Matsuo

松尾光弘(MATSUO Mitsuhiro)講師

作物学

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連絡方法
電話番号:
メールアドレス:mmatsuo@cc.miyazaki-u.ac.jp
所属:宮崎大学農学部植物生産環境科学科



担当授業科目


【 学部 】

  • 作物学各論
  • 雑草防除学
  • 植物生産環境科学基礎実験・実習Ⅰ,Ⅱ
  • 植物生産科学実験Ⅰ,Ⅱ
  • 農場実習Ⅰ,Ⅱ

【 農学研究科 】

  • 作物学特論
  • 日本科学技術事情特別講義

研究分野


【 研究分野・領域 】 ライフサイエンス領域,環境領域

【 所属学会 】

  • 日本作物学会
  • 日本作物学会九州支部会
  • 日本雑草学会
  • 九州雑草防除研究会
  • 根研究会
  • 国際アレロパシー会議

研究内容


(1)次世代エネルギーに変換可能な野生植物の栽培法の確立

  • 現在のバイオエタノール生産に利用されるトウモロコシあるいはサトウキビ等の植物が,人類にとっての食糧資源であることから,今後は野生植物の中から新たな資源植物を見い出す必要があります.そこで,現在はマメ科雑草のクズ等について,それら植物の栽培方法を確立させるための基礎的研究を行っています.
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(2)植物のアレロパシーによる雑草制御技術の確立

  • 植物が持つ化学的相互作用,つまりアレロパシー(他感作用)を利用して,除草剤に依存しない雑草制御の技術開発を行っています.現在は水稲のアレロパシー活性とそれによる雑草制御のメカニズムについて研究に取り組んでいます.
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(3)雑草の生態解明および有効な防除法の検討

  • 現在,日本の農業現場で多発生して問題となっている水田雑草および畑雑草について,その発生生態あるいは生育特性を解明するとともに,その結果を基にして除草剤の使用も含めた有効な防除法を検討しています.現在は,西日本の果樹園で多発生しているツユクサ科のマルバツユクサを中心にその生態を解明し,また併せて除草剤による有効な防除法を確立するための研究を,農薬メーカーと連携しながら実施しています.
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論文


  • 1. 松尾光弘・佐々木美祐・寺尾寛行・小川紹文 2011. イネのアレロパシー活性に対するコナギおよびアメリカコナギの感受性の差異.日本作物学会九州支部会報 77,19 – 24.
  • 2. 松尾光弘・安藤俊也・寺尾寛行・小川紹文 2011.イネのアレロパシー活性と根系形態との関係.日本作物学会九州支部会報 77,25-30.
  • 3. 松尾光弘・久藤至彦・寺尾寛行・小川紹文・安藤定美・西脇亜也 2011.サツマイモの生育および収量に対するメタン発酵消化液の施用効果.宮崎大学農学部研究報告 57,11-21.
  • 4. 松尾光弘 2011.マルバツユクサの生態と今後の動向について.九州の雑草 40,16-19.
  • 5. 松尾光弘・坂本美代・高砂志織・本間秀一朗・寺尾寛行・小川紹文 2009.南九州に発生するマルバツユクサの発生生態と生育の種子間比較.雑草研究 54(2), 77-85.

著書


  • 1.松尾光弘 他,雑草学事典,2011,日本雑草学会
  • 2.松尾光弘 2010.田畑共通雑草の発芽特性の解明と麦類におけるアレロパシー活性の品種間差異.農林水産省農林水産技術会議事務局.

総説・解説記事


  • 1.松尾光弘 2005.マルバツユクサの生態とその防除について.植調 39(2),467-478.
  • 2.郷原雅敏・松尾光弘 他 2004.“Weed Research”第43巻4~6号の内容紹介.雑草研究 49,305-308.

受賞歴


  • 2004年4月 日本雑草学会賞(奨励賞)

最近の卒論題目


  • アレロパシー活性の高いイネ品種の選抜とその雑草抑制効果について
  • 生物多様性維持のための植物種の選抜とその雑草抑制効果について
  • 水田雑草・畑雑草の発生生態
  • 畜産廃棄物から得られる副産物の作物栽培への利用の可能性

その他


  • 遺伝資源を利用した環境にやさしい作物(イネ・ムギ・ダイズなど)の栽培技術の開発,作物が持つ天然化学物質の生態メカニズムの解明とその農業への利用,作物に害を及ぼす“雑草”の防除あるいは利用に関する研究を行っています.特に,九州県内の大学では唯一“農業分野での雑草”にかかわる研究を行うことができます.