宮崎大学農学部 6学科の紹介

植物生産環境科学科

グローバルな植物生産の知識と開発力・指導力を身につける

植物生産に関わる専門知識と国際性を備えた指導力を習得し、環境と調和した効率的・持続的な植物生産、流通システムの開発、最適な機械化技術・安全技術の開発、生産基盤及び物質循環型の農村空間の創出ができ、国際的に貢献できる人材の育成を目指しています。

syokubutu1

◆求める学生像(定員52人)

  • 理科の基礎的学力を有している人
  • 自然現象について知的好奇心の強い人
  • 安全・高品質な農・園芸作物の安定供給を考えたい人
  • 国際的な視野を広め、日本と海外を舞台にグローバルに活躍したい人
  • 地球温暖化・水資源の有効利用などの地球環境に関心を持っている人

◆学科の特色/ユニークな教育・研究例

syokubutu2

syokubutu3
【GAPを通じた食の安全管理のための教育】
我が国の大学では唯一の、「国際的適正農業規範(グローバルGAP)」 に対応できる専門知識や技術を持った人材を社会に送り出すための実践的な教育を行っています。平成26年度までに125名がJGAP指導員の資格を取得しました。
【応用昆虫学】
天敵の行動や生態の解明とともに、地域農家の協力を得た実験ほ場で、農家のための環境保全型技術の開発に取り組んでいます。
【生産システム工学】
養殖場などにある落差のある排水から生じるエネルギーをいかした「超小型水力エネルギー回収装置」の開発・研究をしています。
【果樹園芸学】
地域特産果樹や熱帯果樹の生理生態に関する研究や新品種・新規栽培技術の開発に取り組んでいます。

◆教育研究の専門分野

作物学/果樹園芸学/野菜・花き園芸学/応用昆虫学/植物病理学/園芸利用学/植物生理学/作物生産学/生産システム工学/労働環境工学/農地水環境工学/農業システム学/農業経営経済学/農業技術史学

詳しい授業の内容は・・・シラバス検索へ
https://syllabus.of.miyazaki-u.ac.jp/syllabus/index2.jsp

◆取得可能な免許・資格

高等学校教諭一種免許状(農業・理科)
学芸員 食品衛生監視員 食品衛生管理者
自然再生士補
JGAP指導員
普及指導員

※諸条件を満たした場合に取得が可能です。詳しくはこちら

◆おもな就職先

公務員、教員、試験研究機関、農業団体、植物園、種苗会社、農業法人、食品製造加工業、農薬医薬産業、緑化産業、肥料会社、天敵関連企業、食品流通業、農業土木関連産業、農業機械関連産業、農産施設関連産業、国際協力機構、金融業、マスコミ、自営(就農)、大学院進学ほか

植物生産環境科学科のWebサイト http://www.agr.miyazaki-u.ac.jp/~agrenv/


宮崎大学農学部 6学科の紹介

森林緑地環境科学科

森林がもたらす環境の保全と資源の利活用を学ぶ

森林緑地の環境保全と生態系の修復、森林資源や水資源の循環的・安定的利用に関する最新の知識と技術を有し、これらの問題の解決を目指して専門的な立場で活躍できる人材の育成を目指しています。

sinrin1

◆求める学生像(定員52人)

  • 自然が好きで理科の基礎学力を有している人
  • 地球環境に関心を持ち、国際的に活躍したいと考えている人
  • 生物多様性の保全と森林資源の持続的利用の両立に関心がある人
  • バイオマスの循環的利用に関する先端的技術の開発に意欲を持っている人
  • 洪水や渇水の問題を解決する水の循環・利用の科学に興味を持っている人
  • 都市とみどりの融合した新しい機能的空間の創出に挑戦したい人

◆学科の特色/ユニークな教育・研究例

sinrin2
sinrin3
【森林緑地フィールド実習】
宮崎県がほこる自然豊かなフィールドを生かした体験学習に力を入れています。林業や農山村での生活体験、都市緑地や国立公園の管理、様々な植生について学び、森林と木材にかかわる研究に実際に触れることができます。
【水田のヒートアイランド抑制効果】
ヒートアイランドと呼ばれる都市の暑さを和らげるための公園や河川などの「緑と水の力」にスポットを当て、宅地における水田のはたらきについて研究しています。
【森林微生物の新機能研究】
森林生態系で分解者として働く微生物「きのこ」類。食用・薬用にとどまらない森林微生物の新機能を遺伝子レベルで解明し、その機能強化に取り組んでいます。

◆教育研究の専門分野

森林生態環境学/防災水利施設学/森林社会学/森林バイオマス科学/木本植物科学/砂防学/流域物質循環学/水資源管理学/緑地環境計画学/環境材料学/生態緑化工学/森林経済学/森林計画学/森林化学/森林保護学

詳しい授業の内容は・・・シラバス検索へ
https://syllabus.of.miyazaki-u.ac.jp/syllabus/index2.jsp

◆取得可能な免許・資格

高等学校教諭一種免許状(農業・理科)
測量士補 学芸員
普及指導員 林業普及指導員
自然再生士補 樹木医補
森林情報士2級 環境再生医(初級)
2級ビオトープ計画管理士・施工管理士

※諸条件を満たした場合に取得が可能です。詳しくはこちら

◆おもな就職先

公務員(農水省、林野庁、県庁、市町村役場など)、教員、農林業関連団体(森林組合系統、土地改良事業団、JA系統など)、環境・緑化・農業土木関連企業(コンサルタント、造園・建設会社)、林業、木材産業、大学院進学ほか

森林緑地環境科学科のWebサイト http://www.agr.miyazaki-u.ac.jp/~green/

宮崎大学農学部 6学科の紹介

応用生物科学科

21世紀の生命・食料・環境問題解決を目指す

今世紀において地球規模で人類が直面すると予測される生命・食料・環境問題に応えるために創設された学科です。本学科は生物工学の手法を用いた生物の機能と活用、食品の機能と利用法及び安全性についての教育・研究を行っています。そこで本学科では、21世紀における生命・食料・環境問題を解決するために、先端的・独創的な科学技術の発展に寄与できる創造性と問題解決能力を備えた人材と国際化・情報科に対応できる人材の育成を目指しています。

ouyou1

◆求める学生像(定員57人)

  • 自然科学、特に化学と生物に深い関心を持ち、これらに関わる基礎学力を有している人
  • バイオサイエンス分野の先端技術を身につけたい人
  • 食と健康、食の安全と環境保全に関心を持っている人
  • コミュニケーションに必要な日本語の能力を有している人
  • チャレンジ精神を持って応用生物科学分野の課題に取り組める人
  • 国際的に活躍する意欲を持ち、英語の基礎学力を有している人

◆学科の特色/ユニークな教育・研究例

ouyou2

【JABEEの認定を受けた教育プログラム】
応用生物科学科は農芸化学分野で日本初の日本技術者教育認定機構(JABEE)の認定を受けました。質の高い教育プログラムにもとづいて学習することができます。
【ジャカランダの医薬応用】
宮崎県に一大群生地のある、ジャカランダの種子が含む「ジャカル酸」に著しいガン細胞致死活性があることを確認。ジャカル酸の医薬への応用が期待されています。
【微生物によるアスベスト検知】
細菌をゲルの摩擦場に置くと、細菌と針状物質との特殊な複合体が形成される物理現象を発見。研究成果は廃棄物中のアスベスト検知に応用され、その技術は「宮大法」と呼ばれています。
【硫酸転移酵素の諸性質を明らかにする】
生体内でステロイドホルモンや内因性生理活性物質の濃度や機能を調節する「硫酸転移酵素」を研究。テーラーメイド治療の確立につながることが期待されています。

◆教育研究の専門分野

応用生物化学/微生物機能開発学/植物機能科学/食品栄養生化学/資源利用化学

詳しい授業の内容は・・・シラバス検索へ
https://syllabus.of.miyazaki-u.ac.jp/syllabus/index2.jsp

◆取得可能な免許・資格

高等学校教諭一種免許状(農業・理科)
学芸員 食品衛生監視員
食品衛生管理者 普及指導員
毒物劇物取扱責任者
修習技術者(技術士補相当)

※諸条件を満たした場合に取得が可能です。詳しくはこちら

◆おもな就職先

食品関連企業、発酵・醸造関連企業、医療・製薬関連企業、化学工業関連企業、環境化学関連企業、農業関連団体、公務員、教員、大学院進学ほか

応用生物科学科のWebサイト http://www.agr.miyazaki-u.ac.jp/~abs/

宮崎大学農学部 6学科の紹介

海洋生物環境学科

柔軟な視点で海の生物や環境の未来を考える

海洋をはじめとした水域環境と自然に対して興味を持ち、理解しようと努力し、生物の生産や管理で活躍したいと考えている方や水域環境の保全を指向する方を歓迎します。太陽系で唯一、水に恵まれた地球では、未解明な生物・非生物資源の宝庫でもある海洋が二酸化炭素の吸収や全球の熱収支において最重要な生態系であり、地球の未来を左右します。本学科では広く水圏の生物と環境に関する知識を習得し、ミクロ・マクロな視点で生物の生産利用や環境問題に対応できる人材を育成します。

kaiyou1

◆求める学生像(定員33人)

  • 生物と自然科学に関する基礎学力を有している人
  • 海洋生物や水圏環境の保全に興味を持っている人
  • 水域生物の生産・利活用に関心の高い人
  • 水族の生理機能に深い興味を持っている人
  • 新種生物・新機能生物の発見・開発などに活躍したい人

◆学科の特色/ユニークな教育・研究例

kaiyou2

kaiyou3
【ウナギの不思議】
謎に包まれていたウナギの産卵生態を30年以上研究し、世界で初めてウナギのライフサイクルを水槽内で再現することに成功しました。
【美味しいエビの安全・安心な養殖生産】
天然クルマエビの一大産地である宮崎県日向灘で、クルマエビやブラックタイガーの安全・安心な養殖生産を目指しています。
【海洋バイオ燃料の開発】
石油等の化石燃料に代わる次世代エネルギー源確保のため、海洋未利用資源を用いたバイオ燃料の生産に取り組んでいます。
【温帯域の造礁サンゴ研究】
2012年、宮崎県でサンゴの大群落が発見されました。現在、精力的に生態や分類の研究および保全・保護に取り組んでいます。

◆教育研究の専門分野

魚類繁殖生理学/水圏生物生理学/無脊椎動物バイオディフェンス/魚類感染症学/魚類生態学/多様性生物学/サンゴ・無脊椎動物学/新魚種探索学/水族機能食品学/水産食品分析化学/海洋環境微生物学/マリンバイオサイエンス

詳しい授業の内容は・・・シラバス検索へ
https://syllabus.of.miyazaki-u.ac.jp/syllabus/index2.jsp

◆取得可能な免許・資格

高等学校教諭一種免許状(水産・理科)
学芸員 普及指導員
食品衛生監視員 食品衛生管理者
エマージェンシー・ファースト・レスポンダー
潜水士

※諸条件を満たした場合に取得が可能です。詳しくはこちら

◆おもな就職先

水産物・食品・飼料製造流通関連企業、漁運・漁協等団体、船舶会社、保険会社、医薬品関連企業、水族館・博物館・海洋観光業、公務員、教員、環境アセス・コンサルタント、試験・研究所、大学院進学ほか

海洋生物環境学科のWebサイト http://www.agr.miyazaki-u.ac.jp/~fishery/

宮崎大学農学部 6学科の紹介

畜産草地科学科

畜産の知識をいかし、国内外の諸問題解決に貢献していく

良質で安全な畜産物の生産を支える科学を探究します。すなわち、輸入飼料に依存せず、 自給飼料生産に基盤を置き、低コスト・省力化の下で限られた自給飼料資源をリサイクル させる科学の確立を目指します。そのため、本学科では畜産に関する基礎的,応用的な知 識を身に付けているばかりでなく、食料・飼料自給率の向上や、自然・社会環境との調和 をはかりながら、国内外の「食料・農業・農村」をめぐる諸課題の解決にも貢献できる人 材を育成します。

tikusan2

体尺測定

 

◆求める学生像(定員61人)

  • 生物・化学の基礎学力を有している人
  • 動物の飼育や植物の栽培に興味がある人
  • 生物生産と自然環境との調和を目指す人

◆学科の特色/ユニークな教育・研究例

放牧行動調査

tikusan3

サイレージトウモロコシ(左)とササ(右)

【土にはじまり、食卓までをたどる】
畜産学と草地学が融合してできた我が国、唯一の学科です。土→飼料植物→家畜→畜産物という物質の流れの中から農業生産を考える視点を育てます。生産物の流れを「農場から食卓まで」追跡し、環境にやさしく安全な畜産物の生産を目指す教育を行います。また、畜産物の衛生や生産性の強化に関する最新知識を学ぶこともできます。
【他学科とともに学ぶ】
他学科の協力を得て、家畜の体の仕組み、病気の予防や公衆衛生、畜産食品製造などについて修得します。また、学内施設を利用し、遺伝資源や実験動物について学ぶ機会も提供します。
【実践型の技術者養成教育】
本学部獣医学科、東海大学農学部、南九州大学健康栄養学部・環境園芸学部と連携して、実践型の家畜生産技術者を養成する教育を行っています。国際的生産基準ともいえる「適正家畜生産規範」を学び、我が国の家畜生産の国際競争力向上を担う技術者の養成につなげます。

◆教育研究の専門分野

動物遺伝育種学/動物生殖制御学/動物生理栄養学/動物環境管理学/動物衛生微生物学/草地システム生態学/環境資源学/飼料作物学/草類遺伝資源・育種学/牧場

詳しい授業の内容は・・・シラバス検索へ
https://syllabus.of.miyazaki-u.ac.jp/syllabus/index2.jsp

◆取得可能な免許・資格

高等学校教諭一種免許状(農業・理科)
学芸員 食品衛生監視員
食品衛生管理者 普及指導員
家畜人工授精師 飼料製造管理者
実験動物一級技術者

※諸条件を満たした場合に取得が可能です。詳しくはこちら

◆おもな就職先

公務員、農業関係団体、試験・研究所、飼料・種苗会社、畜産食品加工・流通、畜産業(牧場)、草地畜産コントラクター、緑地・緑化産業、環境アセス・コンサルタント、教員、動物園、大学院進学ほか

畜産草地科学科のWebサイト http://www.agr.miyazaki-u.ac.jp/~ags/

宮崎大学農学部 6学科の紹介

獣医学科

最先端の教育・研究環境で高い実践力を身につける

獣医学は動物の疾病の予防・診断・治療のための学問として発達してきましたが、生活の多様化や高度化に伴い、研究分野は動物の保健の向上のみならず、公衆衛生、医薬品開発、動物愛護、環境保全など、広範囲にわたる生命科学の重要な一翼を担っています。獣医学科は広範な分野で高度な専門性を発揮できる獣医師、さらに動物医学を基本とした幅広い応用能力を身につけ、高い実践能力を備えた人材の育成を目指しています。

juui1

 

◆求める学生像(定員30人)

  • 獣医学を学ぶために必要な自然科学の基礎学力(特に生物学、その他化学・物理学など)を有している人
  • 観察力と洞察力に優れ、問題を自ら解決する意欲と行動力を持っている人
  • 人と動物に対する福祉の精神を持っている人

◆学科の特色/ユニークな教育・研究例

juui2

juui3
【産業動物に関する充実した教育内容】
南九州において多数飼育されている産業動物(ウシやブタなど)に関連した獣医学を詳しく学べることが宮崎大学の特色と言えます。特に、口蹄疫の災禍から学んだことを生かした授業内容は、大変ユニークなものとなっています。
【医学+獣医学=最先端の研究環境】
平成22年度に我が国初の、医学と獣医学とが融合した大学院(医学獣医学総合研究科)が設置されました。そのため、最先端の獣医学研究を進めていく体制が、以前にもまして整備されました。この様な体制の下、ウシ一頭を丸ごと撮影できる世界唯一のCT装置を用いた動物の構造を調べる研究、iPS細胞を動物の治療(再生医療)に生かすための研究、動物の病気をいち早く察知するための研究などが盛んに行われています。

◆教育研究の専門分野

獣医解剖学/獣医生理学/獣医薬理学/獣医病理学/産業動物衛生学/獣医微生物学/獣医公衆衛生学/獣医外科学/獣医内科学/産業動物内科学/産業動物臨床繁殖学/獣医臨床放射線学/獣医機能生化学/獣医寄生虫病学/動物病院/産業動物伝染病防疫学

詳しい授業の内容は・・・シラバス検索へ
https://syllabus.of.miyazaki-u.ac.jp/syllabus/index2.jsp

◆取得可能な免許・資格

獣医師(国家試験受験資格)
高等学校教諭一種免許状(農業)
学芸員
食品衛生監視員 食品衛生管理者

※諸条件を満たした場合に取得が可能です。詳しくはこちら

◆おもな就職先

伴侶動物(イヌ、ネコなど)の獣医師
産業動物(ウシ、ブタなど)の獣医師
公務員(食品衛生や産業動物の保健衛生向上業務など)
医薬品会社(研究・開発職など)
大学院進学ほか

獣医学科のWebサイト http://www.agr.miyazaki-u.ac.jp/~vet/vet_HP1.htm