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宮崎大学農学部応用生物科学科は、今世紀において地球規模で人類が直面すると予測される生命・食料・環境問題に応えるために創設された学科です。

TEL. 0985-58-3834 (教務・学生支援係)

〒889-2192 宮崎県宮崎市学園木花台西1-1

研究活動

2017年度

19)
佐伯教授、山本准教授(土壌肥料学研究室)らの研究成果の一部をまとめた解説が、『アグロバイオ』誌に掲載されました。現在研究室で取り組んでいるダイズ根粒菌の群集構造をコントロールする土壌管理技術の可能性について紹介されています。
佐伯雄一・山本昭洋 (2017) 根粒菌生態研究からみえる農業技術 日本におけるダイズ根粒菌の群集構造コントロールの可能性 アグリバイオ 1(10): 58-61.
18)
水光教授(現宮崎大学理事・副学長)、榊原(陽)教授、黒木助教(生体分子機能化学研究室)らの研究成果がScientific Reports誌に掲載されました。本論文は、タンパク質の翻訳後修飾の一つ。チロシン硫酸化を触媒する酵素の立体構造解析から、本酵素の基質認識機構について報告しました。
Tanaka S, Nishiyori T, Kojo H, Otsubo R, Tsuruta M, Kurogi K, Liu MC, Suiko M, Sakakibara Y, Kakuta Y (2017) Structural basis for the broad substrate specificity of the human tyrosylprotein sulfotransferase-1. Scientific Reports 7: 8776.
17)
水光教授(現宮崎大学理事・副学長)、榊原(陽)教授、黒木助教(生体分子機能化学研究室)らの研究成果がJournal of Bioscience and Bioengineering誌に掲載されました。本論文は、遺伝子工学的に改変した大腸菌を用いた食品成分の構造特異的な硫酸化代謝産物の大量調製法を報告しました。なお、論文は本学博士課程在学中(当時)の下平君の博士論文研究の成果です。
Shimohira T, Kurogi K, Hashiguchi T, Liu MC, Suiko M, Sakakibara Y (2017) Regioselective production of sulfated polyphenols using human cytosolic sulfotransferase-expressing Escherichia coli cells. Journal of Bioscience and Bioengineering 124: 84-90.
16)
佐伯教授、山本准教授(土壌肥料学研究室)らの研究成果が、Plant and Soil誌に掲載されました。本論文では、熱帯、亜熱帯地域におけるダイズ根粒菌の多様性に与える影響を分子生態学的手法により解析したものです。当地に土着化しているダイズ根粒菌Bradyrhizobium elkaniiの遺伝的多様性は、気温や土壌pHの影響を受けることを明らかにしました。
Mason MLT, Matsuura S, Domingo AL, Yamamoto A, Shiro S, Sameshima-Saito R, Saeki Y (2017) Genetic diversity of indigenous soybean-nodulating Bradyrhizobium elkanii from southern Japan and Nueva Ecija, Philippines. Plant and Soil 417: 349-362.
15)
榊原(啓)教授(栄養化学研究室)らの研究成果が、Scientific Reports誌に掲載されました。本論文では、社会的順位がうつ様行動や脳内の遺伝子発現に影響することをマウスを用いた系により発見しました。うつ病の改善に向けた方法論の確率につながることが期待できます。
Horii Y, Nagasawa T, Sakakibara H, Takahashi A, Tanave A, Matsumoto Y, Nagayama H, Yoshimi K, Yasuda M, Shimoi K, Koide T (2017) Scientific Reports 6991.
14)
佐伯教授、山本准教授(土壌肥料学研究室)らの研究成果が、Microbes and Environments誌に掲載されました。本論文では、ダイズ根粒菌の群集構造に与えるnosZ遺伝子の影響を湛水・非湛水、異なる温度、異なる土性の土壌を用いたマイクロコズムを用いて解析したものです。nosZ遺伝子の欠損は温室効果ガスであるN2Oの放出につながることから地球環境への影響が懸念されています。nosZ遺伝子を有し、有用根粒菌としても知られているBradyrhizobium diazoefficiens USDA110Tは田畑輪換作付け体系のような一時的な冠水環境を経ることで、その優占度を高めることを証明しました。
Saeki Y,Nakamura M, Mason MLT, Yano T, Shiro S, Sameshima-Saito R, Itakura M, Minamisawa K, Yamamoto A (2017) Effect of flooding and the nosZ gene in bradyrhizobia on bradyrhizobial community structure in the soil. Microbes and Environments 32: 154-163.
13)
酒井教授、引間准教授(食品衛生・免疫学研究室、河野准教授(免疫生物学研究室)らの研究成果が、Genome Announcements誌に掲載されました。本研究では、魚類類結節症の原因菌であるPhotobacterium damselae subsp.piscicida アメリカ株91-197の全ゲノム塩基配列を完全に決定した論文です。
Teru Y, Hikima J, Kono T, Sakai M, Takano T, Hawke JP, Takeyama H, Aoki T (2017) Whole genome sequence of Photobacterium damselae subsp. piscicida strain 91-197 isolated from hybrid striped bass (Morone sp.) in the USA. Genome Announcements 5: e00600-17.
12)
酒井教授、引間准教授(食品衛生・免疫学研究室、河野准教授(免疫生物学研究室)らの研究成果が、Genome Announcements誌に掲載されました。本研究では、魚類類結節症の原因菌であるPhotobacterium damselae subsp. piscicida(日本分離株OT-51443)の全ゲノム塩基配列を世界で初めて完全に決定した論文です。
Aoki T, Teru Y, Kono T, Sakai M, Takano T, Hawke JP, Fukuda Y, Takeyama H, Hikima J (2017) Complete genome sequence of Photobacterium damselae subsp. piscicida strain OT-51443 isolated from yellowtail (Seriola quinqueradiata) in Japan. Genome Announcements 5: e00404-17.
11)
酒井教授、引間准教授(食品衛生・免疫学研究室、河野准教授(免疫生物学研究室)らの研究成果が、Fish Pathology誌に掲載されました。本研究では、トラフグTNFAIP3 (A20) 遺伝子をクローン化し、発現解析を行った論文です。
Hikima J, Morita M, Kinoshita S, Basu M, Biswas G, Kono T, Sakai M (2017) Molecular characterization and expression analysis of tumor necrosis factor alpha-induced protein 3 (TNFAIP3/A20) gene from Japanese pufferfish, Takifugu rubripes. Fish Pathology 52(1): 15-22.
10)
酒井教授、引間准教授(食品衛生・免疫学研究室)らの研究成果が、Marine Biotechnology誌に掲載されました。本研究では、ラマン分光技術を用いて、サケの筋肉に含まれるアスタキサンチンを検出・定量を可能にした論文です。
Hikima J, Ando M, Hamaguchi H, Sakai M, Maita M, Yazawa K, Takeyama H, Aoki T (2017) On-site direct detection of astaxanthin from salmon filet using Raman spectroscopy. Marine Biotechnology 19(2): 157-163.
9)
引間准教授(食品衛生・免疫学研究室)らの研究成果が、研究成果がFish and Shellfish Immunology誌に掲載されました。本研究では、ヒラメの免疫グロブリン軽鎖(IgL)に対して特異的なモノクローナル抗体の開発を行った論文です。
Kim YK, Lee JS, Jung JW, Hikima J, Ohtani M, Jang HB, Nho SW, Cha IS, Park SB, Lee JH, Aoki T, Jung TS (2017) Characterization of a specific monoclonal antibody against immunoglobulin light kappa/L1 chain in olive flounder (Paralichthys olivaceus). Fish and Shellfish Immunology 60: 88-965.
8)
榊原(啓)教授(栄養化学研究室)らの研究成果の一部をまとめた総説が、日本ポリフェノール学会雑誌に掲載されました。本総説では、ケルセチン等のフラボノイド類を高含有している食品の摂取が、社会的ストレス負荷時の生体変化を調節できることについて解説しました。
榊原啓之・下位香代子(2017)社会的ストレスに対するフラボノイド含有食品の効果 日本ポリフェノール学会雑誌 6(1): 11-14.
7)
榊原(陽)教授、黒木助教(生体分子機能化学研究室)と榊原(啓)教授(栄養化学研究室)が執筆者として参加した著書が刊行されました。新たな機能性関与成分や機能性食品探索のためには、利用する機能性評価法の選択が重要になります。本書は、機能性食品を開発するときに参考にできる初期評価プロトコールとしてまとめられています。
機能性食品開発のための初期評価試験プロトコール集 (2017) 山本(前田)万理(監修)シーエムシー出版
第II編 機能性評価:第14章 抗ストレス作用 榊原啓之・下位香代子
第III編 成分単離・同定,作用機序解析:第2章 作用機序解析 黒木勝久・黒木(平山)未央・榊原陽一
6)
山本准教授(土壌肥料学研究室)らの研究成果が、Biologia Plantarum誌に掲載されました。本論文では、生体アミンであるポリアミンの生合成酵素阻害剤の処理によりイネの塩ストレス感受性が高まること、外生ポリアミン処理により感受性の高まりが軽減されることを明らかにしました。一連の実験から塩ストレスへの応答にはスペルミジンというポリアミンが鍵となることを示唆しました。
Yamamoto A, Shim IS, Fujihara S (2017) Inhibition of putrescine biosynthesis enhanced salt stress sensitivity and decreased spermidine content in rice seedlings. Biologia Plantarum 61: 385-388.
5)
平野准教授(植物遺伝育種学研究室)らの研究成果が、Journal of Applied Phycology誌に掲載されました。本論文では、大型褐藻類(ワカメ、コンブ)における新たな陸上養殖システムを開発することで、これまで困難であった生活環の全てを陸上養殖でまわすことが可能になりました。このシステムを利用することで大型褐藻類の育種の効率化が期待されます。
Sato Y, Yamaguchi M, Hirano T, Fukunishi N, Abe T, Kawano S (2017) Effect of water velocity on Undaria pinnatifida and Saccharina japonica growth in a novel tank system designed for macroalgae cultivation. Journal of Applied Phycology 29: 1429-1436.
4)
河野准教授(免疫生物学研究室)らの研究成果が、Developmental and Comparative Immunology誌に掲載されました。本論文は、トラフグより生理活性ペプチド(neuromedin U: NMU)を精製し、その免疫調節作用について示した論文です。魚類のNMUが食細胞を活性化することを明らかにしました。
Kono T, Ida T, Kawahara N, Watanabe F, Biswas G, Sato T, Mori K, Miyazato M (2017) Identification and immunoregulatory function of neuromedin U (NMU) in the Japanese pufferfish Takifugu rubripes. Developmental and Comparative Immunology 73: 246-256.
3)
佐伯教授(土壌肥料学研究室)らの研究成果の一部をまとめた解説が、『アグロバイオ』誌に掲載されました。現在研究室で取り組んでいるダイズ根粒菌の生態研究のいくつかの事例について紹介されています。
佐伯雄一・城惣吉 (2017) 根粒菌生態研究からみえる農業技術 ヒトはダイズ根粒菌群集構造をコントロールできるのか? アグリバイオ 1(5): 82-85.
2)
河原教授(畜産食品化学研究室)と榊原(啓)教授(栄養化学研究室)が執筆者として参加した著書が出版されました。本著書は、生物・農学系の大学生が教養科目あるいは基礎科目として1年次生のときに学ぶ統計学の教科書として企画されました。
平田昌彦(編著)/宇田津徹朗・河原 聡・榊原啓之(著)(2017) 生物・農学系のための統計学−大学での基礎学修から研究論文まで− 朝倉書店
1)
河野准教授(免疫生物学研究室)らの研究成果が、General and Comparative Endocrinology誌に掲載されました。本論文は、クルマエビより生理活性ペプチド(RYamide・CCHamide)を精製し、機能解析を行ったもので、水産無脊椎動物における摂食調節機構の一端を明らかにしています。
Mekata T, Kono T, Satoh J, Yoshida M, Mori K, Sato T, Miyazato M, Ida T (2017) Purification and characterization of bioactive peptides RYamide and CCHamide in the kuruma shrimp Marsupenaeus japonicus. General and Comparative Endocrinology 246: 321-330.

2016年度

22)
水光教授(現宮崎大学理事・副学長)、榊原(陽)教授、黒木助教(生体分子機能化学研究室)らの研究成果の一部をまとめた総説がBioscience Biotechnology Biochemistry誌に掲載されました。本総説では、低分子化合物の代謝に関わる硫酸化反応とその触媒酵素、硫酸転移酵素の最新(当時)の知見がまとめられています。
Suiko M, Kurogi K, Hashiguchi T, Sakakibara Y, Liu MC (2017) Updated perspectives on the cytosolic sulfotransferases (SULTs) and SULT-mediated sulfation. Bioscience Biotechnology Biochemistry 81: 63-72.
21)
水光教授(現宮崎大学理事・副学長)、榊原(陽)教授、黒木助教(生体分子機能化学研究室)らの研究成果がJournal of Electrophoresis誌に掲載されました。本論文は、S-ニトロシル化タンパク質を特異的に標識する標識法と電気泳動解析手法を組み合わせたS-ニトロシル化タンパク質検出法を報告しました。なお、論文は本学博士課程在学中(当時)の芳村君の博士論文研究の成果です。
Yoshimura T, Kurogi K, Liu C, Suiko M, Sakakibara Y (2016) A proteomic approach for the analysis of S-nitrosylated proteins using a fluorescence labeling technique. Journal of Electrophoresis 60: 5-14.
20)
水光教授(現宮崎大学理事・副学長)、榊原(陽)教授、黒木助教(生体分子機能化学研究室)らの研究成果がAnalytical Biochemistry誌に掲載されました。本論文は、カルボニル化タンパク質を特異的に標識する蛍光色素を用いた電気泳動解析手法を確立し、本手法が食品成分の抗タンパク質カルボニル化作用(抗酸化作用)を高感度で定量性良く評価でききることを報告しました。なお、論文は本学博士課程に在籍中(当時)の芳村君の博士論文研究の成果です。
Yoshimura T, Harashima M, Kurogi K, Suiko M, Liu MC, Sakakibara Y (2016) A novel procedure for the assessment of the antioxidant capacity of food components. Analytical Biochemistry 507: 7-12.
19)
水光教授(現宮崎大学理事・副学長)、榊原(陽)教授、黒木助教(生体分子機能化学研究室)らの研究成果が日本食品科学工学会誌に掲載されました。本論文は、シイタケおよびその加工品含まれる抗酸化ストレス活性を培養細胞を用いて評価しました。本論文は本学博士課程に在籍中(当時)の近藤氏の博士論文研究の成果です。
近藤 知巳中島 有紀子・渡辺 朋子・吉山 佳世・内田 飛香・黒木 勝久・福井 敬一・水光 正仁・榊原 陽一 (2016) シイタケおよびその加工品による抗酸化ストレス作用. 日本食品科学工学会誌 63: 199-208.
18)
山崎教授、西山准教授(食品機能化学研究室)らの研究成果が、Journal of Food and Nutrition Research誌に掲載されました。γリノレン酸の腸管抗炎症作用を示した内容で、ボラージ油の摂取による腸管へのγリノレン酸を蓄積も評価しています。動物試験の結果は必ずしもポジティブなものではありませんでしたが、脂肪酸による炎症抑制の基礎的な知見を与える成果となりました。本論文は修士課程の学生が筆頭著者として掲載されております。
Fujioka R, Nishiyama K, Yamasaki M (2017) Dietary borage oil promotes gamma-linoleic acid accumulation in dextran sulfate sodium-treated mice but does not manipulate the severity of colitis. Journal of Food and Nutrition Research 5: 151-155.
17)
榊原(啓)教授(栄養化学研究室)らの研究成果の一部をまとめた総説が、Genes and Environment誌に掲載されました。本総説では、女性ホルモンであるエストロゲンとストレスが惹起する乳がん発症過程におけるDNAの損傷と、フラボノイドによる予防効果についてまとめました。
Yasuda Y, Sakakibara H, Shimoi K (2017) Estrogen- and stress-induced DNA damage in breast cancer and chemoprevention with dietary flavonoid. Genes and Environment 39: 10.
16)
山崎教授、西山准教授(食品機能化学研究室)らの研究成果が、Journal of Oleo Science誌に掲載されました。本論文は宮崎県工業技術センターとの共同研究成果で、共役リノール酸のナノエマルション化の創製に取り組んだものです。ナノエマルション化に伴い、製剤や新規食品素材として応用が期待できますが、本研究は基礎的な知見として生体内分布を解析した成果です。
Kishita K, Ibaraki K, Itakura S, Yamasaki Y, Nishikata N, Yamamoto K, Shimizu M, Nishiyama K, Yamasaki M (2016) Preparation of conjugated linoleic acid microemulsions and their biodistribution. Journal of Oleo Science 65(11): 949-954.
15)
山崎教授、西山准教授(食品機能化学研究室)らの研究成果が、European Journal of Scientific Research誌に掲載されました。本論文はブルーベリー葉の新規機能性として、アルコール代謝亢進作用を示した論文です。ブルーベリー葉は宮崎を代表する機能性素材ですが、飲酒による障害から体を守る素材としての活用が期待される研究成果です。
Yamasaki K, Nagatomo H, Kawamura Y, Sugamoto K, Kai T, Kamenaga K, Takeshita M, Kikuchi Y, Matsuura Y, Yukizaki C, Nishiyama K, Yamasaki M (2016) A single dose of blueberry leaf extract suppresses serum ethanol levels after oral ethanol administration in rats. European Journal of Scientific Research 140(4): 352-365.
14)
平野准教授(植物遺伝育種学研究室)らの研究成果が、Journal of Applied Phycology誌に掲載されました。本論文では、日本国内の6つの地域で養殖されているワカメの形態と栄養塩吸収特性と明らかにしました。それぞれの地域で用いられている系統の形態的特徴が環境要因と遺伝要因のいずれによるものなのかを明らかにする重要な知見が得られたことから、今後のワカメにおける育種プログラムの促進が期待されます。
Sato Y, Hirano T, Niwa K, Suzuki T, Fukunishi N, Abe T, Kawano S (2016) Phenotypic differentiation in the morphology and nutrient uptake kinetics among Undaria pinnatifida cultivated at six sites in Japan. Journal of Applied Phycology. 28 (6): 3447-3458.
13)
平野准教授(植物遺伝育種学研究室)らの研究成果が、園芸学研究誌に掲載されました。本論文では、レタスのプロトプラストに炭素イオンビームを照射することよって、ポリフェノールオキシダーゼ活性が低下した突然変異体を得ることに成功しました。この突然変異体は、レタスをカットした際に切り口が褐変しにくい新たな品種を育成するために有用であると考えられます。
澤田倫平・平野智也・飯牟禮和彦・阿部知子・尾崎行生(2016)レタス(Luctuca sativa L.)プロトプラストへのイオンビーム照射によって出現した低ポリフェノールオキシダーゼ活性を示す突然変異体.園芸学研究 15(4): 347-353.
12)
河原教授、仲西准教授(畜産食品化学研究室)と山崎教授(食品機能化学研究室)らの研究成果が、Animal Science Journal誌に掲載されました。本論文は、共役リノール酸の生理機能に着目した内容であり、アレルギー性皮膚炎の症状が共役リノール酸によって軽減されることを明らかにしています。
Nakanishi T, Tokunaga Y, Yamasaki M, Erickson L, Kawahara S (2016) Orally administered conjugated linoleic acid ameliorates allergic dermatitis induced by repeated applications of oxazolone in mice. Animal Science Journal 87: 1554-1561.
11)
山本准教授(土壌肥料学研究室)、水光教授(現宮崎大学理事・副学長)、榊原(陽)教授、黒木助教(生体分子機能化学研究室)らの研究成果がDrug Metabolism Letters誌に掲載されました。米国トレド大学Liu教授との国際共同研究成果でもあり、頭脳循環を加速する若手研究者戦略的海外派遣プログラム(日本学術振興会)において山本准教授がトレド大学へ派遣された際に行われたものです。本論文は、かつて抗アメーバ薬として使用され近年では抗真菌薬やアルツハイマー病などの神経変性疾患への研究も進んでいるclioquinolとclioquinolのアナログであるiodoquinolの硫酸化を担うヒト硫酸転移酵素の同定、両薬剤の硫酸化能を備えている臓器の同定をしました。
Yamamoto A, Debrah-Pinamang M, DiModica NJ, Kurogi K, Naqvi AA, Hui Y, Liu MY, Sakakibara Y, Suiko M, Liu MC (2016) Identification and characterization of the human cytosolic sulfotransferases mediating the sulfation of clioquinol and iodoquinol. Drug Metabolism Letters 10: 200-205.
10)
窄野教授と榊原(啓)教授(栄養化学研究室)らの研究成果が、Food Science and Technology Research誌に掲載されました。本論文では、乳清タンパク加水分解物をタンパク質源として摂取した場合、カゼインをタンパク質源とした群と比較して、血中および肝臓中の脂質量が低下することを報告しました。
Yokoyama D, Sakakibara H, Fukuno H, Kimura K, Hori A, Nara T, Kato K, Sakono M (2016) Whey Protein-hydrolyzed peptides diminish hepatic lipid levels in rats consuming high-sucrose diets. Food Science and Technology Research 22: 631-638.
9)
榊原(啓)教授(栄養化学研究室)らの研究成果が、Journal of Nutrition & Intermediary Metabolism誌に掲載されました。本論文では、大豆イソフラボンの代謝物であるエクオールを産生できる日本人女性とできない日本人女性におけるイソフラボンの生体内有効性の違いを比較しました。
Miura A, Sugiyama C, Sakakibara H, Shimoi K, Goda T (2016) Bioavailability of isoflavones from soy products in equol producers and non-producers in Japanese women. Journal of Nutrition & Intermediary Metabolism 6: 41-47.
8)
佐伯教授と山本助教(土壌肥料学研究室)らの研究成果が、Microbes and Environments誌に掲載されました。本論文は、ダイズ根粒菌の根粒着生遺伝子nodCの異なる温度環境下における発現をマイクロコズムを用いて解析したもので、栽培温度環境がダイズの根粒着生に影響をおよぼし、温度依存的なnodCの発現がダイズ根粒菌の群集構造に影響することを明らかにしました。
Shiro S, Kuranaga C, Yamamoto A, Sameshima-Saito R, Saeki Y (2016) Temperature-dependent expression of nodC and community structure of soybean-nodulating bradyrhizobia. Microbes and Environments 31: 27-32.
7)
山本助教(土壌肥料学研究室)、水光教授(現宮崎大学理事・副学長)、榊原(陽)教授、黒木助教(生体分子機能化学研究室)らの研究成果がBiological and Pharmaceutical Bulletin誌に掲載されました。米国トレド大学Liu教授との国際共同研究成果でもあり、頭脳循環を加速する若手研究者戦略的海外派遣プログラム(日本学術振興会)において山本助教がトレド大学へ派遣された際に行われたものです。本論文は、鎮咳薬として使用されているdextromethorphanの体内代謝産物であり、NMDA型グルタミン酸受容体非競合的阻害剤であるdextrorphanの硫酸化を担うヒト硫酸転移酵素の同定、dextrorphan硫酸化能を備えている臓器の同定、肝臓および結腸細胞を用いてdextrorphanの硫酸化による代謝を解析しました。
Yamamoto A, Kurogi K, Schiefer IT, Liu MY, Sakakibara Y, Suiko M, Liu MC (2016) Human cytosolic sulfotransferase SULT1A3 mediates the sulfation of dextrorphan. Biological and Pharmaceutical Bulletin 39: 1432-1436.
6)
佐伯教授と山本助教(土壌肥料学研究室)らの研究成果が、Australian Journal of Botany誌に掲載されました。本論文は、九州以南に自生するシバ属3種の耐塩性メカニズムを解析したもので、これまでの知見と異なり種ごとに塩の排出、蓄積によるメカニズムが異なることを報告しました。
Yamamoto A, Hashiguchi M, Akune R, Masumoto T, Muguerza M, Saeki Y, Akashi R (2016) The relationship between salt gland density and sodium accumulation/secretion in a wide selection from three Zoysia species. Australian Journal of Botany 64: 277-284.
5)
平野准教授(植物遺伝育種学研究室)らの研究成果が、PLoS ONE 誌に掲載されました。本研究では、イネにおいて重イオンビーム照射により発現が変動する遺伝子を網羅的に解析することで、突然変異率が高い重イオンビームが誘発するDNA損傷とその修復に関与する遺伝子群の関係の一端が明らかになりました。
Ishii K, Kazama Y, Morita R, Hirano T, Ikeda T, Usuda S, Hayashi Y, Ohbu S, Motoyama R, Nagamura Y, Abe T (2016) Linear Energy Transfer-Dependent Change in Rice Gene Expression Profile after Heavy-Ion Beam Irradiation. PLoS ONE 11(7): e0160061.
4)
井上准教授(環境微生物研究室)が分担執筆した専門書Manual of Environmental Microbiology 4th Editionが出版されました。本書は環境微生物学分野の著書として歴史のある書籍であり、最新知見を盛り込むために改訂を繰り返してきた書物で、その第4版になります。井上准教授の担当部分では、石油由来環境汚染物質の微生物分解について、分解代謝経路、分解系遺伝子・酵素について、詳細が解説されています。
Inoue K, Pinyakong O, Kasuga K, Nojiri H (2016) A Basic Introduction to Aerobic Biodegradation of Petroleum Aromatic Compounds, p 5.1.5-1-5.1.5-18. In Yates M, Nakatsu C, Miller R, Pillai S (ed), Manual of Environmental Microbiology, Fourth Edition. ASM Press, Washington, DC. doi: 10.1128/9781555818821.ch5.1.5
3)
榊原(啓)教授(栄養化学研究室)らの研究成果の一部をまとめた総説が、The Journal of Physical Fitness and Sports Medicine誌に掲載されました。本総説では、ストレス応答について解説するとともに、ストレス刺激が生物時計に与える影響についての知見を紹介しました。
Sakakibara H, Torii-Yasuda M, Shimoi K (2016) Effects of environmental and social stressors on biological rhythms. The Journal of Physical Fitness and Sports Medicine 5 (2): 143-152.
2)
國武教授(植物遺伝育種学研究室)らの研究成果が、The Horticulture Journal誌に掲載されました。本研究では、宮崎県の特産果樹であるキンカン(Fortunella spp.)の仲間の系統分類を明らかにするために、chromomycin A3 (CMA)染色による染色体の核型分類を行い、その類縁関係について新たな提言を行うことができました。
Yasuda K, Yahata M, Kunitake H (2016) Phylogeny and classification of kumquats (Fortunella spp.) inferred from CMA karyotype composition. The Horticulture Journal 85: 115-121.
1)
平野准教授(植物遺伝育種学研究室)らの研究成果が、Frontiers in Plant Science 誌に掲載されました。本研究では、重イオンビーム照射により得られた変異体を解析することで、葉の大きさの制御機構に関与する遺伝子が明らかになりました。
Katano M, Takahashi K, Hirano T, Kazama Y, Abe T, Tsukaya H, Ferjani A (2016) Suppressor screen and phenotype analyses revealed an emerging role of the monofunctional peroxisomal enoyl-CoA hydratase 2 in compensated cell enlargement. Frontiers in Plant Science 7: 132.

2015年度

21)
酒井教授、引間准教授(食品衛生・免疫学研究室)らの研究成果が、Genome Announcements誌に掲載されました。本研究では、人畜共通感染症を引き起す好酸菌の一種Mycobacterium marinumに非常に似ていると言われている魚類病原細菌M. pseudoshottsiiの全ゲノム配列(ドラフト配列)を決定しました。
Hikima J, Sakai M, Aoki T, Takeyama H, Hawke J, Mori K, Tashiro K, Kuhara S (2016) Draft genome sequence of the fish pathogen Mycobacterium pseudoshottsii strain JCM15466, a species closely related to M. marinum. Genome Announcements 4(1): e01630-15.
20)
酒井教授、引間准教授(食品衛生・免疫学研究室)と河野准教授(免疫生物学研究室)らの研究成果が、Fish and Shellfish Immunology誌に掲載されました。本研究では、結晶質シリカ粒子刺激をしたトラフグ頭腎細胞における免疫応答を解明し、インフラマソーム関連遺伝子が関与していることを明らかにしました。
Morimoto T, Biswas G, Kono T, Sakai M, Hikima J (2016) Immune responses in the Japanese pufferfish (Takifugu rubripes) head kidney cells stimulated with particulate silica. Fish and Shellfish Immunology 49: 84-90.
19)
酒井教授、引間准教授(食品衛生・免疫学研究室)らの研究成果が、Fish and Shellfish Immunology誌に掲載されました。本研究では、メダカから2つのI型インターフェロン(IFN)遺伝子を同定し、それらの組換えタンパク質を用いて免疫応答の違いを明らかにしました。
Maekawa S, Chiang YA, Hikima J, Sakai M, Lo CF, Wang HC, Aoki T (2016) Expression and biological activity of two types of interferon genes in medaka (Oryzias latipes). Fish and Shellfish Immunology 48: 20-29.
18)
河原教授、仲西准教授(畜産食品化学研究室)と河野准教授(免疫生物学研究室)らの研究成果が、Journal of Functional Foods誌に掲載されました。本論文は、畜産物に含まれるフィタン酸の生理機能に着目した内容であり、T細胞に由来するサイトカインの過剰産生がフィタン酸によって抑制されることを明らかにしています。
Nakanishi T, Anraku M, Suzuki R, Kono T, Erickson L, Kawahara S (2016) Novel immunomodulatory effects of phytanic acid and its related substances in mice. Journal of Functional Foods 21: 283-289.
17)
河野准教授(免疫生物学研究室)と酒井教授、引間准教授(食品衛生・免疫学研究室)らの研究成果が、International Immunopharmacology誌に掲載されました。本論文では、魚類におけるサイトカイン:IL-4/13およびIFN-gの機能解析を行い、ヘルパーT細胞による自然免疫調節機構の一端を明らかにしました。本成果は、魚類用ワクチンのアジュバント開発のための知見として期待されます。
Biswas G, Nagamine R, Hikima J, Sakai M, Kono T (2016) Inductive immune responses in the Japanese pufferfish (Takifugu rubripes) treated with recombinant IFN-γ, IFN-γrel, IL-4/13A and IL-4/13B. International Immunopharmacology 31: 50-56.
16)
山崎教授(食品機能化学研究室)らの研究成果の一部をまとめた解説が、日本農芸化学会誌『化学と生物』に掲載されました。現在研究室で取り組んでいる共役脂肪酸の機能性について、特に抗ガン活性の視点から話題提供したものです。最新の知見であるナノエマルションの製造に関する取りくみについても本記事で紹介されています。
木下和昭・野見山将太・山崎正夫 (2016) 今日の話題『共役脂肪酸の多様な機能性とその利用』 化学と生物 54: 72-74.
15)
井上准教授(環境微生物学研究室)の研究成果を含む解説が『化学経済』に掲載されました。本解説では、微生物燃料電池を用いた畜産廃棄物の処理と発電について、そのしくみと最新動向を紹介しました。
井上謙吾 (2015) 家畜糞尿を活用した微生物燃料電池の開発 化学経済 12月号 43-46
14)
佐伯教授(土壌肥料学研究室)の研究成果の一部をまとめた解説が、日本土壌肥料学雑誌に掲載されました。これまでの研究で得られたダイズ根粒菌生態と環境傾度に関する知見とマイクロコズム土壌による研究成果の一部が紹介されています。
佐伯雄一 (2015) 土壌微生物が創る共生の世界−その先端的研究事例と農業への応用的研究展開 1.ダイズ根粒菌の生態研究と農業技術への応用 日本土壌肥料学雑誌 86: 575-581.
13)
佐伯教授、山本助教土壌肥料学研究室、水光教授(現宮崎大学理事・副学長)、榊原(陽)教授、黒木助教(生体分子機能化学研究室)らの研究成果がJournal of Biochemistry誌に掲載されました。米国トレド大学Liu教授との国際共同研究成果でもあり、頭脳循環を加速する若手研究者戦略的海外派遣プログラム(日本学術振興会)において山本助教がトレド大学へ派遣された際に行われたものです。本論文は、解熱、鎮痛剤として使用されているアセトアミノフェンの硫酸化を担うヒト硫酸転移酵素の同定、アセトアミノフェン硫酸化能を備えている臓器の同定、肝臓および結腸細胞を用いてアセトアミノフェンの硫酸化による代謝を解析しました。
Yamamoto A, Liu MY, Kurogi K, Sakakibara Y, Saeki Y, Suiko M, Liu MC (2015) Sulphation of acetaminophen by the human cytosolic sulfotransferases: a systematic analysis. Journal of Biochemistry 158: 497-504.
12)
佐伯教授(土壌肥料学研究室)らの研究成果が、American Journal of Plant Sciences誌に掲載されました。ミャンマーの複数のダイズ品種におけるRj遺伝子型(ダイズとダイズ根粒菌の親和性を決める植物側における重要な遺伝子)の決定と代表的なダイズ根粒菌であるBradurhizobium japonicum USDA110を接種菌として用いてダイズの成育や窒素固定活性に与える影響を評価しました。今回の結果は、当地におけるダイズ育種のための知見として期待されます。
Htwe AZ, Saeki Y, Moe K, Yamakawa T (2015) Determining nodulation regulatory (Rj) genes of Myanmar soybean cultivars and their symbiotic effectiveness with Bradyrhizobium japonicum USDA110. American Journal of Plant Sciences 6: 2799-2810.
11)
酒井教授、引間准教授(食品衛生・免疫学研究室)と河野准教授(免疫生物学研究室)らの研究成果が、Developmental and Comparative Immunology誌に掲載されました。本研究では、魚類で初めてLPSに応答するNLR様受容体遺伝子を特定し、下等脊椎動物におけるLPS刺激に対する免疫応答を明らかにしました。
Biswas, G., Bilen, S., Kono, T., Sakai, M., Hikima, J. (2016) Inflammatory immune response by lipopolysaccharide-responsive nucleotide binding oligomerization domain (NOD)-like receptors in the Japanese pufferfish (Takifugu rubripes). Developmental and Comparative Immunology 55:21-31.
10)
酒井教授、引間准教授(食品衛生・免疫学研究室)と河野准教授(免疫生物学研究室)らの研究成果が、Marine Genomics誌に掲載されました。本研究では、トラフグの腫瘍壊死因子(TNF)スーパーファミリー遺伝子群を網羅的に解析しました。
Biswas G, Kinoshita S, Kono T, Hikima J, Sakai M. (2015) Evolutionary evidence of tumor necrosis factor super family members in the Japanese pufferfish (Takifugu rubripes): Comprehensive genomic identification and expression analysis. Marine Genomics 22:25-36.
9)
酒井教授、引間准教授(食品衛生・免疫学研究室)と河野准教授(免疫生物学研究室)らの研究成果が、Fish Pathology誌に掲載されました。本研究では、ブリスリに感染する奄美クドア症を検出するための新規LAMP法の開発を行いました。
Sakai, M., Biswas, G., Kono, T., Hikima, J., Yokoyama, H. (2015) Detection of Kudoa amamiensis using loop-mediated isothermal amplification (LAMP). Fish Pathology 50(3):119-122.
8)
河野准教授(免疫生物学研究室)と酒井教授、引間准教授(食品衛生・免疫学研究室)らの研究成果が、Aquaculture誌に掲載されました。本研究では、クルマエビのウイルス感染症に対して核酸アジュバントが防御効果があることを示しています。
Kono, T., Biswas, G.. Fall, J., Mekata, T., Hikima, J., Itami, T., Sakai, M. (2015) Adjuvant effects of polyI:C and imiquimod on the immunization of kuruma shrimp (Marsupenaeus japonicas) with a recombinant protein, VP28 against white spot syndrome virus. Aquaculture 446:236-241.
7)
國武教授(植物遺伝育種学研究室)らの研究成果が、Scientia Horticulturae誌に掲載されました。本論文は、北海道と九州を中心として収集したキイチゴ属植物81系統を材料として、amplified fragment length polymorphism(AFLP)マーカーを利用して系統分類を行ったものです。本マーカーはキイチゴ属植物の多様性を評価するのに極めて有効なものであることが明らかになりました。今後、育種や分類への利用が期待されます。
Miyashita, T., Kunitake, H., Yotsukura, N., Hoshino Y. (2015) Assessment of genetic relationships among cultivated and wild Rubus accessions using AFLP markers. Scientia Horticulturae 193:165-173.
6)
國武教授、平野准教授(植物遺伝育種学研究室)らの研究成果が、Journal of the American Society for Horticultural Science 誌に掲載されました。本論文は、南九州の特産果樹である晩白柚や日向夏の自家不和合性の機序について報告したものです。成熟花粉培養を利用して、自己花柱粗タンパク質を処理することで特異的に発現するいくつかのタンパク質を同定し、その発現動態について詳細に解析したものです。これらの自家不和合性関連遺伝子はプログラム細胞死に関係する遺伝子が多く、その機序解明に大きく前進したものです。今後、コスト高の原因となっている「人工授粉」のいらない栽培法に向けた応用が期待されます。なお、本論文では博士課程の学生が筆頭著者として掲載されています。
Li Y., Abe A., Fuse T., Hirano T., Hoshino Y., Kunitake H. (2015) In vitro self-incompatible-like response applied for protein identification and gene expression analysis in Citrus cultivars, Banpeiyu and Hyuganatsu. Journal of American Society for Horticultural Science 140(4):339-345.
5)
山崎准教授、西山准教授(食品機能化学研究室)らの研究成果が、Food Science and Technology Research誌に掲載されました。本論文は宮崎を代表する機能性食品素材である、フルーベリー葉の抗糖尿病作用を報告したものです。肥満モデル動物での検証試験で、ブルーベリー葉の摂取により、空腹時血糖が低下する等の抗糖尿病作用が見いだされました。フルーベリー葉が機能性素材としてさらに羽ばたいていくために弾みのつく研究成果となりました。
Yamasaki M., Matsuyama Y, Hayasegawa R., Hamada K., Nishiyama, K., Kai T., Kamenaga, K., Arakawa T., Tari H., Shimizu Y., Matsuura Y., Yukizaki C. (2015) Blueberry (Vaccinium virgatum Aiton) leaf extract ameliorates insulin resistance in mice fed a high-fat, high-sucrose diet. Food Science and Technology Research (in press)
4)
佐伯教授と山本助教(土壌肥料学研究室)、國武久登教授(植物遺伝育種学研究室らの研究成果が、Plant Root誌に掲載されました。本論文では,セイヨウミヤコグサの遺伝子組換え体を用いて、シロイヌナズナasparaginyl-tRNA synthetase遺伝子(SYNC1)のマメ科植物における新規機能を報告しました。植物育種のための新たな機能性遺伝子となる可能性があります。なお、本論文では博士課程の学生が筆頭著者として掲載されました
Yano T, Tanaka H, Kurino T, Yamamoto A, Kunitake H, Saeki Y, Akashi R. (2015) Functional genetic analysis of Arabidopsis thaliana SYNC1 in Lotus corniculatus super-growing roots using the FOX gene-hunting system. Plant Root 9: 6-14.
3)
國武教授と平野准教授(植物遺伝育種学研究室)、山本助教(土壌肥料学研究室)らの研究成果が、Journal of the American Society for Horticultural Science 誌に掲載されました。自家不和合性とは、自己の花粉では受精せず、非自己の花粉の受精を促進するための顕花植物に存在する特殊なメカニズムです。本論文は、様々な細胞生理機能に関係するポリアミンがカンキツの自家不和合性にも深い関係があることを明らかにしたものです。今後、カンキツの自家不和合性の機序が明らかになり、効率的な果実生産に応用できることが期待されます。なお、本論文では博士課程の学生が筆頭著者として掲載されています。
Li Y., Uchida A., Abe A., Yamamoto A., Hirano T., Kunitake H. (2015) Effects of Polyamines on Self-incompatibility-like Responses in Pollen Tubes of Citrus Cultivars, Banpeiyu and Hyuganatsu. Journal of the American Society for Horticultural Science, 140 (2): 183-190.
2)
平野准教授(植物遺伝育種学研究室)らの研究成果が、The Plant Journal誌に掲載されました。本論文は、突然変異原として使用されている重イオンビームが植物ゲノムに与える影響をarray-CGHおよび全ゲノムリシーケンスにより明らかにしました。重イオンビームは、花卉、作物、果樹の品種改良に用いられていることから、重イオンビームが誘発する変異の詳細を明らかにしたことで、品種改良の効率化が期待されます。
Hirano T., Kazama Y., Ishii K., Ohbu S., Shirakawa Y., Abe T. (2015) Comprehensive identification of mutations induced by heavy-ion beam irradiation in Arabidopsis thaliana. The Plant Journal, 82 (1): 93-104.
1)
引間准教授(食品衛生・免疫学研究室)らの研究成果が、Fish and Shellfish Immunology誌に掲載されました。本論文は、細胞内パターン受容体であるDDX41遺伝子を、哺乳類以外で初めて魚類から同定した論文です。過剰発現させたDDX41が、細胞内の短い2本鎖DNA(C-di-GMP)によってI型インターフェロンやMx遺伝子の発現を誘導をするという内容です。
Quynh NT, Hikima J, Kim YR, Fagutao FF, Jung TS, Aoki T. (2015) The cytosolic sensor, DDX41, activates antiviral and inflammatory immunity in response to stimulation with double-stranded DNA adherent cells of the olive flounder, Paralichthys olivaceus. Fish and Shellfish Immunology, 44(2): 576-583.
     

2014年度

33)
山本助教土壌肥料学研究室、水光教授、榊原(陽)教授、黒木助教(生体分子機能化学研究室)らの研究成果がDrug Metabolism Letters誌に掲載されました。また、米国トレド大学Liu教授との国際共同研究成果でもあり、頭脳循環を加速する若手研究者戦略的海外派遣プログラム(日本学術振興会)において山本助教がトレド大学へ派遣された際に行われたものです。本論文は、鼻炎薬としても使用されているphenylephrineの硫酸化を担うヒト硫酸転移酵素の同定、肝臓細胞を用いてのphenylephrineの硫酸化による代謝を解析しました。
Yamamoto A, Kim J, Liu MY, Kurogi K, Sakakibara Y, Suiko M, Liu MC. (2014) Sulfation of phenylephrine by the human cytosolic sulfotranserases. Drug Metabolism Letters 8: 96-100.
32)
仲西准教授(畜産食品化学研究室)が携わった研究の成果が、Transplantation誌に採択されました。本論文は、活性化誘導シチジンデアミナーゼが臓器移植後の拒絶反応に関与することを報告しています(2015.3.20 update)。
Nakanishi T., Xu X., Wynn C., Yamada T., Pan F., Erickson L., Teo H., Nakagawa T., Masunaga T., Abe J., Akamatsu M., Tamura K., Jiang H., Absence of Activation-Induced Cytidine Deaminase, a Regulator of Class Switch Recombination and Hypermutation in B Cells, Suppresses Aorta Allograft Vasculopathy in Mice, Transplantation, In press.
31)
國武久登教授(植物遺伝育種学研究室)らの研究成果が、The Horticulture Journal誌に掲載されました。本論文では、九州の特産果樹である‘晩白柚’の小粒種子から育成したブンタン半数体をコルヒチン処理し、倍加半数体を育成し、その形態や遺伝学的な特徴を明らかにしたものです。本倍加半数体は雌雄稔性を回復したことで、完全種子を形成できることが明らかとなり、カンキツの遺伝育種学的研究の重要な材料になるものと思われます(2015.2.3 update)。
Yahata M., Nukaya T., Sudo M., Ohta T., Yasuda K., Inagaki H., Mukai H., Harada H., Takagi T., Komatsu H., and Kunitake H., Morphological Characteristics of a Doubled Haploid Line from ‘Banpeiyu’ Pummelo [Citrus maxima (Burm.) Merr.] and Its Reproductive Function, The Horticulture Journal 84 (1): 30-36,2015.
30)
引間准教授(食品衛生・免疫学研究室)らの総説が、Fisheries Science誌に掲載されました。本論文は、魚類におけるDNAワクチンの効果について、自然免疫の活性化機構の重要についてまとめた総説です。
Aoki T., Takano T., Hikima J. (2015) DNA vaccine-mediated innate immune response triggered by PRRs in teleosts, Fisheries Science, 81: 205-217.
29)
引間准教授(食品衛生・免疫学研究室)らの研究成果が、Marine Biotechnology誌に掲載されました。本論文では、養殖ブリより分離されたMycobacterium sp.の全ゲノムを決定し、近縁種M. murinamと比較・解析しました。その結果、Mycobacterium sp.M. murinamと非常に近縁であるが、いくつかの病原性関連遺伝子群に多くの変異が発見されたことから、これらの遺伝子がブリへの病原性に関与していることが示唆されました。
Kurokawa S., Kabayama J., Hwang S.D., Nho S.W., Hikima J., Jung T.S., Kondo H., Hirono I., Takeyama H., Mori T., Aoki T. (2014) Whole genome analyses of marine fish pathogenic isolate, Mycobacterium sp. 012931. Marine Biotechnology, 16(5): 572-579.  ・PubMedへ
28)
佐伯教授と山本助教(土壌肥料学研究室)、國武久登教授(植物遺伝育種学研究室らの研究成果が、Plant Root誌に掲載されました。本論文では,セイヨウミヤコグサの遺伝子組換え体を用いて、アグロバクテリウムのrolB遺伝子の新規機能を報告しました。植物育種のための新たな機能性遺伝子となる可能性があります。なお、本論文では博士課程の学生が筆頭著者として掲載されました(2015.1.9 update)
Yano T, Yamamoto A, Kunitake H, Saeki Y, Akashi R. 2014 The phenomenon of root elongation and high respiration activity in the rolB-gene-enhanced FSL#35 variant of Lotus corniculatus FOX-SR line. Plant Root , 8: 82 - 91.
27)
佐伯教授(土壌肥料学研究室)らの研究成果が、Microbes and Environments誌に掲載されました。根粒菌は窒素代謝の中で共生窒素固定だけでなく脱窒活性を有することが知られています。本研究では脱窒遺伝子の地理的局在を見出しました。ダイズ栽培において、温室効果ガスを出さない環境保全型栽培技術のための基礎的知見となります(2015.1.9 update)
Shiina Y, Itakura M, Hyunseok C, Saeki Y, Hayatsu M, Minamisawa K. 2014 Correlation of soil types with N2O reductase genotype (nosZ) of indigenous soybean bradyrhiozbia: nosZ minus populations dominated in Andosol. Microbes and Environments,  29: 420 - 426. ・PubMedへ
26)
山崎准教授、西山准教授(食品機能化学研究室)らの研究成果が、Bioscience, Biotechnology, and Biochemistry誌に採択されました。本論文では、冬虫夏草に特有の生理活性成分であるcordycepinの抗炎症作用を明らかにしたものです。Cordycepinの作用発現には細胞内への取り込みとリン酸化が重要であることを示した文献で、冬虫夏草の生理機能を科学的に裏付けるデータとなりました。なお本論文の筆頭著者は修士の今村くんで、学生さんの研究活動としても大きな成果となりました(2015.1.8 update)
Imamura K., Asai M., Matsumoto T., Yamasaki Y., Kamei I., Hattori T., Kishimoto M., Niisaka S., Kubo M., Nishiyama K., Yamasaki M., Suppressing effect of cordycepin on the lipopolysaccharide- induced nitric oxide production in RAW 264.7 cells, Bioscience, Biotechnology, and Biochemistry, 79(6): 1021-1025.
25)
榊原(啓)准教授(栄養化学研究室)らの研究成果が、Proceedings ASIAHORCS 2013に掲載されました。本稿では、ビルベリーに含まれているアントシアニンの胃内通過速度と血中移行量が摂取時刻によって異なることを報告しました。
Sakakibara H., Aoshima Y., Yamazaki S., Shimoi K., Effects of consumption timing on gastric emptying rate and bioavailability of bilberry anthocyanins., Proceedings ASIAHORCS 2013, 177-182.       
24)
榊原(啓)准教授(栄養化学研究室)らの研究成果が、Fundamental Toxicological Sciences誌に採択されました。本論文では、近年、身の回りの環境から広く検出されているハロゲン化多環芳香族炭化水素類の1つ、7-ClBaAの生体影響についてマウスを用いた系によりしらべ、肝臓中の薬物代謝系酵素の発現量に及ぼす影響に雌雄差がある可能性を示唆しました(2014.11.5 update)
Sakakibara H., Ohura T., Kamiya Y., Yamanaka N., Shimada N., Shimoi K., Guruge K.S., Sex-dependent difference in the hepatic and pulmonary toxicological effects in mice administrated 7-chlorinated benz[a]anthracene, Fundamental Toxicological Sciences, In press.
23)
榊原(啓)准教授(栄養化学研究室)らの研究成果が、Environmental Pollution誌に掲載されました。本論文では、アジア近海の土壌中のハロゲン化多環芳香族炭化水素類と重金属類の蓄積状況を報告しました(2014.11.5 update)
Ohura T., Sakakibara H., Watanabe I., Guruge K.S., Spatial and vertical distributions of sedimentary halogenated polycyclic aromatic hydrocarbons in moderately polluted Asian areas, Environmental Pollution, 2014, 196C, 331-340.  ・PubMedへ
22)
酒井教授(食品衛生・免疫学研究室)と河野准教授(免疫生物学研究室)らの研究成果が、Turkish Journal of Fisheries and Aquatic Sciences誌 に掲載されました。本研究では、クルマエビのウイルス病であるwhite spot syndrome virus の構成タンパク質であるVP28タンパク質を、細胞フリーの系で合成し、これをクルマエビの 投与したところ、ワクチンの効果が確認されることを明らかにしました。本研究は、クルマエビの 新しいワクチンとして期待されています (2014.10.13 update)
Kono T., Fall J., Korenaga H., Sudhakaran R., Biswas G., Mekata T., Itami T., Sakai M., Recombinant VP28 produced by cell-free technique confers protection in Kuruma shrimp (Marsupenaeus japonicus) against white spot syndrome virus, Turkish Journal of Fisheries and Aquatic Sciences 14: 547-555 (2014).
21)
佐伯教授(土壌肥料学研究室)らの研究成果が、Plant Cell Physiology誌 に掲載されました。本研究では、ダイズと根粒菌の根粒着生における根粒形成調節遺伝子の一つを明らかにしました。本成果は植物と微生物の共生メカニズムを解明する上で重要な発見となります (2014.10.7 update)。
Hayashi M, Shiro S, Kanamori H, Mori-Hosokawa S, Sasaki-Yamagata H, Sayama T, Nishioka M, Takahashi M, Ishimoto M, Katayose Y, Kaga A, Harada K, Kouchi H, Saeki Y, Umehara Y., A thaumatin-like protein, Rj4, controls nodule symbiotic specificity in soybean, Plant Cell Physiol., 55(9), 1679-1689 (2014). ・PubMedへ
20)
吉田教授(微生物機能開発学研究室)等の研究成果が、AMB Express誌に掲載されました。本論文では、アンチセンスDNAをまぶしたセピオライトと細菌細胞をゲルの摩擦場に置くと、複合体(ペネトロン)が形成され、その細菌のペネトロンは一時的に標的遺伝子の発現が抑制されるので、ペネトロンは遺伝子発現抑制技術に応用できることを示しました。ペネトロンを介せばグラム陰性細菌のみならず陽性細菌においてもアンチセンスDNA法が適用できることが明らかにされ、これまで核酸物質の導入が困難であった細菌の遺伝子機能予測が簡便に行える有益な技術となることが示されました(2014.10.6 update)。
Mitsudome Y, Takahama M, Hirose J, Yoshida N 論文名:The use of nano-sized acicular material, sliding friction, and antisense DNA oligonucleotides to silence bacterial genes, AMB Express 4:70 (2014) 雑誌サイトへ
19)
山崎准教授、西山准教授(食品機能化学研究室)および水光教授、榊原(陽)教授(生体分子機能化学研究室)らの研究成果がFood & Function誌に採択されました。本論文は、δ-トコトリエノールが南九州の風土病である成人T細胞性白血病 (ATL) の細胞株に対するアポトーシス誘導能を持つことを示した論文です。その作用機構として、ファルネシル2リン酸ファルネシルトランスフェラーゼの発現低下を介した細胞内スクワレンレベルの低下が関与することを示しました。本論文は、δ-トコトリエノールの新たな細胞死誘導機構を示すだけでなく、新たなATL治療薬標的に関する情報を提供しうる内容となりました (2014.8.26 update)
Yamasaki M, Nishimura M, Sakakibara Y, Suiko M, Morishita K, Nishiyama K, Delta-tocotrienol induces apoptotic cell death via depletion of intracellular squalene in ED40515 cells, Food & Function, 2014, 5(11), 2842-2849.    PubMedサイト
18)
榊原(啓)准教授(栄養化学研究室)らの研究成果が、BioPsychoSocial Medicine 誌に採択されました。本論文では、動物試験においてストレス負荷時に変動することを見出したCreatine kinaseが、ストレス状態のバイオマーカーとして有効であることを臨床的に確かめました (2014.8.25 update)。
Kato A., Sakakibara H., Tsuboi H., Tatsumi A., Akimoto M., Shimoi K., Ishii T., Kaneko H., Nakayama T., Ohashi N., Depressive symptoms of female nursing staff working in stressful environments and their association with serum creatine kinase and lactate dehydrogenase - a preliminary study, BioPsychoSocial Medicine,  2014, 932667.    PubMedサイト
17)
山崎准教授、西山准教授(食品機能化学研究室)および水光教授、榊原(陽)教授(生体分子機能化学研究室)らの研究成果がBioscience Biotechnology and Biochemistry誌に採択されました。本研究チームでは、αリポ酸がβ1-インテグリンの局在変化を誘導することを通じて、がん細胞の運動を抑制することを以前に報告していましたが、本論文ではαリポ酸の構造中の1,2-dithiolane構造が重要であることを示しました。αリポ酸の抗がん作用機構を構造特性の面から明らかにしていく上で重要な知見となりました。
Yamasaki M, Soda S, Sakakibara Y, Suiko M, Nishiyama K, The importance of 1,2-dithiolane structure in α-lipoic acid for the downregulation of cell surface β1-integrin expression of human bladder cancer cells, Bioscience, Biotechnology, and Biochemistry, 2014, 78(11), 1939-1942.   PubMedサイト
16)
水光教授、榊原(陽)教授、黒木助教 (生体分子機能化学研究室)らの研究成果が、European Journal of Pharmaceutical Science誌に採択されました。また、米国トレド大学Liu教授との国際共同成果でもあります。本論文は、肝臓細胞を用いて、オピオイド化合物の硫酸化による代謝を解析したほか、オピオイド硫酸化能を備えている臓器も明らかにしました。さらに、オピオイド硫酸化を担う酵素の同定も行いました。
Kurogi K, , Chepak A, Hanrahan MT, Liu MY, Sakakibara Y, Suiko M, Liu MC. Sulfation of opioid drugs by human cytosolic sulfotransferases: Metabolic labeling study and enzymatic analysis. Eur. J. Pharm. Sci., 2014, 62, 40-48.   PubMedサイト
15)
酒井教授、引間准教授(食品衛生・免疫学研究室)、河野准教授(免疫生物学研究室)らの研究成果が、Developmental and Comparative Immunology誌に掲載されました。本論文では,インフラマソーム誘導因子であるナイゼリシンで、フグの頭腎白血球を刺激し、その後、サイトカイン、NF-kB、NOD2の発現を検討しました。その結果、ナイゼリシンは、魚類においてもインフラマソーム誘導因子であることが明らかにしました。
Bilen, S., Biswas, G., Otsuyama, S., Kono, T., Sakai, M., Hikima, J Bilen, S., Biswas, G., Otsuyama, S., Kono, T., Sakai, M., Hikima, J.,nflammatory responses in the Japanese pufferfish (Takifugu rubripes) head kidney cells stimulanted with an inflammasome-inducing agent, nigericin. Developmental and Comparative Immunology, 46(2),.222-230 (2014).      雑誌サイトへ
14)
榊原(啓)准教授(栄養化学研究室)らの研究成果が、Bioscience Biotechnology and Biochemistry誌に採択されました。本論文では、代表的な機能性成分のひとつであるフラボノイド類を全体的に含まないフラボノイド低減食を作成し、その有効性をヒト試験により確認しました。
Sakakibara H., Ichikawa Y., Yajima S., Makino Y., Wakasugi Y., Shimoi K., Kobayashi S., Kumazawa S., Goda T., Practical application of flavonoid-poor menu meals to the study of the bioavailability of bilberry anthocyanins in human subjects, Bioscience Biotechnology and Biochemistry,  2014, 78(19), 1748-1752.    PubMedサイト
13)
榊原(啓)准教授(栄養化学研究室)らの研究成果が,Experimental Animal誌に採択されました。本論文では,C3Hマウスを用いた系で,暗期の光曝露が副腎系を介して,肝臓中のPAI-1遺伝子の発現を上昇させることを報告しています。
Aoshima Y., Sakakibara H., Suzuki T., Yamazaki S., Shimoi K., Nocturnal Light Exposure Alters Hepatic Pai-1 Expression by Stimulating the Adrenal Pathway in C3H Mice, Experimental Animals, 63, 331-338 (2014). PubMedサイト
12)
酒井教授(食品衛生・免疫学研究室)らの総説が、Microbiology and Biotechnology April誌に掲載されました。本総説では、魚介類の病原体を検出するために開発されたLAMP法についての解説しました。
Giswas, B., Sakai, M., Loop-mediated isothermal amplification (LAMP) assay for detection and identification of aquaculture pathogens : current state and perspectives, Microbiology and Biotechnology April, 98, 2881-2895 (2014)       雑誌サイト
11)
山崎准教授,西山准教授(食品機能化学研究室)らの研究成果が,Human Cell誌に掲載されました。本論文では、ローズマリーに含まれる成分であるカルノソールが成人T細胞性白血病に対してアポトーシスを誘導することを示しました。2次元電気泳動を用いた解析から、そのメカニズムにはいくつかの代謝経路の関与が明らかになりました。また、細胞内のグルタチオンレベルの低下がその要因として重要であることも示唆されました。
Ishida Y, Yamasaki M, Yukizaki C, Nishiyama K, Tsubouchi H, Okayama A, Kataoka H, Carnosol, rosemary ingredient, induces apoptosis in adult T-cell leukemia/lymphoma cells via glutathione depletion: proteomic approach using fluorescent two-dimensional differential gel electrophoresis, Human Cell, 27(2), 68-77 (2014)    PubMedサイト
10)
江藤准教授(生物機能科学研究室)および水光教授、榊原(陽)教授(生体分子機能化学研究)らの研究成果が、Journal of Functional Foods誌に掲載されました。本論文では、ブルーベリー葉抽出物由来の低重合プロアントシアニジンが、ヒトT細胞白血病ウイルス1型(HTLV-1)感染細胞にアポトーシスを誘導すると共に、cyclin B1とcdc2の発現を抑制することによりG2/M期で細胞周期を止めることを見いだしました。本論文の成果は、成人T細胞白血病の発症抑制に関して、ブルーベリー茶の機能性成分に可能性が秘められていることを示唆しています。
Nagahama K, Eto N, Sakakibara Y, Matsusita Y, Sugamoto K, Morishita K, Suiko M., Oligomeric proanthocyanidins from rabbiteye blueberry leaves inhibits the proliferation of human T-cell lymphotropic virus type 1-associated cell lines via apoptosis and cell cycle arrest, Journal of Functional Foods, 6(1), 356-366 (2014)    雑誌サイト
9)
水光教授、榊原(陽)教授、黒木助教 (生体分子機能化学研究室)および西山准教授、山崎准教授(食品機能化学研究室)らの研究成果がJournal of Biochemistry誌に掲載されました。また、米国トレド大学Liu教授との国際共同成果でもあります。本論文は、モデル植物のシロイヌナズナに発現するフラボノイドの硫酸化を担う酵素を同定し、その生化学的諸性質を明らかにしました。フラボノイドは植物体内で主に配糖体として存在していますが、本酵素はフライボイド配糖体の硫酸化も担うことが明らかとなり、植物体内での新たなフラボノイド代謝経路の存在も明らかにしました。 (Hashiguchi T, Shimohira Tは、本学農工研究科の学生です。
Hashiguchi T, Sakakibara Y, Shimohira T, Kurogi K, Yamasaki M, Nishiyama K, Akashi R, Liu MC, Suiko M. Identification of a novel flavonoid glycoside sulfotransferase in Arabidopsis thaliana. J. Biochem., 155 (2) 91-97 (2014).   PubMed
8)
榊原(啓)准教授(栄養化学研究室)らの研究成果が、Journal of Steroid Biochemistry and Molecular Biology誌に掲載されました。本論文では,ケルセチン代謝物であるQuercetin-3-O-glucuronide (Q3G)が、アドレナリン受容体のアンタゴニストとしての働きを介して、ストレス誘導性の乳がんの発症を予防できる可能性を明らかにしました。
Yamazaki S, Sakakibara H, Takemura H, Yasuda M, Shimoi K.,  Quercetin-3-O-glucronide inhibits noradrenaline binding to α2-adrenergic receptor, thus suppressing DNA damage induced by treatment with 4-hydroxyestradiol and noradrenaline in MCF-10A cells, J. Steroid Biochem. Mol. Biol., (2014). [Epub ahead of print]  雑誌サイトへ  
7)
酒井教授(食品衛生・免疫学研究室)らの研究成果が、Marine Biotechnology誌に掲載されました。本論文では、クルマエビの腸管から分離した乳酸菌は、エビの免疫系を活性化することによって、プロバイオティクスとして有望であることが明らかにしました。
Maeda, M., Shibata, A., Giswas, G., Korenaga, H., Kono, T., Itami, T., Sakai, M., Isolation of Lactic Acid Bacteria from Kuruma Shrimp (Marsupenaeus japonicus) Intestine and Assessment of Immunomodulatory Role of a Selected Strain as Probiotic, Marine Biotechnology, 16(2), 181-192 (2014).   雑誌サイト
6)
榊原(啓)准教授(栄養化学研究室)らの研究成果が、Clinical Nutrition誌に掲載されました。本論文では、LECラットモデルを用いた系により、コーヒーの摂取が肝臓がんを抑制する可能性を見出しました。栄養化学研究室では、特にコーヒー中のカフェイン等の成分分析を担当しました。
Katayama M, Donai K, Sakakibara H, Ohtomo Y, Miyagawa M, Kuroda K, Kodama H, Suzuki K, Kasai N, Nishimori K, Uchida T, Watanabe K, Aso H, Isogai E, Sone H, Fukuda T.,  Coffee consumption delays the hepatitis and suppresses the inflammation related gene expression in the Long-Evans Cinnamon rat, Clin. Nutr., 33(2), 302-310 (2014).  雑誌サイト
5)
引間准教授(食品衛生・免疫学研究室)らの研究成果が、Developmental and Comparative Immunology誌に掲載されました。本論文は、コイのヘルペス病原因ウイルスであるコイヘルペスウイルスの総説。病原性、ウイルスゲノムの特徴、さらに宿主の免疫応答等について網羅的にまとめています。
Adamek M, Steinhagen D, Irnazarow I, Hikima J, Jung TS, and Aoki T., Biology and host response to Cyprinid herpesvirus 3 infection in common carp, Dev. Comp. Immunol., 43(2), 151-159 (2014).    PubMed
4)
酒井教授,引間准教授(食品衛生・免疫学研究室)らの研究成果が、Marine Genomic誌に掲載されました。本論文では、ゼブラフィッシュとメダカで、TNFαの遺伝子が2つ存在することを明らかにしました。
Kinoshita S, Biswas G, Kono T, Hikima J, and Sakai M., Presence of two tumor necrosis factor (tnf)-α homologs on different chromosomes of zebrafish (Danio rerio) and medaka (Oryzias latipes), Mar. Genom., 13, 1-9 (2014)    雑誌サイト
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佐伯教授(土壌肥料学研究室)らの研究成果が、dvance in Biology and Ecology of Nitrogen Fixation誌に掲載されました。本書の第8章(Chapter 8)で、緯度が類似しているアメリカと日本の土着ダイズ根粒菌を解析し、その群集構造を数理生態学的に比較解析した結果を解説しました。経度では全く反対にある地域でも緯度が似ていると土着化しているダイズ根粒菌の群集構造が類似していることを示しました。根粒菌生態を解明する上で非常に重要な知見が得られました。
Saeki Y. and Shiro S., Comparison of Soybean-Nodulating Bradyrhizobia Community Structures Along North Latitude Between Japan and USA, Advance in Biology and Ecology of Nitrogen Fixation, 195-223 (2014) 雑誌サイトへ
2)
西山准教授,山崎准教授(食品機能化学研究室)および水光教授,榊原(陽)教授(生体分子機能化学研究室)らの研究成果がJournal of Clinical Biochemistry and Nutrition誌に掲載されました。本論文では,αリポ酸によるガン細胞の運動抑制メカニズムとして、細胞表面に発現するβ1-integrinの局在を変化させることが重要であることを示しました。本論文の成果はαリポ酸がガン転移抑制に有効である可能性を示すとともに、αリポ酸の持つ新規な作用機構として注目されます。
Yamasaki M, Iwase M, Kawano K, Sakakibara Y, Suiko M, Ikeda M, Nishiyama K., α-Lipoic acid suppresses migration and invasion via downregulation of cell surface β1-integrin expression in bladder cancer cells, J. Clin. Biochem. Nutr., 54 (1) 18-25 (2014).    雑誌サイトへ
1)
國武教授らの研究論文のFigureが、学術雑誌の表紙を飾りました 。学術雑誌「HortScience」の2月号に掲載されている本学科 國武久登教授(植物遺伝育種学研究室)らの論文のFigureが,今号の表紙に採択されました。筆頭著者である津田さん(同研究室 博士課程3年)や國武教授らは,本論文で,在来野生種のシャシャンボ(Vaccinium bracteatum)とハイブッシュブルーベリー(V. corymbosum)との節間雑種を世界ではじめて育成し、植物組織培養を利用した高pH適応系統の効率的な選抜方法を開発しました。今回,表紙に採択されたFigureは,Fluorescein diacetateとPropidium iodideの二重蛍光染色による根の細胞活性評価を示したものです。
Tsuda H., Kunitake H., Aoki Y., Oyama A., Tetsumura T., Komatsu H., and Yoshioka K.,  Efficient in vitro screening for higher soil pH adaptability of intersectional hybrids in blueberry, HortScience, 2014, 49, 141-144  雑誌サイトへ
      

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