し、対象家畜に鶏、あひる、うずら、きじ、だちょう、ほろほろ鳥、七面鳥を指定した。また、家畜伝染病のニューカッスル病は、強毒型や中毒型の病原性の高いものに対象範囲を限定し、弱毒型の低病原性ニューカッスル病は届出伝染病に指定して、行政による殺処分や移動制限の措置をかけないことにした。 口蹄疫やAIの防疫指針の変更、新たに牛疫、牛肺疫、アフリカ豚コレラの防疫指針を制定すること、飼養衛生管理基準を改正することについては、6月に家きん疾病小委員会と牛豚等疾病小委員会で専門的・技術的に検討し、家畜衛生部会の委員も南九州や関東の畜産現場を現地調査したうえで、7月に開催予定の家畜衛生部会で審議することにした。 家畜衛生部会は20人の委員で構成され、養鶏関係では岩元利典(株)鹿児島くみあいチキンフーズ社長、栗木鋭三(株)クレスト会長、合田光昭愛知県経済連農畜産物衛生研究所技術参与らが委員として参加している。
 防疫指針の見直しでは、岩元委員が鳥インフルエンザに関連して、移動制限区域をEU並みの判型3キロメートルにすることや、今年の発生では農場だけでなく、孵化場や処理場も大きな経済的ダメージを受けたため、ウイルスをまん延させない措置が取られたひな(種卵を含む)の移動や、生鳥の出荷も認めるよう求めた。
 また栗木委員は「今年のAIの特徴は、野鳥などの感染が多いことで、今初冬に渡り鳥が来るとまた感染の危険がある。防疫指針はこれまでは侵入防止に力点を置いてきたが、感染防止も含めた対策も重要だ。殺処分後の家畜の処理についても、埋却を中心としているが、埋却以外の処理方法を研究してほしい」とした。他の畜種の委員からも、宮崎県で口蹄疫が拡散した一因に、埋却がなかなか進まなかったことがある、として埋却以外の処理方法も検討するよう要請した。
 農水省の川島俊郎動物衛生課長は、畜産現場の実情をよく理解したうえで見直していきたいとした。
 飼養衛生管理基準については、現場の実態を調査したうえで、より具体的に示すなど、大幅な改正を行うことにしているが、委員からは、基準を決めても守ってもらわなければ何もならないため、どのようにすれば守れるかの事例集を作ったりして、農家の意識を高める努力が重要だとの指摘もあった。
 川島課長は、飼養衛生管理基準の適用に際しては、農家に十分説明して守ってもらえるようにしたいとした。
★茨城県
県内の飲食店や食肉販売業者を対象にした緊急調査の結果(531日現在)を発表。調査した719施設のうち、約3割の223施設が国の衛生基準を満たしていないことが判明。具体的には、①生食用ではない牛肉を生食用として提供②細菌検査をしていない③肉の表面を削って感染の危険を減らす「トリミング」が不十分----などのケ-スが確認された。業者別では、焼き肉店を中心とした飲食店が208施設、食肉処理業者が6施設、食肉販売業者が9施設。

★狂犬病
Effect of Media Warnings on Rabies Postexposure Prophylaxis, France, Philippe Gautret, et al. http://www.cdc.gov/eid/content/17/6/1131.htmフランス南部で2002年から2009年までの間に報告された、コウモリ狂犬病暴露後ワクチン治療症例数は326例。

★トコジラミ(南京虫)
Emerging Infectious Diseases Volume 17, Number 6-June 2011, Bedbugs as Vectors for Drug-Resistant Bacteria, Christopher F. Lowe and Marc G. Romneyhttp://www.cdc.gov/eid/content/17/6/1132.htmトコジラミ(bedbugs)の再流行が北米、ヨーロッパで報告されている。ホームレスや貧困者が多く居住しているVancouver's Downtown Eastsideの住民からトコジラミを採取したところバンコマイシン耐性Enterococcus faeciumVRE)とMRSAが分離された。

★ウクライナでコレラが発生している。http://www.forth.go.jp/topics/2011/06061524.html

2011.6.05.

焼き肉チェ-ン店での腸管出血性大腸菌による食中毒事件で、重症化した患者の多くが腎臓の働きが悪化するだけでなく、脳神経細胞が傷つく脳症も併発していることが分かった。診療にあたる医師らは厚生労働省の研究班を作り、治療法や重症化する患者の見分け方などの検討を始める。富山県などによると、O111O157に汚染されたユッケなどが原因と見られる今回の食中毒による入院患者は5月末現在で41人。そのうち31人が腎臓の働きが悪くなるHUSを起こした。HUSを起こした31人の約4割にあたる12人が脳症を起こした。亡くなった4人も含まれ、多くの脳症患者が一時期は人工呼吸器が必要になるなど重篤な状態に陥った。

 
2011.6.04.   WHO
ドイツを中心に欧州各地で被害が出ているO104に関し、感染確認国が米国にも広がり、計12ヶ国に上っていることを明らかにした。感染者は1624人としているが、死者数は未確認。
2011.6.03.

厚生労働省
医師や看護師、製薬会社などの研究者ら幅広い医療関係者を対象にしたメ-ルマガジン「感染症エクスプレス@厚労省」の配信を始めた。同省のサイト(http://kansenshomerumaga.mhlw.go.jp)で登録すれば無料で配信を受けられる。内容は国内外の感染症の発生状況や統計情報などの他、厚労省が出した感染症に関連する文書などを掲載。WHOの「WHO疫学週報」は日本に関連があるものを和訳して概略を紹介する。

●インドネシア
1歳女児、4月3日発症、4月8日入院、回復。インドネシアでの感染確定例合計は178、そのうち146例は死亡。http://www.who.int/csr/don/2011_06_03/en/index.html
2011.6.02.

文部科学省
社会的にニ-ズの変化や国際的な通用性の確保、獣医師の活動分野などの偏在など日本の獣医学教育をめぐる課題に対応するため設置された文部科学省の「獣医学教育の改善・充実に関する調査研究協力者会議」は523日、今後の獣医学教育の改善・充実方策に関する報告書を公表した。報告書では、16大学の教育内容・教育研究体制を調査・分析し、日本の獣医学教育の課題を
①最低限共通的に教育すべき内容を充分に教育できていない大学がある
②獣医疫学研究領域や動物行動治療学的などの新たな分野への対応が不十分
③将来のキャリアと学びを関連づける教育に課題
④実習科学や応用系、臨床系の実践力を育む教育に課題
⑤小規模の大学に課題が多い---などと指摘。

★ドイツ
18人が死亡するなど被害が広がっているO104は、幅広い抗生物質が効きにくい多剤耐性の遺伝子を持っていることが分かった。ドイツ北部の患者の多くが入院しているハンブルク・エッペンドルフ大学病院の依頼で、北京ゲノム研究所(BGI)が菌の遺伝子を調べたところ、ストレプトマイシン系やペニシリン系など多くの抗生物質に耐性を示す遺伝子を持っていた。
★オーストラリア
蚊による病気のリスクが高い状態が続いている。http://www.forth.go.jp/topics/2011/06021345.html
2011.6.01.  

●ドイツ
 527日から529日の期間3件のアウトブレーク報告。34,950羽殺処理。 

2011.5.31 環境省、今シーズンの野鳥のHPAIの発生が沈静化したとして、6月1日に3段階で表される警戒レベルを警戒時の「2」から、通常時の「1」に引き下げると発表。
今シーズン
201年10月に北海道で野生のカモのふんから強毒性のH5N1型が検出
2010年12月4日に鳥取県米子市で回収したコハクチョウから
2011年3月25日に栃木県塩谷町で回収したオオタカから
16道府県で60羽で強毒性の感染を確認。以降は発生が確認されていない。
遺伝子解析の結果、いずれも、10月のカモのふんからみつかったH5N1型と「極めて近縁」だった。
昨シーズンは鳥インフルエンザの確認はなく、今シーズンに急増したことから、環境省は近く専門家会議を開き、増加理由について分析するほか、自治体向けのマニュアルの改訂作業に取り組む。6月23日には、ロシアや中国など近隣諸国の専門家を集めて意見交換を行う。

ドイツ
腸管出血性大腸菌O104の感染が近隣諸国にも拡大。
死者は16人となった(5/31)。
O104に感染し溶血性尿毒症症候群を発症して死亡した人はドイツで15人、スウェ-デンで1人。
感染者は1500人以上で、重症者は300人を超えた。
特にハンブルクやシュレスウィヒ・ホルシュタイン州などドイツ北部で患者が多い。
「市場に入荷したスペイン産キュウリ由来病原菌と患者由来病原菌は不一致。感染源は特定されていない」と発表(ハンブルク市の保健当局)。

2011.5.30.  

台湾
 H7N3低病原性鳥インフルエンザ検出。

2011.5.28.
★宮崎県串間市の都井岬に生息する国の天然記念物、御崎馬のうち12頭が、家畜伝染病の馬伝染性貧血ウイルスに感染していることが分かった。伝貧は家畜伝染病予防法が定める伝染病で、感染した家畜は殺処分される。野生とされる御崎馬は対象外だが、感染を広げないため、農林水産省や文化庁、宮崎県などは、この12頭を法に基づかずに「殺処分」することを検討し始めた。
2011年3月、JRA宮崎育成牧場(宮崎市)の乗馬用去勢馬から馬伝染性貧血ウイルスが確認された。この馬の親が御崎馬だったため、同県が御崎馬を調べたところ、採血できた96頭のうち12頭の感染が確認された。飼育されていた去勢馬は殺処分されたが、親の御崎馬は症状が確認されず、初めに感染が確認された4頭がほかの馬群から隔離され、残る8頭も隔離が予定されている。
馬伝染性貧血ウイルスの感染力は弱いが、発症すると発熱や貧血を起こし、急死することもある。治療法はない。過去には競走馬が殺処分されたこともある。
 
2011.5.27.  

ベトナム
家禽トリインフルエンザに対する全国的ワクチン接種を中止した。??→どうして?→ ワクチンの効かない新しいクレード(遺伝子タイプ)の流行が2010年以降みられているため

米国 
ミネソタ州において弱毒タイプの鳥インフルエンザ(H7N9亜型)の抗体陽性事例が確認。同州からの家きん及び家きん肉等の輸入を停
(参考)米国からの家きん、家きん肉等の輸入実績

  2010 
鶏のひな(羽) 88,477
家きん肉等(トン) 35,307
鶏卵(トン) 9,860
2011.5.26. 中央畜産会は、「農場HACCP推進農場」の第一次指定農場として、25農場を指定。これは農場HACCP普及推進の観点から、飼養衛生管理基準を満たし、かつ基本的なHACCP手法を理解し、農場HACCPに取り組んでいる畜産農場について同協会が指定する。2011年2月下旬から指定申請の受付を行っており、このほど開催された第一回指定審査委員会での審査の結果、牛2農場、豚15農場、鶏8農場について認められた。指定を受けた事業者(申請者)は次の通り(カッコ内は指定農場所在地と数)。
△牛=すすき牧場(福岡・宗像市、1)、永谷武久(滋賀・高島市、1)
△豚=フリーデン(群馬・桐生市、吾妻町、岩手・一関市、岩手町、秋田・秋田市、福島・田村市、7)、古性忠一(神奈川・厚木市、1)ビクトリーポーク(北海道・仁木町、小牧市、2)、三沢農場(青森・三沢市、岩手・久慈市、2)、豊浦獣医科クリニック(神奈川・厚木市、1)、大伸産業(群馬・前橋市、1)
△鶏=冨田養鶏場(愛知・豊橋市、1)、丸一養鶏場(埼玉・寄居町、2)、ホクリョウ(北海道・北広島市、1)、会田共同養鶏組合(長野・松本市、1)、イセ食品(茨城・石岡市、宮城・色麻町、2)、よしわエッグファーム(山口・宇部市、1)
2011.5.25.

★農水省の食料・農業・農村対策審議会家畜衛生部会
改正家畜伝染病予防法や昨年発生した口蹄疫の教訓を踏まえ、家畜の飼養衛生管理基準などの見直しについて検討を始めた。
家畜保健衛生所への通報や疑似患畜の殺処分の遅れが感染を招いたことから、獣医師の配置や疑似患畜を処理する埋却地の確保といったル-ルを、経営規模に応じてどう具体的に盛り込むかが焦点か。
6月→現地調査や牛豚疾病小委員会で議論
7月→報告をまとめて農相に答申
10月施行→飼養衛生管理基準などはパブリックコメントで意見を募る予定。
飼養衛生管理基準(2010年、口蹄疫対策検証委員会提言)
(1)飼養規模・飼養密度などに、一定のルールを定められるよう法整備を検討
(2)早期の発見・通報がされるよう、大規模経営は家畜保健衛生所・獣医師会などと連携のとれる獣医師を置く

★マラリア
タイ保健省は今年11日―523日に報告があったマラリア感染者は4813人で、死者2名と発表した。感染者が最も多かったのは北部ターク県で460人。バンコクでも計22人の感染が報告された。(newsclip.be2011/5/25 )

2011.5.24.

★大分県大分市で16日に死亡した羊1頭を検査した結果、伝染性海綿状脳症(スクレイピ-)の感染が確認された。羊はサフォ-ク種の雌で、10年前から愛玩用として飼われていた。県は、この羊を焼却処分するとともに、血縁関係や過去の同居履歴などを調べ、疑似患畜と認められるものは殺処分する。
★焼き肉チェ-ンの集団食中毒事件で、富山県は24日、横浜市内の店舗が保管していたユッケ用の肉から検出された大腸菌O111と、死者4人を含む客ら19人から検出されたO111の遺伝子パタ-ンがほぼ一致したと発表した。厚生労働省によると、今回の集団食中毒の患者数は計168人にのぼる(24日現在)。うち4人が死亡し、18人が入院している。
死亡した男児ら4人が食べたユッケは、卸元が埼玉県内の二つの食肉市場から買い付けた3頭の牛のいずれかであることが、合同捜査本部への取材で分かった。牛はもも肉が413日に加工され、真空パックにして納入されていた。

 
2011.5.23.   ★台湾 口蹄疫発生
  • 5月16日に彰化縣永靖郷、5月23日に彰化縣田尾郷で発生
  • 血清型はO型 
  • 豚農場における血清学調査において、10検体でELISA陽性
  • 本農場の全ての豚で臨床症状は認められなかった 
  • 発生を受けて追加的なワクチン接種を実施
  • 移動制限、清掃、消毒等を実施
  • 淘汰は実施していない
  • ELISA検査(NSP抗体)は陽性であったが、RT-PCRとウイルス分離は陰性
  • 農場から3km以内の79の豚農場と3つの牛農場、2つの鹿農場、8つの山羊農場は厳格な監視下にあるが、臨床症状はなく、感染に関わる疫学的証拠も見つからなかった
2011.5.22. 日本食鳥協会が、高病原性鳥インフルエンザが発生した場合の移動制限区域などを見直すよう、農水省に要請した。
 鳥インフルエンザが発生した場合の移動制限区域は、発生農場を中心とした半径10キロ以内だが、欧州連合(EU)と同水準の同3キロ以内にするよう求めた。

 ウイルスの遺伝子検査で陰性が確認された場合に、(1)移動制限区域を半径1キロに縮小すること(2)食用卵、種卵、ひなの出荷を認めること(3)移動制限区域外から区域内の処理場への食鳥出荷を認めることなど。
 同協会は「制限区域を狭めることで防疫活動を効率的に行える。また、卵やひなの出荷施設や食鳥処理場では十分な衛生管理がされているため、出荷でウイルスを拡散することはない」としている。
 
2011.5.19.  

ソマリア
原因不明疾患により64人が死亡。(All Headline News

2011.5.18.  

★韓国
京幾道漣川郡の採卵鶏農場において、高病原性鳥インフルエンザの発生が確認。
★へニパウイルス
J. Virol. published ahead of print on 18 May 2011,Clinical Outcome of Henipavirus Infection in Hamsters is Determined by the oute and Dose of Infection.Barry Rockx, et al.
二パウイルス(NiV)とヘンドラウイルス(HeV)は動物由来ウイルスで、ヒトに感染すると重症の呼吸器疾患と脳炎を起こす。呼吸器や神経系で病気を起こすメカニズムはほとんど分かっていない。ハムスターモデルを用い、症状と関連するウイルス増殖や体内での広がりなどを確かめた。高ウイルス量(10TCID50)ではNiVおよび、HeVいずれも急性呼吸促迫症候群(ARDS)を起こしたが、低いウイルス量(100TCID50)を感染させると神経系症状を示し、全身のあらゆる臓器で病変が見られた。免疫染色によりウイルスは血管を通って広がっていることが示された。NiVに感染し重症の神経症状を示したハムスターでは、脳血管関門blood brain barrier, BBB)の破壊と、TNFαおよびIL-1β発現が伴っていることが明らかとなった。IP-10 (interferon-inducible protein 10)は肺と中枢神経のどちらにおいてもウイルスが増殖する際に高発現しており、病態と深く関連していることが示唆された。

2011.5.16.   韓国 1件のHPAIアウトブレーク。650羽死亡、15,150羽殺処理。
2011.5.13.  

HIV
The Emerging Race to Cure HIV Infections, Jon Cohen,
Brown
さんはHIV感染しARV治療を受けていたが、その最中に急性骨髄性白血病を患った。主治医は骨髄移植をするなら一緒にHIV治療もできるかもしれないと提案、変異CCR5 (δ32)を持ったドナーを探して移植した。移植後4年間ARV治療なしでもウイルスは検出されていない。

2011.5.12. ★宮崎県川南町の県畜産試験場川南支場は、小林市の独立行政法人家畜改良センタ-宮崎牧場から種豚40頭を導入。同支場は昨年4月、口蹄疫の発生で486頭全てが殺処分された。防疫体制の再構築を図り、1年ぶりに飼育を再開。3週間の経過観察の後、本格的に飼育し、増殖後は児湯地域をはじめ圏内農家へ種豚を供給。導入した種豚はデュロック種「ユメサクラ」で、雄15頭、雌25頭。家畜改良センタ-宮崎牧場が無償提供。同センタ-はオ-エスキ-病の清浄施設。
★国は福島第一原発から半径20キロの「警戒区域」に残る家畜について、所有する農家の同意を得た上で安楽死とするよう福島県知事に指示。国と県の獣医師らが来週にも区域内に入り、処分開始。原子力災害対策特別措置法に基づく指示。422日の警戒区域設定で立ち入り禁止が罰則付きに強化されたこともあり、畜舎に残る家畜が餓死するのに任せるのは問題があると、福島県が国に対応を求めていた。放し飼いになった家畜の野生化も問題化。農水省によると、警戒区域設定後に同県が調査したところ、牛約1300頭、豚約200頭の生存が確認された。東日本大震災発生前、20キロ圏内には牛約3500頭、豚約3万頭、鶏約68万羽、馬約100頭がいたが、餌や水を得られずに餓死したもよう。

バングラデシュ
 423日から508日までの期間3件のHPAIアウトブレーク報告。3,184羽死亡、8,086殺処理。

ベトナム
 421日から514日の期間4件のHPAIアウトブレーク報告。合計277羽死亡、3,915殺処理。

2011.5.11. 農水省は、東日本大震災による畜舎の倒壊や停電、飼料不足などで死んだ家畜の処理を支援。東北6県と関東の2県を対象に、処理費用の約2分の1相当を助成。生産者の営農再開や地域の衛生面から、死亡家畜を早急に処理する。処理場までの距離や死亡家畜の腐敗状況など踏まえて、化製処理や埋却・焼却の方法を生産者が選択。2011年度の第一次補正予算に、「被災家畜円滑処理支援事業」として64900万円を盛り込んだ。助成の対象者は、青森、岩手、秋田、福島、茨城、千葉の畜産農家。牛、豚、鶏のほか、馬など各県知事が認めた動物も対象。震災で、①畜舎が壊れて家畜が圧死した②暖房用燃料や電力、飼料、水などが遮断された③生産者が非難した----のいずれかによって死亡した家畜の処理助成。

★北海道
音更町の緬羊18頭で伝達性海綿状脳症(スクレイピ-)を検査したところ全頭陰性だった。緬羊18頭は4月に福岡県で確認された患畜の関連緬羊。既に安楽死、焼却処分されていた。

★ロシア
モスクワで12人が狂犬病のイヌに咬まれた。
★オランダ
H7型低病原性鳥インフルエンザ検出。20,000羽殺処理。11/05/17 H7N7確定
★ドイツ
H7型低病原性鳥インフルエンザ検出。8,788羽殺処理。★南アフリカ
3
20日から413日の期間12件のHPAIアウトブレーク報告。合計320羽のダチョウでH5N2確認。症状はなく殺処分もなし。

2011.5.10.  

ウガンダでエボラ出血熱確認。(The New York Times14 May 2011→*11/05/26 ウガンダ保健省はこれまでのところエボラと確定診断したのは初発ケース一例のみで、あとの疑い例は全て陰性、流行はコントロールされていると発表。Focus News Agency26 May 2011

2011.5.8. ★農水省 高病原性鳥インフルエンザが発生した際に設定する移動制限区域内の家禽の卵を、遺伝子検査の結果が陰性なら出荷できるように省令を改正した。

★焼き肉チェ-ン店でユッケなどを食べた客4人が死亡した集団食中毒事件-食中毒患者100人に-----。「焼き肉酒家えびす」の集団食中毒で、神奈川、富山、福井3県の患者数が8日現在で100人に達した。うち24人が重症。富山県では砺波店で食事した男児ら3人が死亡したほか、90人が症状を訴え、うち22人は溶血性尿毒症症候群を発症し重症。

韓国
 口蹄疫など家畜疾病にまん延を防ぐため、来年から段階的に畜産業の許可制を導入すると発表。
農場の位置や施設状況、飼養頭数などの基準を設け、許可された畜産農家だけが畜産業を営むことができる。畜産業界は、疾病責任を農家にだけ押しつける制度だとして、反発。
 2012年から飼養規模別に段階的に進め、2015年までに全農家に導入する計画。初年の12年には、種畜、ふ化、精液など3つの業種農家と大規模農家が対象。飼養農家に関しては、牛、豚、鶏、アヒルなど畜種別に、規模の基準を設け、12年から15年まで段階的に導入。
 許可を受けずに畜産業を営んだ場合、3年以下の懲役あるいは3000万ウオン(210万円)以下の罰金。
 畜産関連の車輌や取引業者の登録制も強化。12年には、飼料、糞尿、乳集荷、家畜輸送の車両、獣医師、人工授精士、家畜防疫士、畜産コンサルタントなどの車輌は、登録が義務。13年からは、家畜農場を出入りする全ての譲渡する商人に関しては、来年から登録制導入。

2011.5.6.

栃木県塩谷町で発見された野生のオオタカの死骸(325日に回収)から強毒性の高病原性鳥インフルエンザウイルス(H51亜型)が検出。

台湾の口蹄疫 新竹縣新埔郷で発生

  • 血清型はO型 
  • 豚農場における血清学調査において、14検体でELISA陽性
  • 本農場の全ての豚で臨床症状は認められなかった 
  • 発生を受けて追加的なワクチン接種を実施
  • 移動制限、清掃、消毒等を実施
  • 淘汰は実施していない
  • ELISA検査(NSP抗体)は陽性であったが、RT-PCRとウイルス分離は陰性
  • 農場から3km以内の32の豚農場と1つの山羊/牛農場、2つの山羊農場は厳格な監視下にあるが、臨床症状はなく、感染に関わる疫学的証拠も見つからなかった
    5/5英国
牛の口蹄疫では、臨床症状が現れてから半日程度までは感染源の牛には伝染力は認められず、伝染する期間は平均1.7日間である。Charleston B. et al. Science 332, 726-729(2011)
2011.4.26. 宮崎県 口蹄疫を否定できない事例の検体の検査結果について
1 検査結果の概要 平成23年4月25日(月)に採材し、動物衛生研究所海外病研究施設に送付した検体について、PCR検査(遺伝子検査)の結果、陰性。
2 今後の対応 当面の措置として行った半径20㎞以内の農場に対する移動自粛及び県内の家畜市場の自粛解除。
http://www.pref.miyazaki.lg.jp/parts/000158708.pdf
 
2011.4.25. 宮崎県都城市の和牛繁殖農家(飼養頭数10頭)で、口蹄疫を否定できない事例あり。検体送付及び口蹄疫対策本部会議の開催
今回は口蹄疫を否定できないことから、宮崎県口蹄疫防疫マニュアルに基づき、その確認を行うための検体送付であり、これまでプレスリリースしてきた疑似患畜の確認とは異なりますので、慎重かつ冷静に対応いただくようお願いします。
http://www.pref.miyazaki.lg.jp/parts/000158679.pdf
 
2011.4.22.   韓国
・養豚農場(800 頭飼育)で発生(1例目の農場から東
に2.5km)。鼻、乳首に水疱、子豚のへい死を確認。
2011.4.20.
あれから1年)
4月20日の口蹄疫発生1年を振り返るフォーラム(川南町トロントロンドーム)
畜産農家の口蹄疫発生から再開に向けての1年間をふり返り、発生時の対応や復興に対し、畜産農家自身が抱える不満や問題点等を行政の視点からでなく、畜産農家自らの意見を反映させる為のフォーラム。

★宮崎県内の農家の経営再開が遅れている。県が14日にまとめた調査によると、牛や豚を殺処分した1270農場のうち、家畜の導入を始めたのは626農場(復帰率49%)で、半数以上が経営を再開していない。牛と豚の導入頭数も処分前の30%にとどまっている。畜産種別では養豚農場も復帰率が29%で最低。導入頭数も処分前の32%だった。肉用牛は農場の復帰率が51%だったが、導入頭数は処分前の28%と低かった。酪農の復帰率は71%、導入頭数は処分前の58%だった。

 北海道音更町の農場で飼養する羊16頭が伝達性海綿状脳症(スクレイピー)の疑似患畜確認。スクレイピーは患畜の親子・兄弟など疫学的な関係があると、疑似患畜と認められる。福岡県で確認されたスクレイピー患畜(4/14)が道内生まれだったことから、道は患畜が生まれた農場の羊の疫学調査を進めていた。道内発生は2003年以来。同日、疑似患畜の殺処分と焼却を始めた。当該農場はメン羊612頭を飼養。16頭が福岡で見つかった患畜と生後1カ月間一緒に飼われていたため、疑似患畜に認めた。20日午後3時現在、血縁関係で疑似患畜と認められる羊は確認していないという。道は、羊の血縁関係などの疫学調査を今後も進める。
 福岡県の患畜は05年2月5日に音更町で誕生。08年8月に広島県へ移動した後、09年2月に福岡県へ導入された。スクレイピーは人に感染せず、と畜場に出荷される羊は全頭検査するため患畜の肉が流通することはない。(報道情報)

韓国
・養豚農場(2,265 頭飼育)で発生(1例目の農場から西に2.4km)。子豚80 頭に、へい死、蹄の傷、水疱、歩行異常を確認。本農場は、1月10 日及び2月8日に農場主が1次・2次ワクチン接種。発症した子豚は30~40 日齢でありワクチン未接種(生後2ヶ月未満はワクチンを接種しなくてもよいという政府の方針)。

タイ王国への牛肉の輸出については、2010年4月20日の我が国における口蹄疫の発生により、タイ王国当局より停止されていたが、輸出手続きが再開されることになった
2011.4.19. 宮崎県口蹄疫防疫実働演習。宮崎市内で口蹄疫が発生したとする想定で演習(市町村の担当者が参加)  
2011.4.18. 宮崎県口蹄疫新マニュアル説明会(市町村や農協の担当者を集めて、300人規模の説明会)

宮崎大学農学部は、口蹄疫ウイルスの有無を最短45分でできるLAMP法を開発した。現在主流のPCR法では工程ごとの専用の機械で5時間以上の分析が必要だ。新手法は専用の機械が従来法よりも少なく済み、感度も従来法より10倍高いため、ウイルス量が少ない感染初期でも判定が可能。現在は口蹄疫ウイルスに特徴的な塩基配列を人口的に作ったもので反応試験を行っている段階。今後、海外の研究施設で本物の口蹄疫ウイルスを間違いなく判定できるか試験を行い、信頼性を確認してから実用化する。
 
2011.4.17. 韓国
慶尚北道・永川の養豚農家で口蹄疫(6頭、O型)発生。養豚農場(67 頭飼育)で発生(遺伝子検査(PCR)陽性)。
・1週間前から雌豚の乳頭の皮膚がめくれ、子豚約10 頭がへい死したため通報。蹄の傷、食欲不振を確認。
・本農場は、2月に農場主が1次・2次ワクチン接種。
2011.4.15. 15日午前0時で千葉県千葉市の高病原性鳥インフルエンザ発生2例目でに設定していた移動制限区域(養鶏場から半径5キロ)を解除した。
国内の移動制限区域は全てなくなる。
 
2011.4.14.

福岡県福岡市油山牧場で死亡した雄の羊1頭が、家畜伝染病の「伝達性海綿状脳症(スクレイピー)」と診断された。国内では、平成17年の神奈川県発生以来。当該牧場では、羊やヤギ計57頭を飼育。(報道情報)

 
2011.4.12.   日本からマカオ向けに輸出される牛肉の認定処理施設(T-7T-8)が追加された。
2011.4.11.

宮崎県串間市の都井岬に生息する国指定天然記念物の野生馬「御崎馬」5頭が、ウイルス性の家畜伝染病「馬伝染性貧血」に感染したと発表した。野生馬は家畜伝染病予防法の対象外のため殺処分はせず、隔離して感染拡大を防ぐ。人には感染しないことから、都井岬への観光客の出入りは規制しない。3月16日に宮崎市の日本中央競馬会(JRA)宮崎育成牧場で国内で18年ぶりに感染が確認され、その馬の母馬が御崎馬だったため、御崎馬59頭分の血液を抗体検査したところ判明した。当該5頭は発症していない。御崎馬は日本在来種としての特徴を保つ野生馬で、現在105頭が生息。県は、出産シーズン後の5月中旬に群れ全体を検査をする。

米国(ネブラスカ州)において弱毒タイプの鳥インフルエンザ(H7亜型)の発生が確認されたことから、本日、同州からの家きん及び家きん肉等の輸入を停止した。
2011.4.8.   韓国慶尚北道永川(ヨンチョン)市の採卵鶏農家でHPAI発生を確認。1戸 13千羽飼養(52件目)
2011.4.5. 愛知県春日井市林島町の路上で見つかったハヤブサ1羽(成鳥)の死骸から、強毒性のHPAIV(H5N1型)が検出された。 2月17日、ハヤブサの死骸を発見。県の簡易検査の結果では陰性だったが、国立環境研究所が行った遺伝子検査で先月28日、A型鳥インフルエンザの感染が判明。その後、病原性や毒性を鳥取大で詳しく調べたところ、強毒性の高病原性ウイルスと確認された。ハヤブサが見つかった場所から半径10km以内では、9戸の養鶏農家が最大で計約26万羽の鶏を飼育している。  
2011.4.4. 防疫を徹底し、再生を遂げるため、宮崎県農政水産部に畜産・口蹄疫復興対策局が新設された。  
2011.3.30.   ★米国ミズ-リ州からの輸入を停止。弱毒タイプの鳥インフルエンザが発生した米国ミズ-リ州(H7亜型)からの家禽や家禽肉などの輸入を停止した。
2011.3.29.

家畜伝染病予防法の改正案が参院本会議で全会一致で可決。成立。実効ある家畜防疫体制を早急に整備するため、早ければ来週にも公布し、公布直後に施行。補償の対象は2010年11月に島根県安来市で発生した鳥インフルエンザから適用する。改正家伝法は農家の早期通報を義務づけ、疑似患畜の殺処分にかかる農家の損失を国が全額補償する。農家が通報義務を怠った場合は保証金の支払いにペナルティ-を科す。
HPAI関連 移動制限を解除
1)宮崎県における13例目の高病原性鳥インフルエンザ発生農場を中心とする移動制限区域及び搬出制限区域内の家きん飼養農家全戸については、清浄性確認のための検査(臨床検査、ウイルス分離検査及び抗体検査)ですべて陰性を確認し、当該地域の清浄性を確認した。
2)これを受け、210日に開催された家きん疾病小委員会及び高病原性鳥インフルエンザ疫学調査チーム検討会の合同開催における専門家からの意見も踏まえ、宮崎県は5km10kmの搬出制限区域を解除します(5kmの移動制限のみ継続)。
3)宮崎県は、同地域内で新たな発生が認めなかったことから、発生農場の防疫措置が完了した37日から21日が経過する、当該地区における移動制限を解除。

★宮崎県で発生した13例は2市6町に広がり(1/21-3/5)、23農場殺処分の鶏は約101万1968羽。454/988農場(1080万羽)が移動制限。ウイルスは全てH5N1型の強毒タイプ。1~11例目の発生までで、102億円の経済損失。

★台湾(Tainan City) 
・動物種(豚)、同居数(119)、症例数(30)、死亡数(0)、淘汰数(30)、と畜数(0)
・O型
・限定的な淘汰を実施
・発生を受けた追加的なワクチン接種はせず
・国内での移動制限を実施
【概要】
 ・台南市の市場へ入る前の検査で、15頭の豚の足に異常病変を発見
・出荷農場へ立入検査で15頭の豚が同症状を示す
2011321日、上記計30頭の豚を淘汰(制限淘汰)
・移動制限、清掃、消毒等、強化したバイオセキュリティーを農場で実施
RT-PCRとウイルス分離は陰性であったが、ELISA検査は陽性(NSP抗体陽性)
・農場から3km以内の62豚農場と5牛農場、2山羊農場は厳格な監視下で、臨床症状はなく、感染に関わる疫学的証拠もなし

2011.3.27. 口蹄疫に関する全国一斉の防疫実態調査について

口蹄疫の発生に備えた防疫点検調査シート(はい・いいえ で回答)

畜種    農家名
1.口蹄疫の症状について
口蹄疫に感染すると次のような症状があることを知っていますか。
 1-1.よだれ
 1-2.発熱
 1-3.口の中の水ぶくれ、ただれ
 1-4.鼻の部分の水ぶくれ、鼻の中のただれ
 1-5.蹄(付け根部分)のただれ

2.異常時の通報先について
 2-1.口蹄疫を疑ったとき、連絡する先を決めていますか。
 2-2.連絡先の電話番号や窓口の場所を知っていますか。

3.農場での防疫対策について
 3-1.毎日、飼っているすべての家畜の健康観察をしていますか。
 3-2.農場に出入りする車両の消毒をしていますか。
 3-3.農場に出入りする車両や人を記録していますか。
 3-4.畜舎に出入りするときに消毒を実施していますか。
 3-5.飼養管理をする人以外が畜舎に立ち入らないようにしていますか。
 3-6.農場内に野生動物が入らないようにしていますか。
 3-7.農場外から導入した家畜は隔離して飼養していますか。
 3-8.韓国などの口蹄疫発生国への旅行を控えていますか。

         


42都道府県の牛や豚を飼育する農家6万1400戸から回答(3/22)

8点満点中、牛を飼育する農場では平均4.8点、豚では5.9点と低かった。
7点を超える県がある一方、4点を下回る県があった。
都道府県ごとの意識にもばらつきがあったため、農水省は都道府県に対し、調査結果を踏まえて各農場の指導に活用するよう要請する。 
口蹄疫の症状に対する理解度は、5点満点中4.6点。口蹄疫の疑いがあるときの連絡窓口など異常時の通報先への理解度は95%だった。

○北朝鮮で発生した口蹄疫が、国際社会からの支援を受けられないため感染拡大。北朝鮮当局は国連食糧農業機関(FAO)などに口蹄疫が拡大していると報告。近く現状に関する報告書を提出するとしている。FAOなどは先月末から9日間にわたって現地調査を行い、ワクチンの確保など100万ドル(約8100万円)相当の緊急支援が必要としたが、実施されていない。 北朝鮮では昨年12月に口蹄疫が発生し、今年1月末までに135戸の農家で豚約1万頭、牛約1100頭が感染しているよう。(報道情報日)

 ○ベトナムにおいて口蹄疫(血清型:O型)の発生が続いており、既に4万5千頭以上の家畜が死亡又は殺処分。
2011年の口蹄疫の発生は前年よりも、より早い勢いでまん延。(20111月~3月の間に572件の発生、昨年の総発生件数は281件)。

2011.3.25. 島根県の国指定宍道湖鳥獣保護区周辺で回収されたキンクロハジロ1羽からHPAI(H5N1)ウイルスが検出された。  
2011.3.24.  

韓国 
政府とハンナラ党は24日午前の口蹄疫対策関連の党政協議を持ち、大規模農家のみ畜産業許可制を施行し、小規模農家には、登録制を適用することにした。

  
また、FMD(口蹄疫)及びAI(鳥インフルエンザ)の拡散が懸念される場合には化学兵器部隊を投入することとし、効率的な防疫業務推進のために、国立検疫検査本部(仮称)を設置することにした。

  
政府は24日午前、党政協議を介して取りまとめた「家畜疾病防疫体系の改善方針」を24日午後2時に、政府中央庁舎で公式発表予定

  
政府与党の会議に出席した複数の与党関係者は「畜産業許可制には大規模農家のみに段階的に適用して、小規模農家には、登録制を新たに適用することにした」と明らかにした。

 
また、政府と与党は、防疫の初期段階から化学兵器部隊を投入し、口蹄疫などの拡散を早期に遮断することにした。

  
また、獣医科学検疫院、植物検疫院、水産物品質検査院などを統合した国立検疫検査本部をまず設置し、また、ハンナラ党が要求した防疫庁の設置も検討することにした。

 
このほか、畜産関連車両の登録を義務付け、FMD・AIが発生した場合の畜産関連車両の移動制御、畜産農家の海外旅行管理システムなどの対策が含まれた。が、地域別の飼育頭数総量制は除外された。(報道情報)

★昨年11月末に慶尚北道安東で初めて発生してから116日ぶりに政府が事実上の口蹄疫終息を宣言。政府は、政府中央庁舎で金滉植(キム・ファンシク)首相と劉正副(ユ・ジョンボク)農林水産食品部長官ら関係閣僚らが参加する中、「家畜病防疫体系改善および畜産業先進化案」を発表。金首相は、「政府は口蹄疫に対する安定した統制が可能だと判断し、危機警報段階を深刻段階から警戒段階に下げる」とした。
 国内で5回目の発生となった今回の口蹄疫は、これまで11の市・道の75郡で150件が発生。

 特に政府が口蹄疫防疫対策としてワクチン接種を決めるまでは殺処分後に埋却する方式で対応したため、全国12市・道の81郡で家畜が埋没処理された。家畜別には▽牛15万871頭▽豚331万7864頭▽ヤギ7535頭▽鹿3243頭など6250の農家で347万9513頭の家畜が埋められた。
いまでも全国85カ所の家畜市場が閉鎖されており、795カ所に移動統制警戒所が設置され一部地域の家畜移動を制限している。
 埋却処理と口蹄疫拡散を防ぐために莫大な人員と装備も投入された。公務員48万9140人をはじめとして軍人・警察・消防公務員・民間人など延べ197万4055人が「口蹄疫との戦争」を行った。この過程で防疫作業に参加した公務員8人が命を失った。掘削機も1万7998台動員された。口蹄疫による財政所要も大きく、埋却補償費1兆8000億ウォンをはじめ3兆ウォン近くかかった。
(報道情報 325日) 

2011.3.22. 家畜伝染病予防法(家伝法)の改正法案が衆院農林水産委員会と衆院本会議で可決し、参院に送付された。迅速な初動と感染拡大の防止に与野党が足並みをそろえ、早期成立を目指す。法案は2010年、宮崎県で発生した口蹄疫を教訓に初動を早め、感染のダメージを最小限に抑えることが目的。疑われる症状が家畜に生じた場合、農家に早期通報を義務付ける。実効性を担保するため、疑似患畜の殺処分にかかる農家の損失を国が全額補償する。逆に農家が通報義務を怠った場合は補償金の支払いにペナルティーを課す仕組みにした。補償の対象は昨年11月に島根県安来市で発生した鳥インフルエンザから適用する。同法案には、殺処分した家畜の埋却が的確かつ迅速にできるよう都道府県が補完的に土地を準備することや、実効ある家畜防疫体制を早急に整備するため、公布後の施行期日を早めるなどの修正案も盛り込まれた。 ★台湾澎湖諸島Penghu Island馬公市の養豚場で口蹄疫(O型)確認(qt-PCR)。と畜場搬入された30頭に水疱病変を認めた。農場立ち入りで、110頭に同様病変を確認。飼養990頭淘汰。
★オランダで血清型H7N1(HPAIV)感染鶏群(127,500羽)が確認された。10羽がPCR陽性と判定され、全羽淘汰
(報道情報)。
★米国ノースカロライナ州でHPAIV弱毒タイプ(H5亜型)の抗体陽性事例を確認(報道情報)。
2011.3.21.   米国ノ-スカロライナ州からの輸入を停止。弱毒タイプの鳥インフルエンザが発生した米国ミズ-リ州(H7亜型)からの家禽や家禽肉などの輸入を停止した。
★嘉義 (Chia-i)でAIサーベランスで陽性農場が検出された。血清型は5N24980羽を飼養する地鶏の種鶏場で20羽が抗体(HI)、抗原(ウイルス分離、RT-PCR)の陽性が確認された。臨床的には異常なし。当該農場には移動禁止措置。殺処分はされてない。周辺の農場の立ち入り検査は現在実施中(報道情報)。
2011.3.16. ★千葉市若葉区のブロイラー鶏農場(6万2千羽)、死亡鶏からHPAIV(H5型)検出。千葉県では2例目、全国では24例目。(報道情報)
★宮崎県宮崎市のJRA宮崎育成牧場で飼われていた乗用馬1頭から家畜伝染病の馬伝染性貧血が確認され、家畜伝染病予防法に基づき殺処分された。国内での馬伝染性貧血の発生は、1993年に岩手県で農耕馬2頭から見つかって以来。宮崎県によると、定期検査で3月10日に陽性反応が出たため、検体を動物衛生研究所に送り、11日に殺処分した。抗体検査でも感染が確認された。この馬はもともと同県串間市の都井岬に生息する野生馬で、昨年3月、宮崎大の研究用として飼育されていたものを育成牧場が引き取った。馬伝染性貧血は、感染すると40度近い高熱と貧血となって死ぬ。【報道情報】
 
2011.3.15.

口蹄疫発生時の通報が遅れたとして、宮崎県が文書で厳重注意した畜産会社「安愚楽)牧場」(栃木県)が、通報態勢の見直しや獣医師の増員などを盛り込んだ改善報告書を県に提出した。安愚楽牧場は2010年4月22日、発生7例目の川南町の和牛牧場で、牛によだれや軽い潰瘍)などの症状を確認したのに、同24日まで県の家畜保健衛生所に報告しなかった。県は報告の遅れを注意するとともに、17日までの改善計画提出を求めていた。これまで同社は、牛の異常を確認すると、社員の獣医師が本社に報告して指示をあおいでいたが、今後は獣医師が本社の指示を待たずに、家畜保健衛生所に通報する仕組みに改めた。また、社員の獣医師1人が児湯地域1市4町の15農場を担当していたが、今後は外部の獣医師に委託し、4月から2人態勢にして、将来的には3人に増やすという。都道府県の獣医師などを招いた従業員の講習会を昨年10月から始め、これまでに全国の農場で計105回(宮崎は3回)行ったことなども報告した。 同社では、開かれた経営を心がけたいとして「地域に情報発信し、周囲の同業者との連携、協力も進めたい」と話している。飼育の再開時期は6月頃を考えているという。 県畜産課の岩崎充祐・家畜防疫対策監は「報告書の内容を実行し、従業員の意識改革につなげることが大事。立ち入り調査による確認も検討したい」と話した。(報道情報3月18日)

 
2011.3.13.  千葉県千葉市若葉区の農場(採卵鶏 35,000羽)でHPAI疑似患畜確認  
2011.3.10. ★青森県、米軍三沢基地(三沢市)の敷地内で保護され、その後死んだハヤブサ1羽から、簡易検査でAIV陽性反応→3月12日(土)にH5N1のHPAIVと確定。
★鹿児島県発注→業務支援ソフト「家畜防疫マップ」(日建コンサルタント(大分市)開発)。移動制限区域設定手作業の3日程度が約10分で完了できる。
 
2011.3.9.  ★イラリア・カプア博士(イタリア国立ベネチア家畜衛生研究所の生物医学部長、OIE(国際獣医事務局)とFAO(国連食糧農業機関)の鳥インフルエンザ部長、WHO(世界保健機関)特別委員会委員)が「日本はワクチンの使用を考えるべき時期に来ている」と提言。 
「家畜の感染症制圧で最も有効なのは殺処分だが、感染の規模が大きくなる鳥インフルエンザや口蹄疫の場合は殺処分だけでは無理」として、問題農場からの感染動物や資材、飼料、人の拡散を防ぐ対策とともに、ワクチン接種の重要性を挙げた。 
高品質のワクチンを適切な管理下で使用すれば有効性は高いと解説した。 
イタリアでは「H5N2」抗体ワクチンを導入している。「N1」と「N2」の違いを検査識別することで、自然のウイルスとワクチンウイルスを区別。自然ウイルスの広がりやワクチンウイルスの効果などが追跡できる。

「野鳥の感染には有効な対策がなく、発生状況からも日本の現状は既にワクチンが必要なレベルに達している」と述べた。
日本ではウイルス検査に数日間を要するため、一定距離内の農場の卵や鶏が出荷制限されているとの説明に「世界中で使われている検査法・リアルタイム
PCR法は数時間以内に確実に判定できる」と、日本の検査の遅れについても示唆した。(報道情報)
★ペルー。アマゾナス州。吸血コウモリによる狂犬病死者は9人になった。(El Comerci 9 Mar 2011
2011.3.8.

宮崎県は2010年発生した口蹄疫の特徴的な症状のカラ-写真を掲載した小冊子を2万部作成し、畜産農家、市町村、JA、畜産団体などの他、国、他の都道府県、大学獣医学部などに配布する。県内向けに約12000冊、県外へ8000冊を予定。症状写真集はA49-ジ。具体的な写真54枚を掲載、局部を拡大して状態をわかりやすくしている。
(注末吉考 この症状は2010年宮崎発生タイプのもの→次回異なるタイプのものが侵入すると症状が異なる場合があるので、要注意です。)

島根県松江市内(国指定宍道湖鳥獣保護区)でA型インフルエンザウイルスが検出された野鳥キンクロハジロ、ホシハジロ各1羽について強毒性のHPAIV(H5N1)と判明。同時期に見つかったキンクロハジロ1羽は調査中。3羽は2月1~8日にかけて宍道湖岸などで死骸で回収。発見場所から半径10キロ以内の松江市と雲南市には鶏100羽以上を飼育する養鶏場が4戸ある。

 
2011.3.6.   ★韓国。32日と36日、2件HPAI発生。47羽死亡、212,353羽殺処理。
2011.3.5. 宮崎県門川町、肉用鶏約(3万3000羽を飼育)、10/10羽AI簡易検査陽性。遺伝子検査で確定。養鶏場での発生は県内で13例目、全国で22例目 ★ロシア。Mihaylovka村住民6人が狂犬病治療を受けた。ウシとキツネから感染。(RIA Novosti 5 Mar 2011
2011.3.4. 農水省疫学調査チ-ム公表。HPAI発生した宮崎県の12例目三重県の12例目では、ネズミが侵入できる隙間があり、三重県の2農場では実際にネズミが確認されていた。(末吉考 : ネズミの侵入していない養鶏場は実際にあるのだろうか?もし、あるなら、どうすれば、ネズミフリーの農場が実現できるか参考にしたい。これは養豚場も応用したい。) ★韓国。口蹄疫により家畜340万頭以上が殺処分。処分場からの浸出液などによる環境汚染が懸念されている。日本ではガスや注射で豚を殺処分してから埋めているが、韓国では生き埋めによる埋却もあったとされる。大量の豚が暴れ、穴に敷いた防水シ-トの損傷か。調査では、腐敗ガスの噴出で盛り土が飛び散って、死体の一部や浸出液が地表に現れるなど、問題ある埋却場も見つかった。各地でも口蹄疫発生が現在も続く中で新たに浮上してきたのが、環境汚染。農場敷地内などに設けられた埋却地は、全国に4600ヵ所以上。環境省など2月中旬に83ヵ所を調べたところ、27ヵ所で浸出液や崩落などについての対策が必要だという結果だった。環境省は「悪臭」「地下水汚染」などの対策に取り組むチ-ムを設置。上水道整備にも3089億ウォン(226億円)の支出を決めた。(報道情報)
★インドネシア。SikkaEast Nusa Tenggara)の住民242人が狂犬病のイヌに咬まれたとして治療を受けている(The Jakarta Post, National New, 4 Mar 2011
2011.3.3. 宮崎県農政水産部(高島俊一部長)、口蹄疫発生で通報遅れなどがあった川南町の大規模畜産農場の安愚楽牧場(栃木県・三ケ尻久美子社長)と、制限区域にかかわらずふん尿を移動した同町の林田商事(林田城二社長)に文書で厳重注意をし、17日までに改善策の報告を求めた。両社経営陣を県庁に呼び、高島部長が厳重注意の文書を直接手渡した。
県畜産課によると、安愚楽牧場は2010年4月22日によだれやびらんを確認したにもかかわらず家畜保健衛生所に通報せず、24日に家畜保健衛生所から連絡を受けた際に初めて異常牛の通報を行った。林田商事は移動制限区域内にある養豚場で、口蹄疫発生の4月20日以降も移動禁止の家畜排せつ物を移動させた。
安愚楽牧場は発生7例目で725頭を殺処分し、養豚場は12例目発生で約1500頭を殺処分した。両社の対応は県口蹄疫対策検証委員会の最終報告で厳しく指摘され、県はこれを受けて1月中旬、家伝法に基づき改善指導することを明らかにしていた。

インドネシア保健省発表。西ジャワ州の女性(26)が鳥インフルエンザウイルス(H5N1型)に感染して死亡。世界最多となっているインドネシアの鳥インフルエンザ死者は計142人。感染者は172人。

2011.3.2. 兵庫県西宮市で回収されたカンムリカイツブリ1羽からHPAIV(H5N1・強毒)が確認された。

インドネシア保健省発表。26歳女性、130日発症、23日入院、オセルタミビル治療を受けたが28日死亡した。インドネシアでこれまで確認された感染者数は172人、そのうち死者は142名。

2011.3.1. 長崎県長崎市で回収されていたオシドリ1羽からHPAIV(強毒タイプ)が確認された。

香港 持ち主不明のガチョウの死体1羽発見、H5N1感染確認。

2011.2.28. 奈良県五條市レイヤー養鶏場(約10万羽飼養)でHPAIV(H5亜型)に感染した疑いのある鶏が発見された。簡易検査陽性。

エジプト保健省発表。
(1) 26歳女性、118日発症、123日入院、回復し27日退院。
(2) 45歳男性、120日発症、126日入院、25日死亡。
(3) 4歳男児、214日発症、216日入院、安定。

2011.2.26.

三重県度会郡南伊勢町の養鶏場、簡易検査陽性確認。遺伝子検査(HPAI H5亜型陽性)。

 
2011.2.25.  

カンボジア保健省発表。
(1) 19歳女性、25日に発症、29日クリニック受診、212日入院したが死亡。パスツール研究所にてH5N1ウイルス確認。
(2) 11か月の息子も25日発症、215日入院、17日死亡。
カンボジアでは2005年以降13例のH5N1ウイルスヒト感染例が報告されており、そのうち11名が死亡している

2011.2.23.

家畜伝染病予防法(家伝法)改正(3月4日にも閣議決定予定)
農水省は家畜伝染病予防法(家伝法)改正案をまとめた。
★疑似患畜を殺処分した際の補償
 通常の5分の4の手当金に加えて、5分の1を特別手当金として、国が評価額全額を交付する。
 対象は、口蹄疫や高病原性鳥インフルエンザなど。

農家が家畜の飼養・衛生管理や通報を怠った場合のペナルティーなどを新たに盛り込んだ。
 通報などを怠れば、手当金の全額か一部を交付しないし、手当金の返還を求める。

 (公正な判定を行う第三者委員会を同省に設置する方針)

 (島根県安来市で昨年11月発生した高病原性鳥インフルエンザから適用)

 
2011.2.21   農林水産省疫学調査チ-ムが実施した現地調査の結果を発表
★愛知県新城市
  →鶏舎側壁と防鳥ネットに、ネズミや小型野鳥が侵入できる隙間が見つかった。鶏の飲み水は未消毒の沢水だった。
★和歌山県紀の川市
  →
鶏舎側壁にネズミが侵入可能な隙間があり、管理者がネズミを見かけたことがあった
 
宇都宮の民家周辺で見つかったハヤブサ1羽の死骸→強毒性のHPAIV(51亜型)が検出  
環境省
動物園で鳥インフルが発生した場合の対策指針を今年度内にも作製する方針
飼育中の希少種などへの感染を防ぐため、感染動物の殺処分も認める一方、不必要な処分に繋がらないよう防疫体制の強化も併せて求める。
 
 2011.2.20. 環境省
長崎、大分、宮崎、鹿児島各県でそれぞれ回収された野鳥各
1羽から、H51型の強毒タイプのHPAIVが検出
 
2011.2.18.   韓国、住民から苦情。埋却家畜の体液が土中から湧出、地下水や土壌の汚染? 全国で埋却された牛や豚は335万頭以上。汚染の原因→①家畜を安楽死させる薬が底をつき、中国から急遽薬を輸入したものの成分が弱かったことなどから、家畜を生きたまま埋却するケ-ス? が相次いだ? (報道情報)
2011.2.17. 

宮崎県、口蹄疫被災後、家畜を導入して経営を再開した畜産農家は41%にとどまっている。
家畜の導入再開は昨年10月から始まっている。

 
環境省
徳島、大分、宮崎の3県で回収された野鳥について、強毒性のHPAIV(H51型)が確認されたと発表
北海道稚内市で野生のカモの糞から見つかったウイルスと「極めて近縁」。
★徳島県那賀町で見つかったフクロウ
1羽(8日に回収)→H5N1亜型
★大分県中津市耶馬渓町で見つかったオシドリ
3羽(78日に回収)
★宮崎県諸塚村で見つかったカイツブリ
1羽(8日に回収)
京都府精華町にある「けいはんな記念公園」で見つかったハヤブサの死骸から、HPAIV「H5亜型」を検出
 
2011.2.16.  三重県紀宝町の養鶏場(67千羽)で鶏160羽以上が死んだ。遺伝子検査でHPAIV検出(H5型)。
★本養鶏場、約2500羽の鶏を市場に出荷していた。
AI発生鶏舎では、当初
6630羽を飼育。2月に死んだ鶏は1日が3羽、2日が8羽で、その後も9日まで1桁で推移し、10羽を超えたのは10日の11羽と12日の12羽だけだった。所が、13日には一気に54羽が死に、14日にはさらに79羽が死んだが、同養鶏場は14日午後の県の聞き取り調査に「異常なし」と回答。1314日に同鶏舎の計2566羽を大阪市と熊野市の食鳥処理場に出荷していた。
 
宮崎県延岡市北浦町の養鶏場の鶏10羽中5羽から、AIの簡易検査で陽性反応。→H5亜型(17日)  
2011.2.15.   和歌山県紀の川市、養鶏場(約100,000羽)の鶏10羽から「H5亜型」のHPAIVが確認。19日→強毒性の「H51亜型」  
三重県紀宝町、養鶏場の肉用鶏(約67,000羽)がHPAIV(H5)検出。19日→強毒性の「H51亜型」  
福島県福島市宮下町で見つかったコハクチョウからHPAIV(2/10例)は強毒性ウイルス(H51型)  
2011.2.14. 愛知県新庄市にある高級地鶏・名古屋コ-チンなどを飼育する養鶏場(17500)で鶏の大量死が発生した。
HPAI「H
5亜型」確認。
 
2011.2.13.

長崎県諫早市有喜町、路上で衰弱した野生のハヤブサ1羽(夕方、死亡)から鳥インフルエンザの簡易検査で陽性反応。県が遺伝子検査、鳥取大が詳細検査。発見場所から半径10キロ圏内16戸の養鶏農家に聞き取り調査で、異常なし。

 
2011.2.12. 宮崎県宮崎市の県総合運動公園駐車場で見つかったハヤブサの死骸からHPAIV(H5型)判明。県内での野鳥感染は4例目  

兵庫県加東市の状ケ池公園で見つかったコブハクチョウ1羽の死骸からHPAIV(H5亜型)検出。

 
石川県の放牧場の牛、口蹄疫の疑い事例、動物衛生研究所にて遺伝子検査、陰性。  
2011.2.11.

Virol J. 2011;8(1):65.Characterization of a non-pathogenic H5N1 influenza virus isolated from a migratory duck flying from Siberia in Hokkaido, Japan, in October 2009.Yamamoto N, Sakoda Y, Motoshima M, Yoshino F, Soda K, Okamatsu M, Kida H.
要旨 
渡り鳥が夏を過ごすシベリアの湖沼で、高病原性鳥インフルエンザウイルスが保存・循環し、冬季の鳥の南下に伴い日本やアジアの家禽に広まるのではないかと懸念されている。継続的にモニターするため、1996年からモンゴルと日本における野鳥のウイルス調査を続けている。2008年までにはH5N1ウイルスは分離されなかったが、2009年初めて北海道に飛来したマガモ(mallard)からH5N1ウイルスが分離された。本報告はそのウイルスの解析結果である。このウイルスはニワトリやアヒル、ウズラに対して病原性はなく、ユーラシアやアフリカ家禽アウトブレークを引き起こしている高病原性H5N1ウイルスとは、遺伝的に遠いものであった。本研究の結果から、高病原性H5N1ウイルスは、2009年までの時点ではまだシベリア湖沼で優勢的に存在していないことが確認された。

韓国 H5N1アウトブレーク。ニワトリ13羽死亡、8,452羽殺処分

韓国 223日から31日までの期間6件のアウトブレーク発生。アヒル、ニワトリ合計2,360羽死亡、93,140羽殺処分。

大分県中津市耶馬溪町の山移川上流で死亡していた野鳥のオシドリ1羽から遺伝子検査の結果、HPAI感染が確認。鳥取大で強毒性かどうか調査中。
宮崎市熊野、県総合運動公園のハヤブサの死骸から、簡易検査でHPAIVの陽性反応を確認。宮崎市内での野鳥の感染疑いは初めて。県内は4例目。
石川県志賀町、牛15頭が、口蹄疫の疑い。牛の舌に水疱様症状。
2011.2.10.

Virol J. 2011 ;8(1):64.H9N2 influenza virus acquires intravenous pathogenicity on the introduction of a pair of di-basic amino acid residues at the cleavage site of the hemagglutinin and consecutive passages in chickens.Soda K, Asakura S, Okamatsu M, Sakoda Y, Kida H.

要旨
 H9N2低病原性鳥インフルエンザウイルスのアウトブレークがアジアや中東の家禽で発生し、経済的損失を与えている。このH9N2ウイルスが高病原性を獲得した場合の病原性を高病原性H5H7と比較した。HA分子の開裂部位に4つの連続した塩基性アミノ酸を人為的に導入したrgY55sub(H9N2)ウイルスを作出した。これを静脈注射で接種すると75%のニワトリを殺したが、鼻腔からの感染では症状を示さず、鼻腔感染でもニワトリを殺すH5N1ウイルスとは病原性が異なることが明らかとなった。

韓国 H5N1アウトブレーク。ニワトリ3羽死亡、7,997羽殺処分
「家禽疾病小委員会」は、シベリアから来た感染した渡り鳥が九州に集まっている可能性を指摘。45月頃には東南アジアや中国南部からも渡り鳥が来るため、今後は東日本や北日本でも警戒が必要と指摘。 北朝鮮の各地で口蹄疫が発生。北朝鮮メディアが口蹄疫の発生を伝えたのは初めて。昨年末に発生し、平安南道など八つの道に拡大した。牛や豚など1万頭あまりが感染、数千頭が死んだという(朝鮮中央通信)。
福島県福島市の県立橘高校で死亡していたコハクチョウ1羽から、鳥インフルエンザの簡易検査で陽性反応。  
2011.2.9.   宮崎県諸塚村のダムで発見されたカイツブリの死骸を遺伝子検査した結果、H5型のHPAIVを検出。野鳥での感染疑いは県内3例目。 韓国農林水産食品省、昨年12月時点、韓国で飼育されていた豚は約988万頭だったが、口蹄疫の流行で28日までに約307万頭が殺処分された。全体の約31%の豚がいなくなった計算だ。口蹄疫が流行したことによって、「サムギョプサル」(豚の三枚肉)の値段が上昇。食堂は値上げへの対応に追われ、ス-パ-では、高い豚肉を避けて輸入牛肉を買い求める客もでてきた。韓国政府は関税を一時的に撤廃して安くした輸入豚肉の供給を増やすなど、対応に懸命。
★カンボジア保健省発表。プノンペン市5歳女児、129日に発症、23日入院、12時間後死亡。パスツール研究所にてH5N1ウイルス確認  
山口・宇部市、常磐公園の池で飼育されているコクチョウ1羽の死骸から、HPAIVのH5型が確認された。宇部市は、同じ池で飼育しているハクチョウやコクチョウなど約400羽を殺処分することを決めた。同公園では7日にも、衰弱した野鳥のキンクロハジロからA型鳥インフルエンザの陽性反応が出ており、鳥取大で確定検査中。
家畜伝染病対策ワ-キングチ-ム(民主党)
家伝法の改正に向けた検討方向を議論。国と地方の連携、役割分担を計画にする具体策を盛り込み、今通常国会で提出する家伝法改正案に反映させる。法改正では予防や発生時の初動、感染拡大時の対応を定める防疫方針を国が責任を持って策定・改訂し、都道府県が防疫方針に沿って具体的な措置を講じることを明確にする方向。国や現場などに複数の対策本部ができ、連携が不十分で現場に混乱が生じた教訓から、対策本部は国と都道府県での設置を基本にすることも確認した。また、飼養衛生管理基準を順守しない農家にペナルティ-を課し、殺処分などで種雄牛を特例扱いしないことも明記する方向。万一に備えて種畜の所在地を分散させるなど、リスクを減らす対策も現場に呼びかけ。
農林部会と畜産・酪農対策小委員会の合同会議(自民党)
政府が今国会に提出する家伝法改正案への反映を目指す改正事項をまとめた。家畜の殺処分に伴う手当金について、患畜・疑似患畜にかかわらず評価額の全額を国費で支払うことや、発生時の初動対応に使う基金を農畜産業振興機構に設けることを柱に据えた。評価額の全額に加え、損失することが予想される営業利益も含めた補償の範囲を明確にすること提起。農水省内に「家畜防疫対策室(仮称)」の常設も求めた。水際対策の強化に向け、海外からの入国者に対して必要な質問を行い、携帯品の消毒などを行えるよう規定をつくることを盛り込んだ。
2011.2.7. 宮崎県高岡町肉用鶏(33,000羽)HPAI疑似患畜発生2011.2.7. 韓国 H5N1アウトブレーク。ニワトリ150羽死亡、34,850羽殺処分
2011.2.6. 宮崎県門川町肉用鶏(30,000羽)HPAI疑似患畜発生2011.2.6.
長崎市宮崎町、川原大池公園、野鳥のオシドリ死骸2羽から、強毒性のHPAI(H5N1亜型)が検出

バングラデシュ
131日から26日までの期間6件のアウトブレーク報告。2,530羽死亡、11,747羽殺処理。

 2011.2.5.  宮崎県都農町肉用鶏(96,000羽)HPAI疑似患畜発生2011.2.5.  
死亡野鳥(オシドリ)のHPAIが疑われる事例(宮崎県延岡市)  
国際獣疫事務局(OIE)科学委員会において、我が国の口蹄疫清浄ステータスの回復が認定された。
http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/110205_1.html
 
ただし、油断は禁物です。中国文化圏(中国、韓国、台湾、ベトナムなど)は春節(2月3日(木)旧正月)が終わり、民族と動物が大移動し、それとともにウイルスが拡散した可能性があります。韓国では、3,173万人が移動したとされています(韓国交通研究院調査)  
2011.2.4. 宮崎県高千穂町肉用鶏(42,000羽)HPAI疑似患畜発生2011.2.4.
東京港に入庫した米国産牛肉(大腸等129箱)の現物検査において、日本向け輸出条件を満たしているかどうか確認できない大腸(大腸は特定危険部位ではない)が56箱(約760kg)含まれていた
(動物検疫所東京出張所、20か月齢以下の牛由来であることが確認できてない)。
2011.2.3.  

香港 持ち主不明のアヒル死体1羽発見、H5N1感染確認。

2011.2.2.

大分県大分市宮尾採卵鶏( 約8,100羽)HPAI疑似患畜発生2011.2.2
強毒性の「H51型」と判明(2/8)

 
2011.2.1.

宮崎県高岡町肉用鶏(190,000羽)HPAI疑似患畜発生
高知県仁淀川町、オシドリからHPAIV確認。
北海道浜中町、オオハクチョウからH5N1確認。
強毒性と判明(2/8)
鳥取県米子市、ユリカモメとキンクロハジロからH5N1確認。

 
2011.1.31. 高知県仁淀川町、野鳥のオシドリ1羽から、HPAIV(H51亜型)が検出された。  
2011.1.30. 宮崎県高鍋町肉用鶏(40,000羽)HPAI疑似患畜発生2011.1.30  
2011.1.28. 宮崎県川南町肉用鶏(92,000羽)HPAI疑似患畜発生
宮崎県北川町肉用鶏(6,600羽)HPAI疑似患畜発生
2011.1.28.

韓国。1月21日から25日の期間合計14件の家禽H5N1アウトブレーク発生。合計10,951羽死亡、281,709羽殺処理 

2011.1.27. 宮崎県都農町肉用鶏(約10,000羽)HPAI疑似患畜発生2011.1.27.  
2011.1.26. 愛知県豊橋市採卵鶏(約150,000羽)HPAI疑似患畜発生2011.1.26.
滋賀県大津市、堂の川、オカヨシガモからA型インフルエンザ陽性確認。
福島県郡山市豊田町、キンクロハジロからA型インフルエンザ陽性確認。

ミャンマー 家禽H5N1アウトブレークが2農場で発生。ニワトリ459羽死亡、531羽殺処理。

2011.1.25. 鹿児島県出水市採卵鶏(約8,600羽)HPAI疑似患畜発生2011.1.25.
兵庫県伊丹市、瑞ケ池、ホシハジロとカイツブリからH5N1確認。
島根県松江市、宍道湖、キンクロハジロからH5N1確認。
韓国企画財政部、冷凍豚肉6万トンの関税を25%から0%に引き下げると発表(これは口蹄疫の発生による国内豚肉価格の上昇に対応するための措置であり、201121日~630日まで時限的に適用されるが、状況によっては延長される可能性がある。)
2011.1.24. 宮崎県新富町採卵鶏(約66,000羽)HPAI疑似患畜発生2011.1.24. ★香港。ユリカモメの死体1羽発見、H5N1確認。 
★バングラデシュ 2007年から継続して流行。今回1か所のアウトブレークが追加報告。
2011.1.23.

北海道で野鳥(オオハクチョウ、オナガガモ、カモ)5羽死亡。高病原性H5N1ウイルス確認。

 
2011.1.21. 宮崎県の種鶏場(10,240羽飼養)にて、HPAI疑似症例発生

香港の一般的留鳥であるハシブトガラス1羽、シキチョウ1羽死亡、H5N1確認。 

2011.1.20. 宮崎県で猛威を振るった口蹄疫問題を受け、農林水産省が通常国会に提出を予定している家畜伝染病予防法改正案に、感染する前に殺処分する「予防的殺処分」の規定が盛り込まれることが明らかになった。感染していない畜産農家の家畜でも、感染拡大防止のために国や都道府県が必要と判断すれば、強制的に殺処分できるようになる。農家には損失が補償される。補償割合は現行家伝法では80%で、これも見直すという。

ミャンマー 家禽H5N1アウトブレークが1件発生。ニワトリ626羽死亡、6,074羽殺処理。

2011.1.19.

福島県郡山市、野鳥(キンクロハジロ)2羽死亡、高病原性H5N1ウイルス確認。

 
2011.1.18.  

ミャンマー。家禽H5N1アウトブレーク1件発生。3か月齢ニワトリ500羽死亡、300羽殺処理。

2011.1.17.  

韓国。16日から11日までの間に合計23件の家禽H5N1アウトブレーク発生。合計20,297羽死亡、682,523羽殺処理

2011.1.14.

宮崎県の検証委員会(座長・原田隆典宮崎大教授)は、口蹄疫発生時の大規模な交通封鎖や、過密飼育緩和に向けた飼育頭数規制の検討を提言する最終報告書をまとめ、東国原英夫知事に提出した。これを踏まえ、県は2月にも防疫マニュアルを改訂する方針。
(国と県の検証委員会報告書の見解の違い、あなたはどうみますか。)
国の検証委員会報告書は→ 口蹄疫対策検証委員会報告書(概要)  口蹄疫対策検証委員会報告書

 
2011.1.13.   韓国、口蹄疫ワクチン全頭接種(済州島、肥育豚を含む)
牛308万頭、豚958万頭
2011.1.12. 鹿児島県出水市で12月24日に死亡したナベヅル1羽から分離されたウイルスは高病原性鳥インフルエンザ(H5N1亜型)の強毒タイプと判明した(環境省)。これで強毒タイプと判明したナベヅルは6羽。 韓国政府は、高病原性鳥インフルエンザの拡大で、4段階ある警戒レベルを上から3番目の「注意」から同2番目の「警戒」に引き上げた。12日現在で、発生件数は116例。
2011.1.9.    韓国、ワクチン接種対象(牛 2,173,000頭, 豚 611,000頭)
2011.1.5.  

死亡野生オシドリから高病原性H5N1ウイルス遺伝子が確認された。
農家で高病原性
H5N1アウトブレーク。5日間で4,500羽のアヒルが死亡 

2010.12.31. 韓国にてアヒル農場(天安市、約10000羽)、鶏農場(益山市、約17000羽)で高病原性鳥インフルエンザ(H5N1)発生。関連を含め92000羽殺処分・埋却
韓国(泗水市)マガモから高病原性鳥インフルエンザ(H5N1検出)  
2010.12.28.   韓国(海南郡)トモエガモから高病原性鳥インフルエンザ(H5N1検出)  
2010.12.27.

鹿児島県出水市で死んだ絶滅危惧種「ナベヅル」12羽のうち新たに3羽がHPAIウイルス(H5N1型)に感染していた(環境省)。これで強毒性が判明したのは5

口蹄疫再発(台湾台南直轄市(O型、豚)
2010.12.24. 新潟県五泉市で鳥類の伝染病であるニュ-カッスル病が発生。同市営の公園で20日、飼育していたインコの42羽中16羽が死亡。市は感染拡大を予防するため、発生した公園で飼育するインコやチャボなどの殺処分を行う予定。市はインコにワクチン接種をしていなかった。県は今後、愛玩鶏の飼養者にワクチン接種の徹底を呼びかける。
(国内の学校施設などで動物を情操教育として飼育することは有用だと思います。その動物の健康を維持するため、お近くの動物病院あるいは日本獣医師会に管理についてお問い合わせください。管理衛生などについて、情報をいただけると思います。)
 
2010.12.23. 国内最大のツルの飛来地・出水平野(鹿児島県出水市)において、死んだ野鳥が4羽増えて、計10羽になった。
簡易検査の結果、
4羽のうちナベヅルと同様に絶滅惧種のマナヅル1羽が、鳥インフルエンザの簡易検査で弱い陽性反応を示した。鳥取大学で、精査中。マナヅルは絶滅惧種のため、同省では有職者らの指導を得ながら対応を検討する方針。
 
2010.12.22. 国内最大のツルの飛来地・出水平野(鹿児島県出水市)でナベヅル1羽の死骸から高病原性鳥インフルエンザ(H5N1亜型)が検出された。鳥取大学で確定診断中。
ナベヅルは国の天然記念物で絶滅危惧種。
半径10km監視域に養鶏場116戸、計520万羽飼養
 
2010.12.19. 富山県高岡市の高岡古城公園動物園で死亡したコブハクチョウから分離されたウイルスは
1. 強毒タイプのH5亜型の高病原性鳥インフルエンザウイルスであった。
2. 北海道稚内市大沼及び島根県安来市で分離されたウイルスと、極めて近縁であった。
「(独)農研機構動物衛生研究」
http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/tori/index.html
 
2010.12.18. 鳥取県米子市で回収したコハクチョウ(野鳥)の死亡個体からウイルスが分離された(平成22年12月4日、環境省による野鳥のサーベイランス検査)
同ウイルスはH5N1亜型(強毒タイプ)であった
(鳥取大学)。
 
2010.12.10..   韓国(瑞山市)ワシミミズクから高病原性鳥インフルエンザ(H5N1検出) 
2010.12.9. 動物検疫所見学・説明会「ご存じですか?動物検疫」ttp://www.maff.go.jp/j/press/syouan/johokan/101111.html
・場所:中部国際空港
 
2010.12.7.   韓国(益山市)マガモから高病原性鳥インフルエンザ(H5N1検出) 
2010.12.2.

島根県安来市の養鶏場で発生した高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N1)強毒タイプと確認され、ウイルス株は北海道の野鳥由来ウイルス株(10月)と類似。

 
2010.12.1. 島根県に専門家でつくる疫学調査チ-ムを県に派遣 韓国にある84カ所の家畜市場が全面閉鎖
2010.11.30 島根県安来市の養鶏農場で飼養する採卵鶏約23000羽の殺処分開始島根県内88カ所の養鶏農家で異常なし。 韓国の口蹄疫はO型(異常確認日は11/26と11/28)
2010.11.29 島根県において高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜が確認
高病原性鳥インフルエンザ(H5N1)
http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/tori/pdf/hpai.pdf
安来市の養鶏農家(採卵鶏、2万羽飼養)
http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/101129_1.html
http://www3.pref.shimane.jp/houdou/press.asp?pub_year=2010&pub_month=11&pub_day=29&press_cd=FF9EC65B-37E7-4FFC-92B9-89AD2EB331BF
http://www.maff.go.jp/aqs/pdf/h221129ai.pdf
韓国南東部慶尚北道安東市、養豚農家2戸(各5,500頭、3,500頭飼養)、発生農家の飼養豚の殺処分、発生農家から半径3km以内に所在する偶蹄類家畜の予防的殺処分
車両及び人等に関する移動制限等実施
2010.11.28 口蹄疫被害が拡大しているモンゴル政府にワクチン40万頭分を購入する資金を援助援助額は1900万円。農水省と動物衛生研究所の専門家が今月中旬に現地入り。発生状況の把握やワクチン接種指導。ワクチン接種家畜は、予防的に殺処分することはせず経過観察  
2010.11.26

動物検疫所見学・説明会「ご存じですか?動物検疫」 http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/johokan/101111.html
・日時:平成22129日(木曜日)1300分から1620分まで(予定)
・場所:中部国際空港
・参加申込の締切日:平成221126(金曜日)17(必着)
  (応募者多数の場合は抽選)

 
2010.11.25 カナダのマニトバ州からの家きんの輸入停止。同州で弱毒タイプの鳥インフルエンザH5N2亜型)が確認。
2010.11.24 農林水産省の対策検証委員会最終報告書
http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/katiku_yobo/k_fmd/pdf/kensyo_hokoku_sho.pdf


口蹄疫の疫学調査に係る中間取りまとめ公表

http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/katiku_yobo/k_fmd/pdf/ekigaku_matome.pdf
 
2010.11.24 or 29予定 全国机上防疫演習訓練!!
高病原性鳥インフルエンザの危機管理対策
 
2010.11.15.   デンマ-クの鳥インフルエンザの清浄性を確認し、同国産家きん肉などの輸入停止を解除。同国では200812月、弱毒タイプの鳥インフルエンザ(H7亜型)が発生した。
★ドイツで弱毒タイプの鳥インフルエンザ(H5N2亜型)が確認された。同国から日本向けに輸出される家きん及び家きん肉等について輸入停止措置
2010.11.12.  日本からシンガポール向けに輸出される宮崎県以外で飼養された牛及び豚に由来する肉については、平成22年10月12日付けで輸出が再開されていたが、平成22年11月12日付けで、宮崎県で飼養された牛及び豚に由来する肉についても輸出が再開された。
2010.11.10. 農水省の対策検証委員会、委員会終了後に会見し、宮崎県が県所有の種雄牛を特例的に助けたことについて、最終報告書に「今後一切特例は認めない」との趣旨を盛り込む方針  
2010.11.11. 

京都大学霊長類研究所で発生していたニホンザルの疾病(血小板減少が特徴→下記2010.7.9.参照)の原因は、SRV-4(サルレトロウイルス4型)であった。(ニホンザル疾病対策第3者委員会委員長:吉川泰弘(北里大学・教授))

 
2010.11.8.   マカオ向け豚肉等の輸出について、マカオ当局との間で輸出条件等に合意したことから、カオ向け豚肉等の輸出が可能となった。
2010.11.7.   モンゴルで発生している口蹄疫が拡大し、11/7までに羊や山羊など136万頭の家畜にワクチンを接種した。
2010.11.4. 「宮崎県口蹄疫被害義援金」(10月末締切) 総額34億8680万円。 韓国、高病原性鳥インフルエンザ(H7N6)弱毒タイプ検出。
全羅南道長城郡(アヒルなど23,410羽)。発症なし。
2010.11.2. ニワトリのインフルエンザ感染の検査薬発売(富士レビオ)。12,000円(10検体)。15分で診断。(末吉意見-もっと安価に)  
2010.11.1. 宮崎県児湯郡5町和牛の導入。
83農場203頭
 都農町16農場・43頭
 川南町33農場・72頭
 高鍋町4農場・9頭
 新富町25農場・65頭
 木城町5農場・14頭
 
 
2010.10.28.   輸入手続保留を解除(カナダ)
手続の保留期間:10月10日~10月27日
輸出施設:BOUVRY EXPORTS CALGARY LTD.(Est.506)
対象品目:当該施設からのすべての品目
(馬の肉及び臓器、豚の肉及び臓器並びにそれらを原料とするソーセージ、ハム及びベーコン)
(参考)
・10月10日、カナダから到着した馬肉114箱(1,520kg)を検査したところ、バイソン肉と記載されたものが8箱(97.9kg)混入していることを確認。このため、輸出施設において適切な改善措置がとられたことが確認されるまでの間、当該施設で製造される馬肉及び豚肉等に対する輸入手続きを保留。
※ バイソン肉の輸入については、カナダとの間で家畜衛生条件が締結されておらず、日本への輸入が認められていない。
・10月22日、カナダ政府から原因及び改善措置に関する調査報告書が提出。本報告書を精査した結果、再発防止を確保するための適切な改善措置がとられたことを確認できたことから、本日付けで、当該施設からの輸入手続の保留を解除。
2010.10.26. 北海道稚内市の大沼で採取された野生のカモの糞から強毒性のH5N1型鳥インフルエンザのウイルスが検出された。 日本からマカオ向けに輸出される牛肉の認定処理施設(KKC-1北九州市)が追加された。
2010.10.22. 観察牛、計321頭、抗体検査や目視検査の結果、異常なし   
2010.10.20.   モンゴル国、スフバ-トル県など東部地域で口蹄疫が拡大し、2万頭以上発生の疑い
2010.10.19. 口蹄疫対策検証委員会の国と県の合同会議が開催された。口蹄疫の防疫措置の検証結果について意見交換した
2010.10.18.   韓国において、弱毒タイプの鳥インフルエンザ(H7N7亜型)が発生したため、韓国から日本向けに輸出される家きん及び家きん肉等の輸入停止措置した。
2010.10.14.  

カナダから到着した馬肉を検査したところ、バイソン肉と記載されたものが混入してい。このため、輸出施設(Est.506)において適切な改善措置がとられたことが確認されるまでの間、当該施設で製造される馬肉及び豚肉等に対する手続を保留

日本に牛肉輸入の解禁や条件緩和を求めている国が13カ国に上っている。20カ月齢以下に限って輸入を求める月齢制限の緩和・撤廃を求める米国、カナダをはじめ、BSEのために輸入停止になった欧州連合(EU)の一部の国が解禁を要請

2010.10.13.   動植物や微生物などを利用した製品開発で得た利益を配分する新たな国際ル-トを話し合う生物多様条約第10回締約国会議(COP10)の作業部会が、名古屋市で開催

日本からシンガポール向けに輸出される牛肉及び豚肉の輸出が再開
2010.10.12. 口蹄疫疫学調査チーム 第6回 検討会開催 シンガポ-ル向けの牛肉と豚肉の輸出手続き再開
2010.10.8. 宮崎県の民間の種雄牛6頭を口蹄疫ウイルス抗体検査結果、すべて陰性  
2010.10.6. 農林水産省、宮崎県で発生した口蹄疫の終息から3ヶ月が過ぎたことを受け、OIE「口蹄疫清浄国」復帰を申請  
2010.10.4.  

農水省と厚生労働省 カナダとBSE対策協議再開「牛肉輸入条件」

ベトナムから輸入された魚粉の精密検査の結果、動物性加工たん白(鶏由来)の含有が確認され、下記の製造工場について、輸入検疫証明書の発行の停止措置が講じられた。製造工場名:QUAN PHONG TRADING PRODUCTION COMPANY LIMITED, VIETNAM

 2010.10.1. 動物検疫所成田支所羽田空港出張所は動物検疫所羽田空港支所となった。(末吉考 : 獣医職員の重点配備があったようだが、宮崎や鹿児島空港の動物検疫強化も必要。検疫探知犬の増数を)  
2010.9.30. 宮崎県西都市牛の導入。  
2010.9.29.   日本からアラブ首長国連邦向けに輸出される牛肉の輸出が再開
2010.9.24.

全国一斉の防疫演習実施。農水省が午前10時、口蹄疫が発生したと想定する農場を全都道府県に1戸ずつ指定通達。都道府県は殺処分した家畜の埋却地の選定や消毒ポイントの設置などの初動対応の計画書を作り、提出した。同省は計画書を調べて初動対応などの課題を10月中にまとめ、全国の畜産担当者を集めた会議で改善点を討議する。次回以降は冬場に実施し、参加団体を増やすなど、より実践的な演習にする。

 
2010.9.22. 宮崎県内にある150戸の農場の牛2124頭を調べた結果、すべて抗体陰性。  
2010.9.21. 「観察牛」の28頭、すべて陰性(宮崎県発表)。831日、県農業大学校など県の3施設、児湯地域家畜市場、日向市、西都市、新富町の5農場に導入。914日に採血し、動物衛生研究所で検査。21日、抗体検査の結果が陰性。
2010.9.16. 7-8月の暑熱による家畜の死亡頭羽数「生産局 暑熱による畜産関係被害状況」
乳用牛   1747頭
肉用牛    388頭
豚     1125頭
レイヤー  221千羽
ブロイラー 531千羽
東南アジア
デング熱が大流行の兆し。フィリピン・ラオスではすでに、感染者数、死者数とも昨年1年間の数を超えた。感染地域から日本に帰国した旅行者が国内で発症するケ-スも増え、国立感染症研究所によると、8月末時点で感染者は126人。昨年の感染者数92人をすでに超えた。
2010.9.14.   米国産牛肉
輸入制限緩和などをめぐる日米両国政府の事務レベル協議開催。日本側から農水省、厚生労働省の担当課、室長、米側から農務省の動物検査、食品安全検査両局の幹部らが出席。20078月以来協議を中断していたBSE対策の両国の現状について意見交換。米側はBSEのチェック体制強化に関し、全米規模で農場や加工現場などの検査・監視システムを構築し、発生原因となる飼料を規制するなどの取り組みを説明。焦点の月齢条件をめぐっては、早期緩和に否定的な日本、制度改善を強く主張する米国との隔たり。
2010.9.10. 米国産牛肉
日米間の技術的会合の開催
BSEをめぐる諸般の状況について意見交換を行う。
日時:
平成22年9月14日~15日、9時00分開始予定(現地時間)
場所:
米国サンフランシスコ Hilton Garden Inn San Francisco Airport
http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/100910.html

中国
河南省20075月~9月8日までに、ダニに刺された557人が発病し、18人が死亡。発熱や血小板減少などが特徴
2010.9.9.

口蹄疫の再発に備え、全国一斉の口蹄疫防疫演習を24日に行うと発表(農水省)。演習当日、口蹄疫が発生したと想定する農場を指定(農場名は非公表)。47都道府県が、埋却地の選定や消毒ポイントの設置などの初動対応の計画書を作る。全国一斉の演習は初めて。http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/100909.html

 
2010.9.8. 第5回 口蹄疫対策検証委員会
委員の意見交換、ヒアリングの結果を踏まえた議論の整理
http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/katiku_yobo/k_fmd/pdf/gaiyo5.pdf
 
2010.9.6. 

OIEへの日本の清浄ステータスの認定申請のため、県内の牛飼養農場150戸を対象とし、抗体検査により清浄性確認のためのサーベイランス(臨床検査及び血清抗体検査)を実施する。サーベイランスは9月6日から開始し、採材及び各検査を9月下旬までに終了し、国において、10月上旬にOIEに対する認定申請書を提出する予定。

ワクチン接種で家畜を処分しなければならなくなった日向市の牛農家17戸中10戸で、計12頭の子牛が搬入された。

韓国
日本向けに輸出される家きん及び家きん肉等の輸入停止措置解除
2010.9.4. 

平成22年5月14日から西都市尾八重地区において繋留する県有種雄牛5頭のうち2頭(福之国、秀菊安)については家畜伝染病のリスク分散を行うため、高原町に所在する宮崎県家畜改良事業団産肉能力検定所へ移動。

 
2010.9.3. 2010年7月1日~8月15日の間、記録的な猛暑で死亡あるいは廃用となった家畜は、乳用牛959頭(前年比36%増)、肉用牛235頭(前年比9%減)、豚657頭(25%増)、レイヤー鶏136,000羽(240%増)、ブロイラー鶏289,000羽(70%増)であった。  
2010.9.2.

えびの市の肉用牛肥育農場において確認された口蹄疫を否定できない牛1頭を含む5頭から採取した5検体について、本日夜、農林水産省より全て陰性との連絡。

これを受けて、一時中止となっていた小林地域家畜市場における子牛競り市は9月3日から6日に予定を変更し開催。

 
宮崎県えびの市の乳用牛肥育農場(400頭)で、9月1日午前11時半ごろ、農場のかかりつけの獣医師が、舌の粘膜がはがれ、若干の発熱がある牛1頭を発見し、都城家畜保健衛生所に通報。早期判定のため農林水産省に症状の写真を送ったが、水膨れなど口蹄疫の典型的な症状は確認できず、感染の有無を判断できなかった。
 口蹄疫感染の可能性が否定できないとして、採取した検体を動物衛生研究所に送付した。夜には、遺伝子検査の結果が判明する見込み。 
 2日に開催を予定していた都城市の家畜市場の競りと、2日から5日にかけて予定していた小林市の子牛の競りが一時中止となった。
 
 
2010.9.1.   高病原性鳥インフルエンザウイルス
H5N1が、インドネシアの家畜の豚から7.4%という高い頻度で検出された(東京大医科学研究所ら, 米専門誌電子版に発表)。200509年に、インドネシアの23の養豚場や食肉処理場で健康な豚702頭から鼻のぬぐい液や血液を採取。52頭からH5N1が検出された。
2010.8.31. 第4回口蹄疫対策検証委員会を開催(農林水産省)
http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/katiku_yobo/k_fmd/pdf/gijigaiyo4.pdf
宮崎県は
、発生農場などの一部を対象に試験的に飼育する「観察牛」を導入した。

日本
カオ向けに輸出される牛肉の認定処理施設(N-2、中部ハンナン株式会社 南部市場工場Chubu Hannan Co., Ltd. Nambu Shijo Plant)が追加。

2010.8.29. 宮崎県高千穂町で、約4カ月ぶりに家畜の競りが再開。参加者は多かったが、価格は低めだった。  
2010.8.28. 合同慰霊祭,「新生! みやざきの畜産 総決起大会」,研修会 於 : 宮崎市民文化ホール
 
2010.8.27. 終息宣言 http://www.pref.miyazaki.lg.jp/parts/000145421.pdf  
2010.8.26.   ロシアで口蹄疫発生(O型)
2010.8.25. 第1回宮崎県口蹄疫対策検証委員会開催
口蹄疫発生農場及びワクチン接種農場における家畜の再導入への取組みについてhttp://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/100825.html
http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/pdf/100825-01.pdf
米国 サルモネラ汚染 55000万個自主回収
2010.8.24. 口蹄疫の疫学調査に係る中間的整理公表http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/pdf/100825_1-01.pdf
http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/100823.html
「食料・農業・農村政策審議会 家畜衛生部会 第15回牛豚等疾病小委員会 及び 口蹄疫疫学調査チーム 第5回 検討会」 の合同開催http://www.maff.go.jp/j/council/seisaku/eisei/pdf/syoui15.pdf
第3回 口蹄疫対策検証委員会開催
http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/katiku_yobo/k_fmd/pdf/gaiyo3.pdf
 
 2010.8.22.   中国人向けビザさらに緩和? 前原国交相(日中韓の人口交流の拡大などを盛り込んだ共同宣言に調印。前原誠司国交相、中国浙江省杭州市)
日本と中国、韓国の観光担当相会合のため中国を訪れている前原誠司国土交通相は22日の共同記者会見で、7月に要件を緩和した中国人向け個人観光査証(ビザ)について「さらなる見直しも不可欠だ」と述べ、今後1年間で効果を検証した上で、一段の要件緩和を検討する考えを表明した。観光庁によると、個人旅行が盛んな台湾や香港からの訪日リピーター率は約7割に上るのに対し、中国人のリピーター率は約1割にとどまっている。中国人が旅行しやすい環境を整えることが、観光立国推進に向けた課題となっている。(末吉私見 : 国際交流は良いことだが、動物疾病防疫体制をさらに厳しくする必要性がある。)
2010.8.19.

米国CDCはサルモネラ汚染の疑いのある卵の回収命令。合計38,400万個リコール。患者数報告は数百人。通常サルモネラ感染の場合実際の感染者数は報告数の30倍といわれている。

2010.8.18. 第2回口蹄疫対策検証委員会の概要 : http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/katiku_yobo/k_fmd/pdf/gaiyo2.pdf  
2010.8.16. 口蹄疫や鳥インフルエンザなどに対応する公務員獣医師の確保に、各自治体が独自対策。全国の獣医師数は約35000(2008年、日本獣医師会)。うち公務員獣医師は8950人で、1998年の9294人から4%減。小動物診療にあたる獣医師は8422人から13027人に増えた。新卒獣医師の約40%が小動物診療に進むのに対し、公務員になるのは15%(農林水産省のアンケ-ト)。報酬など待遇面で不利な公務員は不人気。
 例) 和歌山県は受験年齢の上限を39歳に引き上げたが、この10年間、ほとんどの年で募集定員を満たせず。
 
例)愛媛県は、35歳に引き上げ平均16500円を月給に上乗せする手当を設けた。
 例)青森県は、県勤務を条件に、獣医学を学ぶ全国の大学56年生を対象に月額で上限10万円(私立大は12万円)を給付する奨学金制度を導入。
 
2010.8.15. インドネシアのバリ島で狂犬病が拡大している。200811月以降の死者は78人に達し、9月、島内の犬にワクチンを接種開始する。バリ島に約60万匹の犬がおり、うち約76%が野犬。今年は7月までに、人が犬にかまれたケ-スは約3450件と昨年の約24000件から急増。
2010.8.10.     新型インフルエンザに関する緊急委員会(WHO)。「世界的大流行(パンデミック)」(フェ-ズ6)→終結→「ポスト・パンデミック期」へ移行勧告の可能性高い。
2010.8.9. 宮崎県内全て(牛7,608戸、豚468戸、計8,076戸)の牛と豚の清浄性確認検査終了。  
2010.8.5. 第1回口蹄疫対策検証委員会開催 : http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/katiku_yobo/k_fmd/index.html
口蹄疫対策検証委員会(獣医学者、マスコミ関係者、弁護士ら)開催。今年発生した口蹄疫の対応で、国、県、地方自治体による防疫措置を検証。早急にまとめられた報告書を元に、家畜伝染病予防法改正案を提出予定。
 
2010.8.3. 口蹄疫の終息を受けた地域復興のための基金を「設置する方向で検討する」(農林水産相)。 日本から香港向けに輸出される牛肉の認定処理施設(M-2, 株式会社ミヤチク都農工場)が追加された。上記の認定処理施設については、移動制限区域及び搬出制限区域が解除された716日以降にと畜された牛に由来する牛肉について、香港向けの輸出が認められた。(香港の対応には、驚かされる。末吉考)
2010.7.28.    英国
ノ-ス・ヨ-クシャ
-
州で、鳥インフルエンザ(H5亜型)の抗体検査で陽性確認。同州からの家禽の輸入停止。
2010.7.27. 宮崎県の移動制限解除  
2010.7.23. 宮崎市を中心に設定されている移動制限区域において、7月16日以降実施していた移動制限区域内の牛・豚等飼養農家全戸に対する清浄性確認のための検査(抗体検査及び臨床検査) の結果、本日までに、当該地域の清浄性が確認された
「新たな農林水産政策を推進する実用技術開発事業」のうち「緊急対応型調査研究」: 口蹄疫防疫措置終了後の農場内留置家畜排泄物のリスク評価およびリスク低減技術の開発『(独)農業・食品産業技術総合研究機構(動物衛生研究所、畜産草地研究所)、(国)宮崎大学』
口蹄疫疫学調査チーム第4回検討会概要http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/katiku_yobo/k_fmd/pdf/kentou4.pdf
 
2010.7.22. 宮崎県は、目視による全戸清浄検査開始。8/11まで。7700戸。  
2010.7.20. 口蹄疫疫学調査チーム 現地調査
山田農相 : 第三者口蹄疫委員会を立ち上げ。獣医学、幅広い分野の有識者らで構成。近日中に初会合開催予定。
 
2010.7.19. 口蹄疫疫学調査チーム 現地調査  
2010.7.18. ワクチンを接種していない家畜の処分及び防疫措置が本日終了したため、ワクチン接種を行っていない農家を中心として継続されていた半径10kmの移動制限区域については、7月18日午前0時に解除。  
2010.7.16. 児湯地域を中心としたワクチン接種地域の移動制限及び搬出制限区域(ただし、宮崎市の発生を中心とした移動、搬出制限区域と重複する地域を除く)については、6月12日に発生した288例目を最後に発生が認められず、疑似患畜(6月24日)及びワクチン接種畜の殺処分が終了し、さらに、たい肥等の封じ込めや畜舎の清掃消毒が完了したことを家畜防疫員が確認したため、7月16日午前0時をもって解除する。(しかしながら、ワクチン接種を行っていない農家において、目視検査で飼養牛の異常が認められないものの、抗体検査等が実施されておらず、清浄性が確認されていないことから、当該農場を中心とした半径10kmの区域については引き続き移動制限区域のままとなる。)  
2010.7.11. 農水省 : 口蹄疫簡易検査キット(2~3hrs,スウェーデン製,感度に課題あり)導入方針  
2010.7.9 京都大霊長類研究所(愛知県犬山市)で飼育されていたニホンザル44匹が原因不明の疾病で死亡(2001年~現在)。死亡サルは臓器や鼻の粘膜から出血し、血便もみられ、貧血症状(血小板、白血球、赤血球数減少、死亡時には血小板数はほぼゼロ)。原因不明、治療法ない。他の種類のサルや職員への感染はない。同研究所では約700匹を飼育。 米国FDAが鶏卵サルモネラ汚染を防止する新しい規則を発令。雌鶏3,000羽以上を飼育する全ての鶏卵農家が対象。サルモネラモニターしている業者からの鶏購入、養鶏場での定期的なサルモネラ菌検査の実施、産卵後36時間以内の出荷と摂氏7.2度以下の冷蔵保存の義務化、など。http://www.fda.gov/NewsEvents/Newsroom/PressAnnouncements/ucm218461.htm上記により、毎年米国で79,000人の発症と30人の死亡をなくすことが出来る(FDA発表)。 
2010.7.8. 国富町 移動制限解除 韓国家畜衛生当局より、日本からの偶蹄類動物に由来する原皮について受入れ可能(420日以来)
2010.7.7. 山田農相会見(7/6):
①農水省緊急支援チーム構想(口蹄疫、動物衛生研究所、家畜改良センター)
②移動式レンダリング車(牛100頭/日)の整備方針(2011年度)
タイ家畜衛生当局より、日本からの偶蹄類動物に由来する原皮について受入れ可能(420日以来)
2010.7.4. 292 例目、宮崎市、肉用繁殖牛16頭、臨床症状1頭+(PCR+)、285例目から800m(ワクチン未接種区域)  
2010.7.3 日向市 移動制限解除  
2010.7.2 都城市 移動制限解除 韓国から日本向けに輸出される偶蹄類の動物の肉等の加熱処理施設が指定。
2010.6.30. ワクチン接種家畜殺処分・と体埋却完了

米国6月報道。野生動物等で確認されたのは、12件(アライグマ 4,スカンク 1, キツネ 1, ネコ 6ヒトかペットが暴露した

2010.6.29. 都城市 再検査1例結果 陰性
都城市 分離ウイルス 血清型O型→一例目の都農株とほぼ同一
 
2010.6.28. 西都市・国富町・宮崎市の清浄性確認検査開始
発生農場の消毒完了
 
2010.6.26. 都城市・日向市の清浄性確認検査開始
 半径3~10km圏 目視検査
 韓国防疫体制原案: ①畜産農家に免許制導入②家畜取引業者に申告制を導入③家畜の登録対象を拡大④畜産農家が外国人を雇用する際には申告を義務化⑤畜産農場に出入りする全ての車輌、関係者の消毒、記録管理の義務化
2010.6.24. 第3回口蹄疫疫学調査チーム検討会(農場での衛生管理に詳しい臨床獣医師を加えて現地調査チーム組織新編成)http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/katiku_yobo/k_fmd/pdf/ekigaku3.pdf
口蹄疫防疫措置実施マニュアル
http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/katiku_yobo/k_fmd/pdf/fmd_manual.pdf
疑似患畜(199,293頭)全て殺処分・埋却完了
 
 
2010.6.22. 都城市・日向市の清浄性確認検査開始~6/24
 獣医師約40人(14班) 半径3km圏内 96農場 1720頭
豚の疑似患畜の殺処分終了
未処分牛(高鍋町 3農場 5200頭、西都市 1農場 1070頭)
 
 2010.6.21.