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宮崎大学農学部応用生物科学科は、今世紀において地球規模で人類が直面すると予測される生命・食料・環境問題に応えるために創設された学科です。

TEL. 0985-58-3834 (教務・学生支援係)

〒889-2192 宮崎県宮崎市学園木花台西1-1

佐伯雄一 (Yuichi SAEKI)
e-mail: yt-saeki(-AT-)cc.miyazaki-u.ac.jp
※(-AT-)を@に直して送信してください
所属
宮崎大学 農学部 応用生物科学科 植物機能科学領域
職名
教授
担当授業科目
基礎化学(1年次)
生命化学概論(1年次)
分析化学(2年次)
土壌肥料学(2年次)
分析化学実験(2年次)
生物工学実験(3年次)
生物機能科学実験(3年次)
植物栄養土壌環境科学特論(農学研究科)      
研究分野
土壌肥料学・土壌微生物学・微生物生態学       
研究テーマ
土着ダイズ根粒菌の遺伝生態学的研究       
高窒素固定能を有する有用根粒菌のダイズ根圏定着機構に関する研究
研究内容       
ダイズ根粒菌はダイズの根に感染して根粒と呼ばれる共生器官の中に生息することが出来ます。感染した根粒菌はバクテロイドと呼ばれますが大気中の窒素をアンモニアに変換する能力を発揮します。これを共生窒素固定と呼びます。固定された窒素はアンモニアとして宿主であるダイズに供給されます。窒素は肥料の3要素と呼ばれるように重要な元素であり、マメ科植物は根粒菌の固定窒素により窒素不足に陥ることはないばかりか、窒素固定能の高い根粒菌を感染させた場合はダイズ収量の増加が認められます。ところが窒素固定能の高い根粒菌を人工的に増やしてダイズに接種しても、元来土壌に生息している根粒菌と根粒着生過程において競争が起き、接種した根粒菌は負ける場合が多々あります。このため、ダイズ根粒菌の有効活用のためには土壌に元来生息している土着根粒菌を把握してそれに合わせた接種技術を開発する必要があると考えられます。そこで日本国内の土壌に生息する土着ダイズ根粒菌を分離し、遺伝子多型を利用して土着ダイズ根粒菌の分布を調べると、北と南では土着化している根粒菌が異なることが分かりました。また、土壌pHが8を超える環境では、アルカリ耐性を有する根粒菌が偏在していることも明らかになってきました。このように当研究室では高窒素固定能菌の迅速なスクリーニング法の確立、ならびに高窒素固定能菌の実用的接種菌濃度での土着根粒菌に対する競合能を強化し、接種効率の増進を図ることを目的とした研究を進めています。現在は、土着根粒菌の環境傾度(緯度や土壌pHの差)による分布がどのようなメカニズムが作用した結果起こったのかを実験的に証明しようと試みています。

暖地用ダイズの栽培風景
日本国内の土着ダイズ根粒菌の分布状況

バナースペース

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